もちろん、ご存知、猫である。しかし、馬も結構好きなようだ。犬はあまり見かけない。
猫では、「夏への扉」のピート(護民官ペトロニウス)、「ウロボロス・サークル」、「落日の彼方に向けて」のピクセル(シュレディンガーの猫)、「人形つかい」のパイレート、「フライデイ」のミスタ・アンダーフット、「異星の客」のジュバル家に飼われているフリードリッヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(スミスと完全にグロクしあえる)、「自由未来」の赤毛のペルシャ猫のドクター・リヴィングストン・アイ・プリジュームが登場する。「愛に時間を」ではエル・ディアブロという猫の名前だけ登場する。「天翔ける少女」では主人公ポディが昔飼っていた猫にミス・ポルカ・ドット・マアムがいる。
中でも、護民官ピートの活躍は目覚しく、マイルズとベルとの戦闘、キャンプ場の管理者の懐柔など大活躍する。英文版で読むとピート語が楽しい。
馬では「栄光の星のもとに」のレイジー、「愛に時間を」のじいさん騾馬のバック。
あっ、職場の隣のS氏から「ウォルドウ」でボールダーというマスチフ犬が登場するとの指摘を頂きました。「象を売る男」ではビンドルスティッフという犬が登場。「愛に時間を」の「ある養女の話」でレイディ・マクベスがラザルスとドーラの危機を救う。
その他変わったところでは、「スターマン・ジョーンズ」のクモザルのチップス君(メス)、「宇宙の呼び声」のフラットキャット(もこもこシッポ)、「レッド・プラネット」のバウンサー又は火星ラウンドヘッド、学名:エリオセファロオウシタックス・ブロン・・・のウィリス。「栄光の星のもとに」の金星のムーブオーバー(くっつき屋、グレギャリアン、学名:ファウヌス・グレギャリウス・ヴェネリウス・スミッシィ)。
大物では、「ラモックス」のスチュワート家のペットであるラモックス。もっとも、ラモックスにとっては、スチュワート家の方が彼/彼女のペットであるらしい。