■ハインラインは美女の裸がお好き?

トップメニュー>無料の昼食なんてない
 
1999年10月24日更新

 これはもちろん、Yesである。
 実によく美女が裸になるが、その理由が、ナメクジ状生物との人類存亡を賭けた日光浴作戦だったり(人形つかい)、ただのヌーディストクラブだったり(夏への扉、栄光の道)、魔法陣での儀式だったり(栄光の道)、なにひとつ隠していない服だったり(深淵)、目覚めるとなぜか裸だったり(落日の彼方に向けて)、レミング現象だったり(大当たりの年)、グロクする(認識する、飲む、和合生成する)ためだったり(異星の客)、多次元世界を流浪する試練だったり(ヨブ)、戦闘伝書士に降りかかった試練だったり(フライデイ)、異星の習慣だったり(ウロボロス・サークル)、それぞれ一応の理屈が付いているのだ。

 美女だけが裸になるなら、単なる読者サービスなんだろうが、男性もよく裸になる(人形使い、夏への扉、栄光の道、落日の彼方に向けて、ヨブ、異星の客、愛に時間を、自由未来など)。タブーを打ち壊す象徴だったり、何一つ頼るもののないところから、どう危機を脱出するか、というハインラインの作品によく現れるテーマと相通ずるところも感じられる。


ハインライン