■有人潜水シミュレーター棟と潜水訓練棟

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2002年3月9日更新

■有人潜水シミュレーター棟
飽和潜水実験シミュレータ(ヘリウムボイスの体験)
・水深300mまでの飽和潜水の医学研究や作業能力などの研究に使われてきた。
・酸素:窒素=1:4という大気のままで高圧にすると、酸素の毒性、窒素の麻酔性、空気抵抗の増大などの問題が増大する。そこで、酸素の割合を減らし、窒素の代わりにヘリウム・ガスを使用する。水素を混ぜる場合もある(トリミックス・ガス)。
・ヘリウム混合ガス中では、音声がドナルドダックのように高くなる(ヘリウム・ボイス)。水深300m、すなわち31気圧ぐらいになると、音声修正機を通じてでないと会話できない。
・当初は海底油田のメンテ技術として研究が進められたが、現在は水深30m前後の特に海洋生態系が高密度で多様な領域の生態系研究などへの応用研究に移行している。
 1999年に、フロリダ沖の珊瑚礁海域の水深17mに設置した海底実験室「アクエリアス」で日米共同の珊瑚礁研究が実施された。

■潜水訓練棟
潜水訓練プール
・自衛隊、警察、消防署、自治体など公的機関のダイバー養成に使用されている。
・休憩時間は、JAMSTEC職員の水泳に開放されている。
・一般公開時には、ミニROV操縦体験でいつも子供たちの列ができる。

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