●「冒険日本号」(1964、冒険王、1968、まんが王)

 木こりの老人に拾われた捨て子の日本太郎(檜の元太郎)は、老人が残した唯一の遺産であるへんぴな山々を受け継ぐ。その山々がダム建設や観光事業のために買われて一兆円の大金持ちになり、金目当てに大勢の人々が訪れるが、太郎は姿を消す。

 太郎が出した結論は、「一兆円を世界から国境を取り除くために使う。」ということ。空飛ぶ潜水空母「日本号」を建造している間に、世界中から正義と冒険心に富んだ仲間を集めるため世界一周の旅に出かける。帰国途中に搭乗機が墜落し、漁船「第3海南丸」に救われるが、船も台風に巻き込まれ、負傷した船長(海原竜造)に代わって必死で操船し船を救う。

 完成した日本号を受け取りにきた太郎は、騒乱罪予備で警察に追われ、日本号に乗ってなんと空に飛び立つ。自衛隊機に追跡されるが、日本号の飛行甲板に強行着陸した隊長(雷(いかづち)一佐)を乗せたまま、追跡を振り切る。日本号に緊急着陸したモナカ王国のメナン大王たちとともに、首相官邸で直談判。世界中の首脳から集めた日本号の冒険を認める賛同書を見せて、総理大臣も同意書を書く。

 メナン大王は、息子のキムチ王子、コック長のチンさん、医者のドクター・ヤング博士を日本号の乗員として残していく。また、雷一佐がロケット隊長に、海原竜造船長がパイロットとなる。世界中から300人の仲間が集まり、厳しい訓練を積んでいよいよ冒険航海に出る。

 選りすぐりの6人(日本太郎、山田野三六、T・T・エリック、リン・チャオ、ワンダー・フランス、アガール・アリ)がロケット機部隊<日本号フライト>の搭乗員となる。<日本号フライト>の宇宙での訓練パトロール中に円盤型宇宙船に出会う。天才科学者が自分の身体を宇宙船にして息子と宇宙をさまよっていたもの。父が死んで少年は太郎の仲間になり、アストロと名付けられる。

 改装されてさらに高性能となった日本号は、モナカ王国を狙うスネーク団のロケット編隊の襲撃を受け、撃退するものの、被弾して操縦不能となってしまう。その間に、アストロがロケット機に乗って砂漠の中のスネーク団の本拠地を一人でやっつけてしまう。

 「日本号」は山田野博士が現代の科学の成果を全て取り入れて日本造船(株)で建造したもの。建造費約2000億円。海中/海上航行、水中翼走、マッハ15での飛行、宇宙飛行が可能。ロケット機<日本号フライト>30機を搭載する。


●「エムエム三太」(1965、少年サンデー)
・アンロック・マシン
 エムエム三太は生まれて三日にして大人並みに発達した頭脳を持つが、そのほかの機能が追いつかないため、あと一週間の命と宣告される。そこをモハメッド博士に助けられ、天才的な頭脳、念力、銃弾を受けてもすぐに再生してしまう特殊な身体を持つようになる。

 15年ぶりにマホメッド博士とともに帰国した三太を、CCCP(旧ソ連)のウルフ結社が狙う。その重要人物である大三元の娘チャイカがCIAにさらわれる。実は、CCCPは米国のロケットの機能を妨害するアンロック・マシンを日本に持ち込む陰謀を企んでおり、それを阻止しようとするCIAとの間で抗争が繰り広げられているのだ。

 チャイカとテレパシーで結ばれていることに気付いた三太は、救出に向かう。チャイカを乗せたCIAの車がヘリコプタに吊り下げられて逃走するところをCCCPに撃墜され、瀕死の重傷を負ったチャイカを三太が救い出す。大三元はCIAから多数の銃弾を受け、三太に捕らえられるが、謎の暗号(1-AM 4 65◎(99))を残して死んでしまう。

 三太は暗号を解読し、アンロック・マシンが陸揚げされる九十九里浜に向かうが、貨物船の自爆によって事件は闇に葬られる。

・ムウムウ教団の巻
 新たな敵であるムウムウ教団を追跡する三太は、あまりに多数の銃弾を受けて瀕死の状態となる。エム・ハウスにムウムウ教団の不死身の男ボースンが現れ、時限爆弾を仕掛けていくが、回復した三太が念力で信管を外す。

 三太とマホメッド・ジュニアは、富士山の裾野にあるムウムウ教団の本部を偵察しているところを発見される。三太は、ゴリゴリ博士の率いるボースンとの戦いに苦戦のすえ、かろうじて脱出するが、ジュニアは捕らえられてしまう。

 ゴリゴリ博士は、かつて、死人を復活させる研究がマホメッド博士から非難されて学会から葬り去られてしまったことを恨んで、復讐を宣言する。三太は単身で教団本部に乗り込み、自分が人造人間ではないことをゴリゴリ博士に調べてもらい、誤解を解こうとする。ゴリゴリ博士は三太とジュニアを拘束したまま、偽物の三太とジュニアをエム・ハウスに送り込む。

 三太は拘束されたまま底なし沼に放り込まれしまうが、念力によって脱出し、ボースンを倒してジュニアを解放する。エム・ハウスに現れた偽物たちもかろうじて撃退される。ジュニアが持ち帰ったムウムウ教団の戦闘機を証拠に、警察が教団本部に向かうが、謎の爆発により一夜で一面の草原に変わってしまう。ムウムウ教団は、東京を草原に変えてしまう作戦を決行しようとしているのだ。

 三太は長野県の山奥の積雪地帯に誘い込まれ、細胞が不活性になった状態で銃撃され、氷結した河川の下に閉じこめられる。猟師に発見され、かろうじて生き返った三太は、教団本部を襲撃し、発射されたロケットを念力で破壊する。

 本名は牧村三太。エムエムは、ミラクル・マイティの頭文字。15才、身長152cm。一人乗りヘリコプタであるエム・マシン、さまざまな機能を持った水陸両用車エムエム・モンスーン、エム・ハウス、ペンシル・ロケット、インパクト・ガン、石油ピッチを発射して相手の目つぶしをするピッチ・プッシャー・ガン、銃弾で穴が空いてもすぐに塞がるガム=シルキス繊維などを発明する。


●Dマック(1966、少年画報)
 力丸正吾は、小さな入り江一帯を治めていた父の残した遺産をもとに作った海事探偵事務所D・マックの探偵長である。助手のギロ、一等機関士であるポパイ、ナミちゃん、ギロの兄で陸上専門の私立探偵である黒木(オカッパ)が仲間。

 謎の男が、三日後に入港してくる漁船を守って欲しいと依頼する。手付け金1千万円、無事入港したら残り1千万円を支払うと言うが、力丸は保安庁に頼むようにと断る。
 その後、ナミちゃんの父でのんべえの阿部忠の漁船がエンジン故障で漂流。パトロール船のRIKI-MARUで救助して帰港した夜、阿部忠を家に送る途中でポパイがさらわれる。例の男がポパイを返して欲しければ仕事を引き受けるよう力丸に迫る。男はクリンチと名乗る元ヘビー級ボクサーあがりだった。

 阿部忠が身代わりとなる代わりに戻ってきたポパイと力丸は、水中円盤<スキップ・ジャック>で八丈沖に向かう。途中で無線装置が破壊される。出航前に、電気屋が探偵長に頼まれたと言って持ってきた交換用の真空管が爆発したのだった。

 一方、オカッパは、力丸に頼まれてクリンチの正体を探るうちに、海野漁業の社長であることを知る。社長の乗った車を尾行するオカッパは、後方からも、もう一人のクリンチの乗る車が追跡してきたことに驚く。その車からミサイルが発射され、脱出したオカッパは、クリンチの銃弾を受けてしまう。

 八丈島沖に到着した力丸らは、そこで新たな指令を受け取り、貨物船「海神丸」を発見。スキップJは海面から飛び上がって「海神丸」の甲板上に着船するが、瀕死の船長一人だけを発見。舵も壊されていた。意識を取り戻した船長は、船に爆弾が仕掛けられていることを告げるが、その予告時間はすでに過ぎていた。そこに、謎の潜水艦が魚雷を発射。「海神丸」は撃沈されてしまう。

 とあるホテルに呼び出された海野漁業の社長は、そこで自分そっくりに整形したクリンチと対面し、ガス銃で殺されてしまう。そこに防弾チョッキのお陰で助かったオカッパが現れ、クリンチを捕らえる。

 からくも脱出した力丸らはスキップJで謎の潜水艦を追跡。気付いた潜水艦は2隻の<ブルー・ダート>を発進させるが、スキップJはそれらを撃破する。海底の洞穴に逃げ込んだ潜水艦は、後を追って洞穴に入ってきたスキップJに魚雷を浴びせて逃走する。スキップJは円盤部分を切り離して助かるが、燃料が尽きて漂流。そこに謎の潜水艦が浮上し、力丸らは、潜水艦の船底に爆弾を仕掛けたとウソをつき、乗員が逃げ出したところを艦長を倒して潜水艦を乗っ取ってしまう。

 実は、アフリカのダイヤモンド鉱山から百億円分のダイヤが盗まれ、それを運ぶ青野漁業の貨物船を整形したクリンチが船ごと横取りしようとしたのだった。


●スキップ・レッド(1966、少年画報)
・アトム戦車の巻
 原子炉と原子砲を持ち、砂漠を潜ることのできる長さ20mもの巨大戦車「アトム戦車A・T」を米国が開発した。その戦闘実験中に、ハーケン・クロイツ団が密かに弾頭を核弾頭にすり替えた訓練用ミサイルがA・Tに直撃。真の姿を現したA・Tは、その後、地中に姿を消す。
 米国防省は悪用されることを防ぐため、100メガトンの水爆で地中のA.Tを破壊するR作戦を結構するが、その行方はついに発見されなかった。最高指揮官だったキンケード大佐は軍法会議に掛けられて追放される。

 半年後、東京湾の近くでA・Tが出現し、山野大助少年、父の山野博士、船長の3人の乗った海洋調査船を砲撃。岸に流れ着いた大助の前に、水中円盤(Dマックの<スキップ・ジャック>そっくり)に乗ったスキップ・レッドと名乗る男トムソンが現れる。
 山野博士と船長も助けられていた。トムソンは優れた理工学者で、機械化された服メックウェアに身を包む。4人は水中円盤で海底にいる潜水艦<グルップ号>に向かう。そこには行方不明になっていたキンケードがいた。

 ハーケン・クロイツは日本の予算の十倍もの利益をあげ、領土を持たない国家として、世界中に3000万人の団員がちらばっている。そのハーケン・クロイツがA・Tと引き替えに米国の西部の州の一つを要求。5日後の8月31日までに領土を引き渡さなければ、A・Tを世界のどこかの都市に上陸させるという。キンケードとトムソンは全財産をつぎ込んで<グルップ号>を建造し、A・Tを追いつめてきたのだ。

 大助とトムソンは、それぞれ潜航艇に乗って、海底に潜んでいたA・Tを攻撃するが、反撃されてしまう。一方、<グルップ号>は約15mの泥土層で覆われた海底斜面に何発もの地震弾を埋め込んでいた。そこに、A・Tが現れ、<グルップ号>に原子砲を打ち込んで撃沈する一方、A・Tも地震弾の爆発による地滑りによって、5千mもの深さの海溝に押し流されてしまう。

 キンケードと山野博士は、間一髪で水中円盤で脱出するが、A・Tは破壊間際に原爆を積んだミサイルを発射。キンケードは山野博士をカプセルで脱出させ、自分は水中円盤でミサイルを追跡し体当たりで爆破する。山野博士は、トムソン・スキンを着て潜航艇から脱出していた大助とトムソンに助けられる。

●「青の6号」(1967、少年サンデー)

・ムスカ雷撃戦の巻

 「青」は、海中航路の航海の安全と救難を目的として、太平洋を利用する各国の艦船や資金をもちよって組織された。「青の本局」(青のドーム)は、北太平洋ほぼ中央にあるマラコット海底火山(山頂の水深250m)のスリバチの底310mに置かれ、「ノボ」がその門番役を果たしている。

 太平洋の各地で攻撃型潜水艦が撃沈され、その数は6隻にのぼった。テロ団体から米ソに次ぐ経済団体になった秘密結社マックスの仕業とみられるが、これまで撃沈された海域は、どういうわけか青の本局を中心とする円状に分布していた。

 青の6号くろしお号(2,700トン、伊賀艦長、早田副長)も青のドームに帰投途中に正体不明の潜水艦(ムスカ)に尾行されるが、ノボに行動不能にされたムスカは自爆してしまう。残骸を調査した結果、動力源はインゴリン(過酸化水素)を燃料とするワルター機関に類するもので、航続時間がせいぜい12時間であることが判明した。また、ムスカの音データを元に、青の日本支局で怪潜を識別する装置「マックス・パース」が開発され、青の102救難補給艦「ちはや」(5,700トン)に積みこまれた。これを受け取るため青の全艦が集合海域に向かい、青6もフリッパーとその搭乗員、山野ケン太と沖田竜次を乗せて出動する。

 マックスの浮遊潜水艦基地「ストリーム・ベース」は、12隻の万能潜水艦ムスカの隊長としてベルグを迎えるため、浮上する。ベルグはかつてドイツ海軍きっての潜水艦長で、ソビエト海軍の潜水艦訓練学校校長としてマックスに潜水艦乗りを送り込んでいたのだ。そこに偶然に遭遇した「ちはや」が撃沈され、集合した青の潜水艦隊は、近くにあるはずのマックスの基地を求めて追撃を開始する。

 まず、青の8号パイロン(300トン、中国、マオ艦長)がムスカの1隻を撃沈するが、ストリーム・ベースに撃沈されてしまう。青6は4ノット半の海流に乗って浮遊するストリーム・ベースをついに捉えるが、ロケット弾の猛襲を受け、フリッパーが身を挺して防ぐ。青6は反撃してストリーム・ベースを破壊。続いて5隻のムスカをオトキチで撹乱し、スタンピート、魚雷、ビッグロックの全弾発射で撃破。しかし、ベルグのムスカ1号が生き残り、青6は丸腰のまま体当たりを決行するが、紙一重でかわされる。

 ベルグは青6の艦長がかつての盟友、伊賀大作であることを知り、青6に不発弾を打ち込んで立ち去るが、青の1号コーバック号(5,500トン、米国空軍所属、ギルフォード艦長)に接戦の末、撃沈されてしまう。

・ヤマトワンダーの巻
 戦艦大和の目撃が相次ぐなか、米国の原子力巡洋艦バートランドが撃沈され、錯乱した艦長がヤマトの名を口走る。海上保安庁の調査船「うみちどり」が潜水器で大和の沈没地点を調査するが、大和の姿はなく、海獣「赤ハゲ」に沈没させられる。

 コーバック号が調査に向かうが、青6も命令を無視して出港する。大和の沈没地点に到着したコーバック号は、電子頭脳ダイナがムスカ66に誘導された赤ハゲの動きに惑わされて、海底崖に激突・沈没する。

 ストリーム・ベースを破壊されたマックスは、孤島の難破船にアジトを移し、蛭田博士の「ヤマト・ワンダー計画」、赤ハゲの音波誘導実験、ムスカ潜隊の再建、そして、マックスの海底首都<ビッグ・マックス>の建設を進めていたのだ。

 パトロールに出たフリッパーはヤマトに出会い、海中を自由に泳ぎ回る改造人間たちに捕らえられる。ケン太と竜次はボガー艦長に艦内を案内され、ヤマトの驚異的な力を知らされる。フリッパーの帰投を待っていた青6は、赤ハゲに襲撃されるが、偶然発射されたオトキチによって辛くも危機を脱し、浮上して損傷した舵を修理する。その上空をコーバック号救難のためのレスキューサブが空輸される。

 青6フリッパーを諦めて本局に帰投途中、ついにヤマトに遭遇。ちょうど青の哨戒艦シャーロット号(対潜フリゲート、2,300トン)もヤマトを捉え、攻撃を開始するが、あえなく撃沈される。その間、接近した青6は、ヤマトと熾烈な闘いを繰り広げ、双方とも被弾する。この攻撃でフリッパーが収容されていた区画が破れ、ケン太らが脱出する。

 一方、青6は緊急浮上中、ヤマトに激突・大破し、伊賀艦長を洋上に残して沈没してしまう。かなりのダメージを受けて浮上したヤマトは、対潜支援空母ブルーホーク(1,600トン)からの索敵機に攻撃されるが撃墜する。

 漂流する伊賀艦長は、到着した青の3号マラコット号(2,900トン、英国、フリント艦長。707のモビー・ディックに似ている)にフリッパーの収容を頼む。ムスカの接近によって、マラコット号は急速潜航するが、ホーミング魚雷に追跡される。フリッパーの固縛索が切れ、フリッパーがタテとなったお陰で辛くも助かるが、さらにムスカに追撃されるところを、間一髪でコ−バック号二世に助けられる。コーバック号二世は、伊賀艦長と、奇跡的に再浮上に成功した青6の早田副長他の乗員を収容していた。

 青の全潜艦隊がヤマト攻撃に出動している間、赤ハゲとムスカ潜隊は青の本局を急襲。戦闘艇シャークノボが反撃するが、赤ハゲの猛攻に苦戦する。ロケット攻撃のためドームを緊急開放しため、回航されていた青の6号二世はドーム外に押し出される。対抗手段を全てなくした青のドームは、ついにB号プッシュによる緊急浮上で総攻撃をかわす。

 一方、赤ハゲは、ノボの攻撃によってムスカ66からの誘導音波が途絶えたため、暴走してムスカ潜隊を壊滅させる。生き残ったのはバトル将軍のムスカのみ。ようやく帰投したコーバック号二世は、ムスカから分離したトーピード・カプセルの攻撃をかわす間に、ムスカに真後ろにくっつかれる。危ういところを補助推進器に見せかけた艦尾ロケットでムスカを撃沈する。

 5日後、浮上している青のドームから青の6号二世コーバック号二世マラコット号らが再出撃する。青6二世は、長年マックスに潜入していた野中二尉(『丹下左膳』の闇太郎に似ている)の指示に従い、フリッパーで水中衛星タンデムを破壊。一時的に機能停止したマックスの本部ビッグマックスを特殊魚雷で撃破する。

 その他の青の所属艦隊:
ブルーベイ号(青の0号、12,000トン、補給潜水艦)
タルボット号(青の7号、2,300トン、オーストラリア、バーク艦長)
はやて(高速対潜フリゲート、1,600トン)


●新AO6  AOの潜水艦隊ブルーレイバーズの構成:
コーバックIII世(AOの1号、米国、17,000トン、ボーグ艦長)
ウイザード(AOの2号「魔法使い」、英国、マッコービー艦長)
パターシュ(AOの3号「蝶々」、カナダ、ボウ艦長)
レクイエム(AOの4号「葬儀屋」、ドイツ、カウフマン艦長、超高速魚雷アウンドドッグ搭載)
ボルガ(AOの5号、ロシア、ヤーゾフ艦長、レーザー砲、深海スコール弾、飛行船<赤い鯨>を搭載)
カムイ(AOの6号、日本、通称ドンガメ、3,600トン、外海艦長、海音寺司令、搭載艇グランパス
タイヤン(AOの7号、中国、ヤン艦長)
インディラ(AOの8号、インド、シン艦長)
ドルフィン(AOの9号、タイ、トイ艦長)
セマウル(AOの10号「キムチ樽」、韓国、キム艦長)
アウルネスト(「梟の巣」、青の監視衛星)
青の本局
・ノボ
・コブラヘッド/スネーク
・メックアイ
・迎撃戦闘艇オクトパスヘッド
 一方のジオス側は、
ハウンド・ムスカ
海中戦艦<ジオス・ガーフィッシュ>(推定100,000トン、マードック、アウルハンター搭載)
<ムスカ3号マンタ>(マジック司令、魚雷防御オクトパス8搭載)
<爆潜Q>(モッズ艦長)
などが登場。
●OVA版青6
コーバック(青の1号、米、ギルフォード艦長、デザイン:河森正冶)
マラコット(青の3号、仏、デザイン:きお誠児)
りゅうおう(青の6号、日、ドンガメ、伊賀艦長、グランパス搭載、デザイン:前田真宏。グランパスのデザインは河森正冶)
ウーメラ (青の7号、オーストラリア、デザイン:山下いくと)
商(シャン)(青の8号、中華人民共和国、デザイン:山下いくと)
シン・ハー (青の9号、シンガポール、デザイン:きお誠児)
・タイフーン級(艦名不明、青の0号)
ナガトワンダー(幽霊戦艦)
なるしお(日)
・ブルードーム(デザイン:山下いくと案を前田真宏が修正)
・ノボ(デザイン:前田真宏)

製作:渡辺 繁、宍戸史紀、村濱章司
企画:川城和美、原澤和美
プロデューサ:池口和彦、小池経利、杉山 潔、中島伸治
原作 小澤さとる
監督:前田真宏(本作が初監督作品、「FINAL FANTASY-UNLIMITED-」監督、「風の谷のナウシカ」動画、「天空の城ラピュタ」原画、「おもひでぽろぽろ」作画、「紅の豚」原画、「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」怪獣デザイン、画面設計)公式サイト
脚本:山口 宏(「ルパン三世」、「ジャイアントロボ 地球が静止する日」、「機動戦士ガンダム 灼熱の追撃 ―アフリカ戦線0079―」、「無防備都市」、「超時空世紀オーガス02」、「装甲騎兵ボトムズ 復讐の惑星シド」)
演出:千明孝一
キャラクターデザイン:村田蓮爾(紀之。「快楽天」、「エース特濃vol.5」、「S〜エス〜」、「導きの星4 出会いの銀河」、公式サイト)、草g琢仁(ベルグ、ミューテオ)
メカニックデザイン:河森正治、山下いくと、前田真宏
アニメーションキャラクターデザイン:村田俊治
美術監督:菊地正典
美術デザイン・設定:小林 治
3DCGディレクター:鈴木 朗
2DCGディレクター:福士 享
音響監督:鶴岡陽太
音楽:THE THRILL
音響制作:ユーメックス
協力:海上自衛隊
制作:GONZO
製作:バンダイビジュアル、東芝EMI、GONZO