●画面色と文字

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●バリアフリーな画面色
 DOSでは背景が黒くて文字が白い。Windowsではその逆で、背景が白っぽくて文字が黒っぽいことが多いですね。ディスプレイの輝度が不充分だった時代では、背景を黒くして瞳孔を開かせることで文字を見やすくしていたわけです。例えば、欧米ではOHPに、濃紺の背景に黄色のゴシック文字の組み合わせをよく使います。

 しかし、瞳孔を開かせれば、老眼気味の人にとってはピントを合わせにくくなります。特に Windows の高解像度画面で小さなフォントを選んだ場合は、むしろ、背景を白っぽくして、文字を黒っぽくする方が見易くなります。ただし、眩し過ぎて目が疲れないように、ある程度は背景の明度・彩度を落とすように。

 Webページの中には背景を黒っぽくしたものも多く、雰囲気はよいのですが、そういうWebページでは、私には細かい文字がまったく読めません。同僚のS氏が、マウスでドラッグして画面を反転させるテクニックを教えてくれて、それで読んでる次第です。踏ん切りを付けて老眼鏡を買えばいいのですが。

 ちなみに、本サイトのオレンジ色のバーは、6の3乗=216色(ブラウザ安全色)の中の色(ffcc33)を選んでいますが、背景色の空色は、16の3乗=4096色の中の色(ddeeff)ですので、パソコンによっては不自然な色に表示されます。

●バリアフリーなフォント
 フォントによって日本語の濁点「゛」と半濁点「゜」を間違えることがよくあります。このせいでプリンストン大学とブリンストル大学を混同したりしていました。
 英文では数字の1と小文字のエル、数字のゼロと大文字のオーが紛らわしいことはよくありますね。
 98DOSではその点、よく配慮されていて間違えにくかったのですが、Windowsになって無頓着になりました。

 以下のチェック・ポイントを見て、ちゃんと識別可能なフォント及びサイズを選ぶようにしましょう。
(InternetExplorerのツール(T)のインターネットオプション(O)の全般タブで、[フォント(N)]ボタンをクリックし、「MS明朝」に変更します。)

【全角】
・l(小文字エル)とI(大文字アイ)と|(縦線、パイプ)と1(いち)
・−(ハイフォン)とー(長音)
・0(ゼロ)とO(大文字オー)
・゛(濁点)と゜(半濁点)
・。(読点)と.(ピリオド)

【半角】
・l(小文字エル)とI(大文字アイ)と|(縦線、パイプ) と1(いち)
・-(ハイフォン)とー(長音)
・0(ゼロ)とO(大文字オー)
・゙(濁点)と゚(半濁点)
・。(読点)と.(ピリオド)

●機種依存文字
 電子メールが普及し、半角カナ文字や丸数字が機種依存文字であることがかなり知られるようになりましたが、まだまだ知らず知らずのうちに機種依存文字を使っていることがあります。

=>機種依存文字


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