鈴木 賢一
海上支援補給基地 M.A.I.D. cafe
"M.A.I.D."は"Marine Artifice International Developmet"(海洋技術国際開発)の略。

 前回までの参加作品、海洋探査潜「アンディーヌ7Cz」の支援・補給基地ともなっている。

(審査員コメント)
・支援基地の各部の構造(ヘリポートに通じるエスカレータ、桟橋の補給物資の搬出入口ほか)がいずれもちゃんと意味を持っていて、そのデザインは見事。
・「アンディーヌ」単独で出品されていたときは、単にシンプル過ぎにしか見えず、作者のラディカルさが読みきれなかったが、今回、支援基地と一緒に描かれることによって、「アンディーヌ」のデザインまでもが生きてきている。
・支援基地の洋上デッキ上に見える連なりが、実は補給物資の運搬カートであることが、添えられたカットで分かる。デッキ上に立つ人物が小さく見えて、スケール感、支援基地の巨大さがうまく表現されている。(宮武)
・メイドのスカートの広がり方がストレート過ぎ、もうちょっとフワっと描くべき。(宮武さんの奥様)

(来場者コメント)
・メイドはやりすぎ。
・癒されそう。アキバ系の海の基地。
・今、はやりのメイドさん、いいですね。
・面白くて、ウケるかも知れない。
・遠慮しておきます。
・ついにやっちまった。
・おもしろい!
・絶対領域のないのが最大の欠点。海面とベイの間に設けるべき。(事務局注:半没水型で動揺の少ない基地本体と、浮いている潜水船が接岸する岸壁(浮き桟橋?)との間に動揺の差を吸収する仕掛けが必要との趣旨か)
・☆マル。