■数値モデル/計算コード−大気海洋結合モデル・統合モデル

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2012年2月29日更新

注:アンダーラインを付したものは地球シミュレータ用にベクトル化、並列化できていることが確認できたもの。

■大気・海洋・海氷・陸面結合モデルAOGCM(Atmosphere-Ocean General Circulation Model)
MRI-CGCM2.3.2
 気象研の大気海洋結合モデル。TL959(水平20km、鉛直60層)、AOGCMを使用?・L30、固定境界。海氷:自由漂流、リードあり。フラックス調整:熱、淡水、運動量
CFES(Coupled atmoshere-ocean-sea ice-land surface model For Earth Simulator)
 大気・海洋・海氷結合モデル。FRCGC/ESCで開発中。大気:AFES(放射:MSTRN-X)、海洋:OFES、海氷:OIFES。メゾスケール(10〜100km)現象を表現。大気:T239(約50km)L48(12層)、海洋0.25度(約25km)、50層(上層200mを20層)。Coupling間隔1時間、フラックス調整なし。フル結合四次元変分法データ同化システム4D-VARのプラットフォームに使用。
=>CFES
SINTEX-F2.0またはSINTEX-FRCGC(Scale INTeraction EXperiment)
 大気海洋結合モデル。原型はEUで開発。それを山形教授らが改良してFRCGCとの合同モデルとなった。2006年のインド洋ダイポールモード現象の1年前からの予測に成功。大気:ECHAM5(T159, L31)、海洋:OPA 0.5度、赤道0.5度、31層、自由表面モデル、河川流量も顕わに表現)、Coupler:OASIS3。ESの80ノードを使用。
MSSG(Multi-Scale Simulator for the Geoenvironment)
 階層連結型の非静力学大気海洋結合モデル。陰陽格子を使用。高橋桂子(ESC)ら。水平解像度1.9kmの全球雲解像シミュレーションに成功。
CFSv2 (NCEP Coupled Forecast System model version 2)
 NOAA/NCEPの大気海洋結合モデル。大気:GFS、海洋:MOM4、CFSv2
・BCC-CM1
2005、中国 北京気候センター、大気:T63、海洋:1.9度×1.9度、鉛直16層、自由表面
BCCR-BCM2.0
2005、ノルウェー、大気:T63、海洋:1.9度×1.9度、鉛直31層、自由表面、海氷:レオロジーとリードあり。フラックス調整なし
=>NMM XML Output for BCCR-BCM2.0
NCAR-CCSM3(Community Climate System Model)
 NCARで開発された第三世代結合気候モデル。電中研、九大応力研、ロスアラモス国立研LANLの共同研究。大気:CAM(解像度T31、T42、T85、鉛直26層)、海洋:POP(水平1度、3度、鉛直40層、計算上の北極をグリーンランドに設定)、陸面:CLM、海氷:CSIM、植生動態はLPJFlux coupler:CPL。2005、電中研も使用。大気:T85、海洋:1.4度×1.4度、鉛直26層、自由表面、海氷:レオロジーとリードあり。フラックス調整なし
=>Oceanography SectionCCSM
・CGCM3.1(T63)
2005、カナダ、大気:T63、海洋:〜1.9度×1.9度、鉛直31層、固定境界、海氷:レオロジーとリードあり。
・CNRM-CM3
2004、仏、大気:T63、海洋:〜1.9度×1.9度、鉛直45層、固定境界、海氷:レオロジーとリードあり。フラックス調整なし
・CSIRO-MK3.0
2001、オーストラリア、大気:T63、海洋:〜1.9度×1.9度、鉛直18層、固定境界、海氷:レオロジーとリードあり。フラックス調整なし
HadCM3(Hadley Climate Model)
ハドレーセンターの大気海洋結合モデル、鉛直19層、固定境界、海氷:自由漂流、リードあり。フラックス調整なし。IPCC/AW4で過去千年のシミュレーションを実施(太陽活動、火山、軌道要素、温暖化ガス、亜硫酸エアロゾル、陸面使用、オゾンとハロカーボン)
=>Control/Description
ECHAM5/MPI-OM(GCM based on ECMWF forcast models, modified and extended in HAMburg)
2005、独マックス−プランク研究所で開発。LPSBETHYLPJVICを結合。大気:T63、海洋:〜1.9度×1.9度、鉛直31層、自由表面、海氷:レオロジーとリードあり。フラックス調整なし
=>ECHAM5
ECHAM5/OPYC3(ECHAM4 atmospheric GCM+Ocean Isopycnal GCM 3)
 IPCC/AR4で過去千年の気候再現実験に参加(太陽、火山、温暖化ガス、亜硫酸エアロゾル、オゾンとハロカーボン)
・ECHO-G(ECHAM4 atmospheric GCM+HPOPE-G ocean GCM)
1999、韓国、大気:T30、海洋:〜3.9度×3.9度、鉛直19層、自由表面、海洋:レオロジーとリードあり。IPCC/AR4で過去千年の気候再現実験に参加(太陽活動、火山、温暖化ガス)。DKRZのSX-6を使用。
=>pdf2003pdf2005
・ECHO-G/MAGICC(Model for the Assessment of Greenhouse-gas Induced Climate Change)
IPCC/AR4で過去千年の気候再現実験に参加(太陽活動、火山、温暖化ガス、亜硫酸エアロゾル、オゾンとハロカーボン)
FGOALS-g1.0
2004、中国、自由表面、海氷:レオロジーとリードあり。フラックス調整なし
GFDL-CM2.1
2005、米、海洋:2.0度×2.5度、鉛直24層、自由表面、海氷:レオロジーとリードあり。フラックス調整なし
GFDL-CM2.5
 CM2.1に基づく高解像度版
GFDL-CM3
大気の鉛直解像度を向上。大気化学とエアロゾルを組み込み。MOM4.1を使用。
GFDL-ESM2M
MOM4.1のz座標を使用
GFDL-ESM2G
GOLDの等密度面座標を使用。海洋の水平分解能1度
GISS-AOM
2004、NASAゴダード、自由表面、海氷:レオロジーとリードあり。フラックス調整なし
GISS-EH, 2004、自由表面、海氷:レオロジーとリードあり。フラックス調整なし
GISS-ER, 2004、自由表面、海氷:レオロジーとリードあり。フラックス調整なし
・INM-CM3.0
2004、ロシア、大気:21層、固定境界
IPSL-CM4
2005、仏、19層、自由表面、海氷:レオロジーとリードあり。フラックス調整なし
PCM
1998、米NCAR、26層、自由表面、海氷:レオロジーとリードあり。フラックス調整なし
ECBILT-CLIO
 オランダ気候研究センターのモデル。Knuttiらが氷期のダンガード周期のシミュレーションに使用。
=>ECBILT/CLIO
NEMO(Nucleus for European Modeling of the Ocean)
 海洋NEMO-OPA(Ocean PArallelise)、海氷NEMO-LIM (Louvain la-neuve Ice Model)、生物化学NEMO-TOP (Tracer in the Ocean Paradigm)、sources minus sinks (LOBSTER, PISCES)、適合格子AGRIF、カプラーOASISで構成。Mercator Ocean、NERC、英Met Officeがサポート。 =>NEMO
COAMPS (US Navy's Coupled Ocean Atmosphere Mesoscale Prediction System)
水平解像度4kmの海洋モデルNCOMと沿岸波モデルSWANからなる。

■統合モデル/地球システムモデル
GENESIS
 気候モデル、Pollard、Thompson、LPSとしてLSXを使用
=>GENESIS Model Info
OALIM(Ocean-Atmosphere-Land-(sea) Ice Model)
 米プリンストン大、Shevliakovaほか、GFDLのAOGCMLM3を結合した統合的モデル
SLAVE+AOGCM:仏ラプラス研究所IPSL
MIROC3h(hires)(Model for Interdisciplinary Research On Climate)
 IPRC/AR4に提出した高解像度版。2004、CCRS/FRCGC/NIES、大気:T106、海洋:〜1.1度×1.1度、鉛直56層、自由表面、海氷:レオロジーとリードあり。フラックス調整なし
=>pdf
MIROC3m
 IPRC/AR4に提出した低解像度版。大気:水平約300km、鉛直20層、海洋:0.56度〜約1.4度、鉛直44層。単一の氷厚カテゴリー。
MIROC4h
 MIROC3hをもとに高解像度化。大気:水平約60km、鉛直56層、海洋:経度方向1/4度、緯度方向1/6度の海洋渦許容モデル。
MIROC5
 大気:水平約80km、鉛直40層、海洋:水平0.56度〜1.4度、鉛直50層。複数の氷厚カテゴリ。
KISSME(Kyousei Integrated earth SyStem Model on the Earth simulator/ Kyousei2 Integrated Synergic System Model of Earth)
 MIROCに炭素循環を結合した気象・炭素循環結合モデル。地球フロンティア、共生プロジェクト。こういう粋な名前が正式名になるといいけど、さて、どうなるかな?
MIROC-ESM
 JAMSTECが開発。
SEEPLUS
 筒井ら。インパルス応答に基づく気候変化・炭素循環の簡易モデル。
NCAR CSM(NCAR Climate System Model。CCSM3と同じ?)
 IPCC/AR4で過去千年のシミュレーションを実施(太陽、火山、軌道要素、温暖化ガス、亜硫酸エアロゾル、オゾンとハロカーボン)
CESM(Community Earth System Model)
 NCARが開発。大気海洋結合モデル+炭素循環を考慮した生物化学過程。
MoBiDiC(Modele Bidimensionnel du Climat)
 IPCC/AR4で過去千年の気候再現実験に参加(太陽、火山、温暖化ガス、陸面使用)
ECBilt-CLIO(ECBilt-Coupled Large-scale Ice Ocean)
 IPCC/AR4で過去千年の気候再現実験に参加(太陽、火山、温暖化ガス、亜硫酸エアロゾル)
Bern CC(Bern Carbon Cycle-Climate Model)
 エネルギー・バランス・モデル。IPCC/AR4で過去千年の気候再現実験に参加(太陽、火山、温暖化ガス、亜硫酸エアロゾル、オゾンとハロカーボン)
Climber2(Climate Biosphere Model 2)
 IPCC/AR4で過去千年のシミュレーションを実施(太陽(C14又はBe10)、火山、CO2、陸面使用)
HadCEM3(Hadley centre Coupled Eddy-permitting Model 3)
 MOSESTRIFFIDをリンクした陸域モデル+大気モデルHadCM3、英ハドレーセンター。
=>Eddy-permitting coupled model
HadGEM1(Hadley Centre Global Environmental Model/ standard Hadley Center IPCC AR4 model)
2004、〜1.3度×1.9度、38層、自由表面、海氷:レオロジーとリードあり。フラックス調整なし
=>pdf
PUM(Portable Unified Model)
 英気象庁のモデル
HiGEM(High resolution version of HadGEM)
ハドレー
=>HiGEM
UVic-ESCM(University of Victoria Earth System Climate Model)
 加ヴィクトリア大、TRIFFIDほかを結合
=>UVic-ESCM
CLIMBER(CLIMate BiosphERe model)
 独ポツダム気候影響研究所、VECODE
=>Climate and Biosphere Model - CLIMBER
NUGEM(Nihon-UK Global Environment Model)
 電中研がHadGEM1をベースに炭素循環:NPZD type、陸面動的植生:TRIFFID、大気化学:STOCHEMUKCAを組み込んだモデル
WACCM(Whole Atmosphere Community Climate Model)
 Community Atmosphere Model version 3 (CAM3)をベースに電中研が開発。
=>WACCM
COSMOS(Community Earth System ModelS)
 DKRZなどドイツで取り組まれている。ECHAM5、MPIOM、OASIS3
=>COSMOSpdf
C-ESM(CMCC-Earth System Model)
 イタリアCMCC(Centro Euro-Mediterraneo per i Cambiamenti Climatici)の大気海洋結合モデル。大気モデル:ECHAM5, 海洋モデル:OPA8.2、海氷モデル:LIM、カプラー:OASIS3. 炭素循環モジュールには陸域植生モデル:SILVA、海洋生化学モデルPELAGOSを含む。
=>CMCC Earth System Model
LOVECLIM(LOch-Vecode-Ecbilt-CLio-agIsm Model)
LOVECLIM

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