チャレンジャー号関係略年表


海洋大学図書館HPを元に追記。
1871年
10月26日 王立協会評議会において、世界周航ドレッジ委員会(Circumnavigating Dredging Committee)の設立が承認された。
1872年
12月 6日 Sheerness出航
12月21日 ポーツマス(英)出航
1873年
1月 3日 リスボン(ポルトガル)入港(12日まで滞在)
1月18日 ジブラルタル入港(26日まで滞在)
2月 3日 マデイラ入港(ポルトガル)
2月 7日 カナリア諸島(スペイン)のテネリフェ島停泊(14日まで滞在:カナリア諸島近海調査)
2月26日 カナリア海盆に乗り入れる。海洋調査史上初の3000ファゾム以上の深海底のドレッジ採集を行う。
3月16日 ヴァージン諸島(カリブ海の西インド諸島にある。Wiki)のセントトマス島停泊(24日まで滞在)
3月末日 サルガッソー海に乗り入れる。
4月 4日 バミューダ諸島到着(21日まで滞在:バミューダ諸島近海調査)
5月 9日 ハリファックス(カナダ)入港(19日まで滞在)
5月31日 バミューダ諸島再訪(6月13日まで滞在)
7月 4日 アゾレス諸島(Map)到着
7月27日 セントヴィンセント島到着(8月5日まで滞在)
8月27日 セントポール岩礁(中央大西洋海嶺上)到着(8月29日まで滞在)
9月14日 ブラジルのバイア(現・サルバドル)入港(9月25日まで滞在)
10月28日 喜望峰到着(12月17日まで滞在:南大洋及び南極海を調査)
1874年
3月17日 メルボルン入港(4月1日まで滞在)
4月 6日 シドニー入港(6月8日まで滞在)
6月28日 ウェリントン入港(7月7日まで滞在)
11月16日 香港入港(1875年1月6日まで滞在) (この間 トンガフィジー近海、バンダ(Banda)海、フィリピン近海を調査)
George Strong Nares艦長からFrank Tourle Thomson艦長に交代
1875年
3月 3日 アドミラルティ(Admiralty)諸島(Map)ナレス(Nares)港到着(3月10日まで滞在)(スル海を調査)
? 神戸、三原
4月11日 横浜入港(6月16日まで滞在)
4月26日 横須賀造船所にて船体の補修を行う(ー5月3日)
  この間、時の駐日イギリス公使ハリー・パークス卿・艦長・調査団員・上級士官の一行は、明治天皇に拝謁した。その後相模湾でドレッジして採取したオトヒメノハナガサに天皇に敬意を表した学名を付けたと推測。
相模湾→石廊崎→大島港→神戸→(明石海峡、瀬戸内海)→横浜
7月27日 サンドウィッチ諸島(現在のハワイ諸島)到着(8月19日まで滞在)
9月13日 Rudolf von Willemoes-Suhm 太平洋上で死亡
9月18日 タヒチ島到着(10月3日まで滞在)
11月13日 ファンフェルナンデス(Juan Fernandez)諸島(Map)到着(11月15日まで滞在)
11月19日 パルパライソ(チリ)入港(12月11日まで滞在)
1876年
1月 2日 マゼラン海峡通過(ー1月20日)
1月23日 フォークランド(Falkland)諸島到着(2月6日まで滞在)
2月15日 モンテビデオ(Monte Video、ウルグアイ)入港(2月25日まで滞在)
3月27日 アセンション(Ascension)島到着(4月3日まで滞在)
4月18日 セントヴィンセント島(カリブ海)到着(4月26日まで滞在)
5月24日 ポーツマス帰港