Lt2改造番外編SP交換(おまけ付き)


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スピーカーの音が・・・

Lt2標準の内蔵スピーカーはお世辞にも良い音とは言えません。サウンドカードを入れたものの、ケーブルは邪魔だし・・というわけでHDD交換の時にパームレスト裏に隙間があることに目を付け、ここに別なスピーカーを内蔵してみました。

注:この改造は、処理速度や使いやすさがアップするわけではありません。あくまで個人的な趣味とこだわりの産物ですので、よい子は真似しないでください。する人はいないと思いますが・・


なんて自然な仕上がり(^^)

まるで標準装備のような自然な仕上がりと自負していますが、見た人は皆笑います。穴を6個開けたのは、下敷きで試験して試聴した結果です。


配線と取り付け

右に置いてあるのが、標準のSPボードです。同じものからSPユニットを取り外したものをセットし、そこから配線しています。

標準のSPはダイナミック型ではありますが、インピーダンスが64オームです。取り替えたSPは8オームなので、PC本体のオーディオアンプ部の負担軽減の意味で50オームの抵抗を直列に入れてみました。しかし、音が小さくなるしノイズも減ったようではないので、後日直結に戻しました。以後、1年以上使っていますがトラブルはありません。

SPは、穴を開けた場所にブチルゴムで直接接着しました。ブチルゴムはオーディオ用のダンプ材として認知されていますから、多少なりとも音質向上に貢献するだろうという予想です。(ホントか)

SPは、ヘッドフォンなどに使われている普通のダイナミックSPです。一応何種類か試験して、一番能率が高くて漏洩磁束が少ないものを選びました。漏洩磁束の検証は、テレビの画面にくっつけて色ずれで判断しました。取り付ける場所がHDDの真上ですから、漏洩磁束に注意が必要です。


オーディオと言えるような音質ではありませんが、標準SPより音が大きく聞き取りやすいので、とても満足しています。モデムの音が少々大きすぎますが、そういうときは手で塞いだりタバコを乗っけたりして防音しています。(^^)


☆おまけ☆CPU交換とクロックアップ

CPUは一年前にAmdの Am5x86/133-P75 に交換し、25MHzの4倍速 100MHz で動作していました。電池の持ちもほとんど変わらず、発熱も気になりません。非常に安定していますが、あまり速くなったとは感じませんでした。

今回、撮影のために分解したので、ついでにベースクロックを 25MHz から 33MHz に上げてみました。CPUが元の 486DX2/50 では、速いクロックに付いてきません(起動すらしない)が、Amdなら大丈夫なはずです。

写真がピンぼけですが、クロックICの足を跳ね上げてあります。14番と15番を浮かせて16番とブリッジ、17番は浮かせるだけです。これで 33MHz の4倍 133MHz で動作しています。

少し使ってみましたが、La13と比べても極端に遅いとは感じませんので、かなり速くなっているようです。熱対策のためにCPUにシリコンシートを貼って、ボトムに入っている放熱アルミ板と密着を計ってみました。それでも底はかなり熱くなります。膝の上で使うと火傷しそうです。

長時間使うためには、もう少し積極的な放熱対策が必要だと思います。冬は良いですが、雪が解ける頃までには何とかしようと思っています。やはり、底板を切り取ってアルミボトムかな。(^^;



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