Lt2の分解とHDD交換手順


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0.はじめに

Lt2は本体を分解しないと、HDDの交換ができません。分解難易度はBです。なお、言うまでもないですが、分解した時点でメーカー保証は無効になります。

必要な工具は、プラスドライバー(大、小。小は大きさが微妙なので数種類用意してください)、マイナスドライバー、ピンセット、竹串あるいは爪楊枝などです。


1.準備

分解の前に、HDDのデータ等はすべてバックアップを取り、本体後ろのバックアップメリースイッチをOFFにします。マニュアルに載っている手順でファーストバッテリを取り外します。続いて、フロッピーユニット(セカンドバッテリorPCカード増設スロット)を外します。メモリーは外さなくても支障はないですが、安全のために外せるところは全部外します。

ファーストバッテリーの下にバックアップバッテリーがあります。通常の分解ではこれも全部外しますが、Lt2の場合は外さなくても問題は出にくいです。理由は後述します。


2.第一段階

準備ができましたら、まずキーボードから外します。キーボードは[ESC]、[f4]、[f9]、[ROOLDOWN]のところにある4カ所の爪で止まっています。ここに、マイナスドライバーを差し込み下向きにこじるようにして持ち上げます。

キーボードが外れたら、フィルムケーブルを取り外します。写真のように「押さえ」を上に向かって押し出すようにします。写真では爪楊枝を使っています。ピンセットなどですると、間違って基板を傷付けかねません。割り箸や竹串などもおすすめです。

中央よりのクロスしたケーブルは、スライドパッドと、電池&スピーカー基板への配線です。この下に隠しネジがあり、これを外さないと分解できません。ここでバックアップバッテリーからの配線を外してしまうので、マザーボードへの通電はすべて切られます。ここまではショート等に十分注意して作業してください。


3.いよいよ分解

それでは本体を裏返して、ネジを外します。1〜4までは長いネジ、5〜9までは短いネジです。10は小さくて特に短いネジを使っています。ドライバーの掛かりが少ないので、ネジ頭を痛めないようにドライバーを選んで慎重に。ネジは大きさが混ざらないようにしっかり保管します。


4.問題の爪(4カ所)

本体後ろの爪は2カ所、ボトム側を内側に押し込むようにすると外れます。中央部はFDDスロットの中に爪があり、矢印方向に押しながら下(キーボード側)に押し込むように外します。

最後は前面の大きな爪です。これが一番固く、なおかつ重要な爪なので慎重に。これは、トップ側を押し込むように外します。

爪は無理に引き剥がそうとしても外れません。ぴったりと合わせた状態で、押し込むように力を入れるのがコツです。こればっかりは場数を踏むしかありませんが、慣れたらバリバリ剥がせるようになります。

作業は、ディスプレイを90度開けた状態でやるとやりやすいです。


5.いよいよ佳境です

トップとボトムが離れても、ディスプレイケーブルはまだ繋がっています。雑誌などを台にしてケーブルに無理な力がかからないように置きます。コネクタはマイナスドライバーでこじるようにしてもいいですが、やはり推奨は指先で慎重に、です。

奥の右側にあるのが電源基板です。コネクタ2カ所でささっているだけなので、慎重に抜きます。ネジ(A)を外し、HDDのフィルムケーブルを外します。ネジ(B)は今回関係ありませんが、CPUの張り替えなどをするときはこれも外します。

マザーボードは2段式になっていて、PCカードスロット両側の2つのコネクタで繋がっています。ゆっくりと引き剥がしますが、そのままだと赤外線インターフェース部分が引っかかって取れません。手前側から持ち上げるようにするのがコツでしょうか。


6.あとはお好きにどうぞ

これでHDDはガイドごと取れます。あとはお好きなHDDと入れ替えるだけです。最近のベアドライブはネジ穴位置が違うので、機種選定に留意するか適宜加工してください。ベアドライブのコネクタ部分はHDD側のピンを曲げやすいので、ここも注意が必要です。

写真のドライブは、IBM DMCA-21440 です。


7.おまけの小技

キーボードを何度も付け外ししていると、爪が緩くなってキーボードがブカブカに浮くようになってしまいます。写真は、ハガキを適当な大きさに切ってキーボードをはめ込むときに挟んでいます。たったこれだけで、ずいぶんしっかりするものです。


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