- ・Windowsの基本設定
- やはりキーボード操作が普段と同じことが望ましい。
- XPでは、フォルダウィンドウなどの左側に共通的なメニューが表示されるようになっているが、これがタブキー操作の際に余計な回り道になって大変厄介。この左側の共通メニューを消すには、フォルダウィンドウのツール(T)のフォルダオプション(O)の全般タブで「従来のWindowsフォルダを使う」にチェックする。
- Windows XPで、スタートメニューの構成をXP型かクラシック型か、視覚障がい者が使い慣れた方にする(スタートボタンを右クリックでプロパティ)。- 頻繁に使うアプリケーションはスタートメニューに登録する。これはマウスでスタートボタンにドラッグ&ドロップすれば簡単なのだが。
- デスクトップ上の使わないアイコンをどこかにしまう。
- スタートアップ時に不要なプログラムが起動していないか調べる。このためには、スタートの「ファイル名を指定して実行」でmsconfigを実行するとシステム構成ユーティリティが起動する。そのスタートアップ・タブで確認できる。
- ・IEとExcel、Word、PDF
- Webページの中にExcelファイルやWordファイルやPDFファイルがリンクしてある場合、今時のIEではご親切にもIE内にExcelシートやWordやPDFを表示する。ところが、これがJAWSでは読めない。そこでIEとは別にExcelやWordやAbobe Readerが起動するように改める。
- ExcelとWordについては、フォルダウィンドウでツール(T)のフォルダオプション(O)のファイルの種類タブのls及びdocの詳細設定(V)で「ダウンロード後に開く確認をする」と「一つのウインドウで表示する」のチェックを外す※。
※:フォルダオプションで拡張子との関連付けを設定する時、「詳細設定」ボタンがない場合がある。その時は「元に戻す」ボタンをクリックすると「詳細設定」ボタンが現れる。これが分かるまで散々苦労した。- pdfは上記の方法ではIEとは独立に起動できない(フォルダオプションの「一つのウインドウで表示する」がグレーで設定変更できない)。独立に起動するようにするには、Adobe Readerを起動し、編集(E)の環境設定(K)の分類(G)の「インターネット」で、「PDFをブラウザで表示」のチェックを外す。
ちなみに、pdf化するAbobe Acrobatは最新バージョンのものを使用する。古いバージョンだとスキャナで取り込んだpdfは音声読みしてくれないが、新しいものではOCR機能があって音声読みしてくれる。