■海底2万里データブック−船内案内

ノーチラス号とネモ船長
 
2002年5月6日更新

■ノーチラス号の仕様
全長70m、円筒部の長さ62m。乾舷:80cm、全幅;8m
排水量水上:1356.58トン、水中容積:1500.20立方m。二重船殻構造。
速力50マイル/時。スクリュー直径6m、120rps
潜航深度バラスト調整で2000m、潜航舵で16,000m以上。
動力源海底石炭の熱を利用して海水からナトリウムを抽出。これと水銀を混ぜたブンゼン電池を動力源とする。
建造所竜骨:クルーゾ社
スクリュー軸:ロンドンのペン(株)
船体鋼板:リヴァプールのリアード社
スクリュー:グラスゴーのスコット社
タンク類:パリのカミーユ(株)
機関:プロシアのクルップ社
衝角:スウェーデンのモクラ社
諸精密器機:ニューヨークのハート兄弟社
総合組立:謎の孤島
航海機器温度計、晴雨計、湿度計、暴風予知計、羅針盤、六分儀、クロノメーター、双眼鏡、圧力計、温度水深計、時計
潜水服呼吸具:ルーケロル・ドネ・ルーズ器具、照明:ルムコルフ器具
建造費鋼材原価:1,687,000フラン、設備類:2,000,000フラン、芸術作品・コレクション:4〜5,000,000フラン

船内区画
船首空気タンク7.5m 
アロナクスの部屋
船内ツアー
2.5m 
船長室
船内ツアー
5m
大サロン(美術館、水中展望室、オルガン、噴水)
船内ツアー
10m
図書室(喫煙室)
船内ツアー
5m
食堂
船内ツアー
5m
竪孔(操舵室、ボート、) 
コンセーユとネッド・ランドの部屋2m 
調理室・食糧倉庫3m 
風呂場  
乗組員室5m 
?兵器庫兼衣服置き場 
機関室(発電装置:ブンゼン装置、モーター) 
船内ツアーは:A Walking Tour of the Nautilus(Michael & Karen Crisafulli)による。

 以上のノーチラス号の船内配置をできるかぎり原作に忠実かつ合理的に復元しようとした海外サイトがある。
=>Verne's Nautilus(Michael & Karen Crisafulli)
ノーチラス号の動力源船橋の格納方式ボートの格納方式
船殻形状(ノーチラス号のモデルとなった当時の船)/船内配置船内ツアー
サイト管理者オリジナルの3Dノーチラス号
Jean Gagneuxの模型Jean-Pierre Bouvetの船内図Dave WarrenのイラストGustav Zedeの模型その他デザイン
Ross Winansのシガー船


ノーチラス号とネモ船長