MATE ROV Competitionとは?

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2004.6.23更新

 ざっとサイトのあちこちに目を通したぐらいで、また、じっくり読んでもあまり意味が分からない箇所もあって、不確実な情報で恐縮ですが・・・。(公式ページ英文2004年大会

●大会名は?
"Annual ROV Design and Building Competition for High School & College Students"(高校生と大学生のための遠隔操縦ビークル設計・製作競技会)

●いつ?
 第3回大会は2004年6月25-27日。
●参加者は?
 高校と大学。学校単位でチームを作る。1チーム3人以上。民間、大学、研究機関等の個人が先輩として応援してよいが、製造と操縦は生徒自身の手で行うこと。

●会場は?
 全国大会の会場は米国カリフォルニア州サンタバーバラにあるカリフォルニア大学サンタバーバラ校。2003年はマサチューセッツ工科大学のZesiger Sports & Fitness Centerかも。
 地方大会がNew England (ロードアイランド大学), Texas (Alvin Community College), Southern California (スクリプス海洋研究所), Northern California (Montereey Peninsula College)で開催されているようだ。この4地域の高校・大学はそれぞれの地方大会に出場し、上位2チームが全国大会に出場。この4地域以外の高校・大学は全国大会に直接出場。

●主催者は?
 MATEセンター (Marine Advanced Technology Education Center、海洋先進技術教育センター) とMTS (Marine Technology Society、海洋技術学会)ROV委員会が主催者。MATEセンターは全米科学財団NSFのAdvanced Technological Education (ATE) Programの補助金によって設立された11のATEセンターのひとつ。
 スポンサーは公的機関が25、民間が41にものぼり、中には玩具メーカーrhinotoysも入っている。民間のいくつかはMATE ROV Competitionのページを持っていて、地域の教育に貢献していることを宣伝している(後述)。
大学・政府機関:The Marine & Oceanographic Technology Network, The Applied Research Laboratory (Pennsylvania State University), Great Lakes Environmental Research Laboratory (NOAA), Massachusetts Institute of Technology , Department of Ocean Engineering, ??NOAA, Brevard Community College, Monterey Peninsula College, Society for Canadian Women in Science and Technology, モントレイ湾水族館研究所 (MBARI), School of Engineering Science (Simon Fraser University), Deep Arch (MIT), IEEE Oceanic Engineering Society, Office of Ocean Exploration (NOAA), ウッズホール海洋研究所 (WHOI), MIT MUSEUM, 国家航空宇宙局 (NASA), Navsea (NAVY), National Undersea Research Center for the North Atlantic and Great Lakes (NOAA), Underse Research Center (NOAA), Oceanic Applied Sciences and Environmental Solutions (OASES), ONR (NAVY), スクリプス海洋研究所 (SIO/カリフォルニア大サンディエゴ校), 全米科学財団 (NSF), Marine Technology Society, National Marine Sanctuary Program web site (NOAA), Jacobs School of Engineering (UCSD),

民間:Desert Star Systems, OCEANEERING, Inc., Ocean Imaging Consultants, Inc., Kongsberg Maritime Ltd (Simrad), Perrys Lingsby Systems, Roper Resources, Sonsub (Saipem), Outland Technology, Inc., Ocean News & Technology Magazine, DiveWeb, Sea Technology (Compass Publications), Aquatic Sciences, Inc., Pen Marketing, Nuytco Research Ltd., SeaBotix, Inc., Inshore Divers, Inc., Marine Quester Tangent, Stolt Offshore, VideoRay, LCC., Carrillo Underwater Systems, Dive Patches International, Borland Software Corporation, Payload Systems Inc., SUBSALVE USA, The Historical Diving Society, SEA CON, Robotech Center, SeaView (PowerLinx, Inc.), Sound Ocean Systems, Inc., Stanley Works, Walden Media, LLC., DOER Inc., PRIZM Advanced Communication Electronics, Inc., Impulse Enterprise, Inc., Interstate Batteries, Draper Laboratory, Inc, Imagenex Technology Corp., Inuktun Services Ltd., rhinotoys, Phoenix International

●競技ルールは?
 まだ今年で第3回だが毎年競技ルール、ミッション・シナリオが変わっているみたい。
 ・第3回2004年(英文詳細
 ずいぶん長いミッション・シナリオで、要約すると、第二次大戦中に怪しげな液体物質を積んだUボートが珊瑚礁に沈没。現在に至って、リーとナンシーが曳航体(サイドスキャンソーナー)、サブボトムプロファイラー、ドロップカメラで珊瑚礁を調査し、Uボートの沈没、怪しげな液体の流出、メタンの湧出、化学合成生態系などの存在の証拠を得るが、曳航体を亡くしてしまう。そこでROVが現地確認に行くという内容のようだ。
【Explorerクラス:上級編】 30分以内に以下のタスクを行う。
1) Uボート潜望鏡トップの水深を深度計で計測
2) 冷水湧出の水温を計測
3) 樽から漏れる液体を500mlサンプリング
4) Uボート艦長のベルを発見・回収
5) 亡くした曳航体を回収
6) Uボートの長さを計測
7) 音響ピンガーを音響信号で発見し回収。4つのダミーも投入されており、目視ではなく水中マイクで発見する必要があるが、プール側壁での反射の影響を除去する工夫が必要。

【Rangerクラス:中級編】 25分で以下のタスクを行う。
1) 亡くした曳航体を回収
2) Uボート艦長のベルを発見し、それに記された艦名をTVカメラで視認
3) 液体の漏れる樽にパッチを当てて流出を止める。
4) 特定の種の魚を採取する。
5) メタンの湧出場所を発見し、その側のチューブワーム群集にタグを付ける。
6) 洞窟の中を探査し、新種のイガイ群集にタグを付ける。
7) 炭酸塩鉱物を発見しサンプリングする。

 ・第2回の昨年2003年
 タイタニック船内捜索をミッション・シナリオにしている。Openクラスと12-25クラスのどちらかを選ぶ。
・Openクラス:船体区画を模擬した鉄枠構造

を競泳プール(水深15 ft = 4.57 m以上)に沈め、その中に故障したROV"RUSTI"を模擬したもの

を置いてあって、これをROVで回収する時間(20分以内)を競う。
 ROVは4 ft = 1.219 m四方の開口を通り抜けるサイズでなければならない。RUSTIを掴む機構が必要。テザーケーブル(推奨50 ft = 15.24 m以内)で直流電流(最大48ボルト、40アンペア)と制御用信号を供給してよい。

・12-25クラス:船体区画(2階建て計4区画)を模擬した構造物

を競泳プール(水深同じ)に沈め、その中に観測プローブ"C-plobe"

20本が各所に置いてある。これを20分以内にROVで何本のC-probeを回収できるかを競う。
 ROVは24 inch = 61.0 cm四方の開口を通り抜けるサイズでなければならない。C-probeを掴むか引っかける機構が必要。回収するC-probeの得点は置かれた位置の難度によって1〜5ポイントと異なる。テザーケーブル(推奨30 ft = 9.14 m以上)で直流電流(最大12〜13.5ボルト、25アンペア)と制御用信号を供給してよい。

●補助金は?
 参加者への補助金は1チームあたり100ドルにアップ(昨年は50ドル)。これは4つの地方大会参加チームも含めて与えられる。旅費は1チームあたり1500ドルを上限として補助。そのほか大会中の宿泊費と食費もどれだけか分からないけどMATEセンター持ち。
 ほかにもCarrillo Underwater Systems社、海洋技術学会MTSなどの奨学金制度があるみたい。
 

●技術サポート、パーツは?
 民間、研究機関、政府の個人(おそらく何十ものスポンサー機関)が設計・製造段階で生徒と指導する先生に助言できるようになっていて、ただし、製造と操縦にはactiveに関わることはできないとなっている。
 具体的には、カメラ、テザーケーブル、スラスタほか部品・材料などはVideoRay社、Carrillo Underwater Systems社などスポンサー企業が参加チームだけに無料・割引価格で提供している。
 製作Tipsとして設計フローチャート、回路のトラブルシューティング、プロペラ マッチング、水中カメラ・水中マイクの製作方法が大会公式サイトに紹介。(英文詳細
 材料の調達先リンク集がずらり。ROVの作り方の本も販売されている。(英文詳細

 以上について詳しくは公式サイト英文

=>HYDROID Inc(5月8日のロードアイランド大での地方大会。サンゴ礁に沈んだUボート)
=>DiveWeb
=>Senior project team RADAR (Robot for Aquatic Development and Research)
=>ARII(sponsoring a team of seven East Chicago Central High School students)
=>Team Orlando Robotics Club
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