・Windowsキーボード操作術(自分向け)
  −ウインドウの共通的操作法

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 スタートボタンに登録されたアイテムやデスクトップ上のアイコンを選択・実行すると、デスクトップ上にウィンドウが開く。そのうちファイルやフォルダを操作するウィンドウをフォルダウィンドウという。
 ウィンドウが複数あると、手前側のみが操作可能であり、それを「アクティブな」という。アクティブなウィンドウを切り替えるには Alt+タブキーを使う。
 デクストップをアクティブにするには、Winキー+Dキー(DesktopのD)を押す。これで開いているウインドウがすべてタスクトレイにアイコン化する。もう一度 Winキー+Dキーを押すとウィンドウが元通りに開く。
注:Win+Mキーでも同様にウィンドウをアイコン化できるが、その場合に元に戻すのは Winキー+シフトキー+Mキー

タイトルバー
 ウインドウの上端はタイトルバーといって、ウィンドウを閉じたりアイコン化したり最大化したりできる。タイトルバーの右側には最小化ボタン、最大化ボタン、閉じるボタンがあるが、これはキーボードでは選択できない(たぶん)。代わりに左端にあるコントロールメニューボックス(又はシステムメニューボックス)をAlt+スペースバーで開ける。このうち視覚障がい者に必要な操作は「閉じる(C)」だろう。Alt+スペースバーの後、Cキーでウィンドウを閉じることができる。
注:下記のメニューバーのファイル(F)でも終了できるが、XだったりCだったりQだったり、必ずしもプルダウンメニューの一番下とは限らないので、Alt+スペース、Cで決まり。

メニューバー
 タイトルバーの下にはメニューバーがあり、ファイル(F)、編集(E)、表示(V)、ツール(T)、ウインドウ(W)、ヘルプ(H)などのプルダウンメニューが並んでいる。Altキーの次にカッコ内の文字キーでプルダウンメニューが開く。同時押ししなくてよいので一本足打法も大丈夫。
(右展開の罠)
 プルダウンメニューには右矢印キーでサブメニューが展開するものと、エンターでダイアログボックスが開くものがあるが、この違いが音声リーダーでは分からない。とりあえずエンターし、次にタブキーを押してみる。そこでプッとエラー音が鳴り、上下キーでサブメニューを読み上げるようなら、これは右展開型であり、タブキーでボタンやテキストボックスを読み上げるようならダイアログ型だということになる。

ツールバー
 その下にはいろいろなアイコンが並んでいてツールバーと呼ぶ。しかしこれらはタブキーでは選択できないし、結局すべてメニューバーで操作できるはずなので、次のアドレスバーを除き、ツールバーを無視するか非表示にしてよい。

アドレスバー
 フォルダウィンフドウ(エクスプローラ)やウェブブラウザでは、アドレスバーがツールバーの下にある。ここにはフォルダの位置やURLが表示される。
 アドレスバーはAlt+Dキーで選択できるし、タブキーでも選択できる。

ステータスバー
 ウィンドウの下端にはステータスバーがあるが、これはたぶん視覚障がい者には読む手段がないのでは。

フレームとタブ
 以上の各種バーを除いたウィンドウの残りの部分、つまりワープロ画面とか表計算シートとかファイルビューとかウェブ閲覧画面など、メインエリア(どうやら決まった呼び名はない)が表示される。そのエリア内でのキーボード操作はアプリケーション別キーボード操作を参照。
 なかには画面分割されている場合があり、その分割画面のそれぞれをフレームという。あるいは、タブで場面を切り替えられるようになっている場合もある。
 フレームやタブの切り替えは コントロール+タブキー。逆進するにはコントロール+シフト+タブキーである。

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