第1回秋葉原改造OFF
AMD5x86−133の調達
まずは換装用のCPU Advanced Micro Devices のAMD5x86−P75−133SFZを探しに秋葉原のショップを探すが見つからない。しかたなくラオックス ザ・コンピュータ館でメルコのPC−9821Ne専用「HNE−33QP」を購入する。
※コプロセッサ機能付。 ※キャッシュメモリ16Kバイト内蔵。※AMD社製Am5x86−P75搭載。※レジュ−ム機能対応。※放熱スロットカバ−付き。
CPU換装
1.【道具】
たくちゃんが用意してくれた半田鏝などです。
2.【CPUを剥がす】
まずはメルコのCPUボードのCPUを剥がします。ヒートガン の先にCPUのサイズに合わせた銅板?を付けた特製機器で半田を溶かします。あらかじめCPUが浮いたら直ぐ取れるように、習字の筆を加工しそこに細い針金を取り付けものを、CPUの足の下に入れておく。
3.【CPUの半田付け】
CPUボードにCPUを取り付ける。紙テープで固定する。左にあるのは半田を吸い取る編み線「ウイック」これを余分な半田に充てながら鏝を充てると、綺麗になる。
4.【半田付け作業】
「HNE−33QP」から剥がしたCPUを実装する。向きを間違わないように足の位置をよく決める。そして、慎重に半田付け作業を行う。
5.【4倍速設定とフラックス処理】
半田が終わったら、10番ピンと11番ピンをショートさせる。これによりクロックが4倍になる。フラックスで余分な半田を取り除き、半田ブリッジがないか、足のズレ・位置などをルーペで確かめる。
6.【Lt2のCPU換装】
Lt2の基板からCPUを剥したら、フラックスをシンナー(フラックス洗浄用)でふき取ります。その後半田吸い取り線を当てながら半田ごての熱を利用して不要な半田をすべて吸い取り綺麗にする。その後、前項と同じようにCPUを半田付けする。AMDとINTELは表面の印刷方向が違うので、90度方向を変えて実装する。CPUの1番ピンを目安に位置を決める。フラックスを塗りながら半田作業は慎重に。何故かLt2はデフォルトで10番ピンと11番ピンがショートの設定になっていた。
7.【NL/AのCPU換装】
Lt2と同じ手順でCPU換装を行う。
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