■地質年代表

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2005年3月7日更新

(参考)
1) The geological society of america、1999、"1999 Geologic Time Scale"
2) Harland,W,B et al.、1990、"A Geologic Time Scale 1989"
3) 全地球史解読
4) 増沢富士雄、"古気候変動史"、1991、地学雑誌、Vol.100、No.6、pp.976-987
5) 高橋孝三、"深海堆積物−気候変動−人類進化"、2000、月刊地球−総特集「古環境学」、Vol.22、No.9、pp.579-586
6) 川上紳一、"全地球史ナビゲータ&データベース−生命科学と地球科学の共進化に向けて−"、2001、月刊地球−総特集「生命と地球の共進化(3)」、Vol.23、No.3、pp.157-161
7) 川上紳一、"新しい地球史−スノーボール・アース仮説からの視点"、2000、科学、Vol.70、No.5、pp.406-420
8) 田近英一、"全球凍結現象とはどのようなものか"、2000、科学、Vol.70、No.5、pp.397-405
9) 安田喜憲、"気候変動と文化の盛衰"、1999、科学、Vol.69、No.7、pp.572-577
10) 川上紳一、"縞々学−リズムから地球史に迫る"、1995、東京大学出版
11) Calvin J. Hamilton(1997-2001)=地球衝突クレーター
12) 北里 洋、大野照文、大路樹生、(財)遺伝学普及会編、"地球の進化・生命の進化"、2000、「生命の科学 遺伝」別冊No.12

13) スティーヴン・オッペンハイマー、「人類の足跡10万年全史」(原著2003-2004、草思社、2007)
=>気候変動のサイクル(日本財団)
=>ステージ11と西南極氷床の崩壊(過去50万年。日本財団)
=>過去14万年の氷期・間氷期(日本財団)

150億年前 ビッグバン
46億年前 地球誕生。太陽光度は現在の70%。地球の成層耕造の形成 12)
46〜38?億年前冥王代(Hardean) 
40億年前 小天体の衝突頻度の極大期(月面のクレータによる)10)、プレートテクトニクスの開始 12)
40(44?)〜38億年前 海の誕生
38?〜25億年前太古代(Archean) 
38億年前 生命誕生
35〜32億年前 生命の微化石
30億年以上も前 南アフリカで小惑星衝突放出物質(エジェクタ)が発見。
27億年前 2相対流からマントルオーバーターンへ→激しい火成活動→外核対流の開始→強い地球磁場の発生→宇宙放射線の遮蔽→海面への生命の進出→シアノバクテリアによる光合成の開始、海面低下→侵食→有機物の埋没→寒冷化
27億年前 大陸の急成長(最初)、真核生物の誕生?、紅色硫黄細菌の祖先と緑色硫黄細菌の祖先からシアノバクテリアが誕生した可能性。熊沢説? 地球磁場強度の急激な増加? 内核の固化が開始?10)
25億〜5.43億年前原生代(Proterozoic)先カンブリア紀?
24〜22億年前 ヒューロニアン氷河期(全球凍結?) 8)
22億年前 大気中酸素の急増(最初)
21億年前 光合成→酸素の飽和→海中鉄イオンの沈澱(赤鉄鉱、縞状鉄鉱床)、が概ね収まったことによる溶存酸素濃度の上昇、が促したところの共生による真核生物の登場。
21.5億年前 最初の多細胞生物が海洋に出現。
20億年前 オゾン層の形成、DNAの爆発的進化。二倍体遺伝子の誕生による真核単細胞動物の誕生 12)
20億年前 小天体の衝突頻度の極大期。直径100km以上の隕石孔がいくつか発見されている。10)
19〜9.5億年前 ウル超大陸(南ア、インド、オーストラリア)。ネーナ超大陸(ローレンシア、パルティカ)、アトランティカ超大陸が存在 7)
〜19億年前 シアノバクテリアの生み出した酸素分子によって縞状鉄鉱床(FIB)の形成、大気・海洋の酸素分圧が高まって真核生物が出現?
19億年前 大陸の急成長(2度目)、熊沢・古本のマゼラン星雲回帰説、丸山らのマントル対流の二層モードから全マントルモードへの遷移説。
19億年前 カナダのサドベリー、アフリカのサドベリーとブッシュベルトに隕石が落下 10)
10億年前 DNAの爆発的進化、多細胞無脊椎動物の誕生 12)
9〜7.8億年前 ロディニア超大陸が存在 7)
7.5億年前原生代後期プレ−ト沈み込み帯の広域変成帯が高温低圧型から低温高圧型に遷移→海水のマントルへの逆流開始→H2O の供給による融点、粘性の大きな低下→激しい火成活動→大陸移動の加速(結果A:太平洋(7億年前)、大西洋・インド洋(2億年前)の誕生)→海水準が600m低下→堆積岩が包み込む有機物による石油、石炭の形成→酸素濃度の急上昇→生物の多細胞化/大型化(結果B:硬骨格生物(6億年前)の出現)
7〜5億年前 大陸の急成長(3度目)
7.8〜6.2億年前 西ゴンドワナ超大陸東ゴンドワナ超大陸が存在 7)
7.6〜7億年前原生代後期スターチアン氷河期:雪玉地球(Harland/Kirschvink/Paul F. Hoffman、全球凍結?)7),8)
  陸への進出
7〜6.2億年前 縞状鉄鉱床の形成(2度目)
6.2〜5.5億年前 マリノアン氷河期又はヴァランガー(バランガー)氷河期(全球凍結?) 7),8)
6億年前 大気中酸素の急増(2度目)、超大陸が分裂、多細胞生物が出現 10)
6億年前 オーストラリアのレイクアクラマンに隕石が落下 10)
6〜5.4億年前原生代後期エディアカラ化石生物群 7)
5.8億年前〜 ローレンシア超大陸、ゴンドワナ超大陸の存在 7)
5.7億年前 中国の地層から多細胞動物の胚の卵割段階と思われる化石の発見。
5.4億年前?先カンブリア紀末大量絶滅が起きた可能性がある。
5.43億年前〜現在顕生代 (Phanerozoic) 
5.43〜2.48億年前古生代 (Palaeozoic Era)筆石、海ユリ、三葉虫
5.43〜4.90億年前 カンブリア紀 (Cambrian Period)カンブリアの大爆発」多細胞生物、硬骨格を持つ多様な動物が一斉に出現。
5.3億年前 500万年以内に多細胞動物の門レベルの多様化事変があった。
5億年前 DNAの爆発的進化、脊椎動物の誕生 12)
4.90〜4.43億前 オルドビス紀 (Ordovician period) 
4.90〜3.5億年前 オルドビス紀・シルル紀・デボン紀無氷河時代。
5〜4.4億年前 動物の科の数が2.5倍に急増。
4.43億年前 オルドビス紀/シルル紀(O/S)境界大量絶滅。温暖期の最中に、大陸が南極に達して100万年間、大陸氷床が発達し、海水準の低下と上昇(O/S境界)があった。
4.43〜4.17億年前 シルル紀植物の最初の上陸。
4億年前 大型陸上植物
4.17〜3.54億前 デボン紀 (Devonian period)「魚類の時代」。甲冑を背負った板皮類、軟骨魚類、硬骨魚類など爆破的な多様性の増大。12)
3.7億年前 デボン紀後期フラスニアン/ファメニアン(F/F)境界の大量絶滅。小天体が衝突した可能性がある。
3.54〜2.90億前 石炭紀 (Carboniferous period) 
3.4〜2.7億年前 石炭紀後期〜二畳紀前期ひとつ前の氷河時代。ゴンドワナ超大陸が南極を通過したことによりゴンドワナ氷床が発達。
? ローレンシア超大陸
2.90〜2.48億前 ペルム(二畳)紀 (Permian Period) 
2.48億年前 ペルム(二畳)紀/三畳紀(P/T)境界大量絶滅。海生生物の96%が絶滅。パンゲア超大陸の形成。大陸衝突による浅海の減少、小天体の衝突、火山活動、無酸素海洋などの可能性がある。超酸素欠乏イベント(super anoxia event)が1000万年続いた。
2.48億〜6500万年前中生代 (Mesozoic age)アンモナイト、恐竜
2.48〜2.06億年前 三畳紀 (Triassic period) 
2.14億年前 フランスのロシュショール(Rochechouart) クレーター(直径25km)、カナダのマニコーガン(Manicouagan)クレーター(100km、世界地図でも見ることができる)、セイ ント・マーティン(Saint Martin)クレーター(40km)、ウクライナにあるオボロン(Obolon)クレーター(15km)、アメリカ北部 にあるレッド・ウイング(Red Wing)クレーター(9km)の5つの連鎖クレーターが形成。⇒地球に発見された連鎖クレーター
2.06億年前 三畳紀/ジュラ紀(T/J)境界大量絶滅マニコーガン隕石孔があるが、年代が一致するかどうか測定精度が十分でない。
2.06〜1.44億年前 ジュラ紀 (Jurassic period) 
2億年〜5000万年前 ジュラ紀・白亜紀・第三紀初め無氷河期。
 中生代パンゲア超大陸の分裂
1.44億〜6500万年前 白亜紀 (Cretaceous period) 
1.25億年〜8000万年前 酸素欠乏事件(OAE)。有機泥(ヘドロ)が堆積し、黒色頁岩ができる。
1.2億年〜9000万年前 スーパークロン(地磁気の無逆転期)。大海進の時代。海水準が現在よりも300m高い。火成活動が現在の2倍。プレート運動が現在の1.5倍。両極に氷床が発達せず。大気中CO2分圧が現在の数倍。
9300万年前 白亜紀中期セノマニアン/チューロニアン(C/T)境界の絶滅事変。海洋中・深層のみで起きた。海洋の貧酸素化の可能性。2度目のOAE。
6500万年前〜現在新生代 (Cainozoic era) 
6500万年前 白亜紀/第三紀(K/T)境界大量絶滅。50〜60%の生物が絶滅。メキシコ湾ユカタン半島に小天体衝突。同時期に地球の反対側で大陸洪水玄武岩によるデカン・トラップが形成(噴出期間は50万年)。両者の関係は不明。陸上の大型動物と海洋表層の生物が絶滅。
6500万〜170万年前 第三紀 (Tertiary Era) 
5600万年前  暁新世 (Palaeocene epoch)北西太平洋での海嶺の拡大開始。
5550万年前  暁新世/始新世境界(P/E境界)LPTM(Lower Paleocene Thermal Maximum)、BFE(底生有孔虫の絶滅事件)とCIE(C13同位体比の負のスパイク)。深層水の温度上昇によるメタンハイドレートの溶出の可能性。
5000万年前  始新世 (Eocene epoch)フィッシャー・アーサーの3200万年周期の温暖期のピーク。北海道の地層からショロの葉の化石が発見される。無氷河時代の終わり。
4000万年前  始新世ドレーク海峡成立南極周回流の成立、南極大陸に小規模な氷床ができる。氷河時代の開始。
4000万年前  始新世ハワイ−天皇海山列の屈曲とプレート移動速度の低下
3400万年前  始新世/漸新世境界小天体又は彗星の衝突?
1600万年前  中新世 (Miocene epoch)3200万年周期の温暖期のピーク。本州中部にマングローブ・スワンプが存在。
1500万年前  中新世ヒマラヤ山脈、ロッキー山脈の上昇開始
1500万年前  中新世急激な寒冷化、南極氷床の巨大化、北半球の寒冷化の加速
1400万年前  中新世北極海と北大西洋を隔てていた海嶺が深く沈む。
1400万年前  中新世ラマピテクスの発見(1932年、インドで発見)。ヒトと他の類人猿の分岐と考えられたが、のちにオランウータンの系統であることが判明
1400万年前  中新世南極大陸の大部分で氷河が発達
1300万年前  中新世類人猿ピエロラピテクス・カタラウニクスの化石がスペインのバルセロナ近郊で発見(ミゲール・クルサフォン古生物学研究所)。大型類人猿の共通祖先か、共通祖先に非常に近い存在か。
970万年前  中新世類人猿サンブルピテクスの化石の発見(1982、京大ほか、ケニア)
900〜700万年前  中新世類人猿と猿人を結ぶ化石が未発見(ミッシング・リンク)
700〜600万年前  中新世最初の猿人サヘラントロプス・チャデンシス発見。脳容量はチンパンジーと変わらず(2001、ミシェル・プリュネ、チャド)
800〜500万年前  中新世安定な気候が続く
650〜500万年前  中新世南極氷床の拡大により海水準が40m低下。地中海は大西洋と孤立して内陸湖となり、蒸発堆積岩が厚く堆積する。世界中の海水の塩分濃度が2パーミル低下し、結氷温度が上昇して南極氷床がさらに発達。
600〜580万年前  中新世猿人オロリン・トゥゲネンシスミレニアム・アンセスター、2000年にケニアのトゥゲン・ヒルで発見)
580〜560万年前  中新世猿人アルディピテクス・カダバ
500〜400万年前  鮮新世 (Pliocene epoch)分子時計によるヒトとチンパンジーの分岐
440万年前  鮮新世猿人アルディピテクス・ラミドゥスラミダス猿人)発見(1994、諏訪元ら、エチオピア)。二足歩行だったかどうかは意見が分かれている。
410〜390万年前  鮮新世Australopithecus anamensis/アウストラロピテクス・アナメンシス二足歩行の明らかな証拠(1995年、北ケニアのトゥルカナ湖畔で発見)
400〜380万年前  鮮新世エチオピア北東部で最古の二足歩行猿人の化石
390〜300万年前  鮮新世アファー猿人(アウストラロピテクス・アファレンシス)「ルーシー」(1974年エチオピアのハダールで発見、D. ジョハンソン)。はっきりと直立歩行をする。脳容量375〜500 ml
360万年前  鮮新世ケニヤントロプス・プラティオプス
350万年前  鮮新世人類の二足歩行の確実な証拠(馬場悠男、タンザニア)
320万年前  鮮新世猿人の男女差が少ない可能性(ラブジョイ)
300〜200万年前  鮮新世アウストラロピテクス・アフリカヌス(1924年、南アフリカで発見)。脳容量420〜500 ml
300万年前  鮮新世ヒマラヤ山脈、ロッキー山脈の上昇が急速になる
300万年前  鮮新世寒冷化の開始、北半球での氷床の出現
  鮮新世パナマ陸橋の成立、赤道海流の消滅
  鮮新世インドーユーラシア大陸の衝突、ヒマラヤ山脈・チベット高原の発達
265万年前  鮮新世大陸氷床の著しい拡大(北西ヨーロッパのフェノスカンディア氷床、北米のローレンタイド氷床、アラスカ周辺の氷床)
300〜200万年前  鮮新世激しい乾燥・湿潤等の気候変動が生じ、わずかにホモ・アファレンシス(A.afarensis), ホモ・ハビリス(H. habilis), ホモ・エレクタス(H. erectus、直立原人)等の一握りの古人類が生き残る。
260万年前  鮮新世人類最古の石器(エチオピア)
243〜69万年前  鮮新世松山(逆転磁極)期」 (Matsuyama epoch)、さらにその前の期間を「ガウス期」 (Gauss epoch)と呼ぶ。
250〜160万年前  鮮新世ホモ・ハビリス初めて石器を使用
200万年前  鮮新世最早期のホモ・ハビリス(1972年、ケニアで発見)。脳容量750 ml
195万年前  鮮新世ホモ・エルガステル、アフリカを離れた最初の人類
180万年前〜現在 第四紀 (Quaternary Era) 
180万年前 第四紀原人がアフリカを出る
190〜10万年前 ホモ・エレクタスが火を使用。
250〜125万年前 4.1万年のラプラス周期(地軸傾斜の影響)が卓越
200〜150万年前 アウストラロピテクス・ロブストスパラントロプス・ロブストス)(南アフリカで発見)。オスゴリラに典型的に見られる特徴を有す。
130〜107万年前 ホモ・ローデシエンシス
125〜62万年前 2.1万年のクロール周期(離心率の影響)が卓越
100万年前 ホモ・エレクタスがアフリカを出る。
90万年前 MPR:Mid Pleistocene Revolution
70万年前 ヒマラヤ山脈、ロッキー山脈がほぼ現在の高さになる。
69万年前 最も最近の磁場逆転(文献によっては73万年又は78万年)。それ以降を「ブリュンヌ(正磁極)期」(Brunhes epoch) と呼ぶ。
62万年〜 10万年のミランコビッチ周期が卓越
50万年前 北京原人
ホモ・ネアンデルターレンシス(ネアンデルタール人)とホモサピエンスの共通祖先であるホモ・ハイデルベルゲンシス。この頃には話していた
30万年前 古代型ホモ・サピエンスホモ・ヘルメイ?/ホモ・イダルツがアフリカに出現。平均脳容量1400cc
23万年前 寒冷種のネアンデルタール人が中近東に出現。
19万年前〜現在 ホモ・サピエンス
19万年前 温暖種である古代型ホモ・サピエンス(archaic H. sapiens)が東アフリカで出現。
17万年前 ホモ・サピエンスの出現?
16万年前 最古の現生人類(ホモ・サピエンス・サピエンス?)の化石(デービット・ブリル、エチオピア)
12.5万年前 現代型ホモ・サピエンスがアフリカを北ルートで出るが失敗に終わる。
12.4万年前ステージ5eエーミアン(温暖期、安定な気候は短期間だった)
8.5万年前 現代型ホモ・サピエンスがいわゆる南ルートでアラビア半島南部を経由してインドにわたり、現存人類に至る。
6〜4万年前 南アフリカのナミビアで具象絵画
5.2〜4.5万年前 現代型ホモ・サピエンスがヨーロッパに進出(クロマニヨン人)。
4〜2.8万年前 現代型ホモ・サピエンス(クロマニヨン人)とネアンデルタール人がヨーロッパで共存(居住地域はほとんど重なっていない)。
3.2万年前 ヨーロッパとオーストラリアでロックアート/洞窟壁画/上部旧石器芸術。南フランスのショーベ洞窟。(ラスコー洞窟は1万5000年前)
3万年前 ヨーロッパのネアンデルタール人,東南アジアのホモ・エレクトスは少なくともこの頃まで生存していたが、その後絶滅。
2.2〜1.8万年前 最終氷期(ヴュルム−ウイスコンシン氷期)の最盛期 10)
2.2〜1.4万年前 北米大陸とユーラシア大陸の氷床が極大。厚さ3000m以上。10)
1.45万年前ターミネーションIA急激な温暖化。ベーリング・アレレード亜間氷期
1.4万年前(年縞補正) 鳥浜貝塚で隆起縄文土器を持った人々の居住開始。
1.28〜1.23万年前 温暖期の終息
1.25〜1.15万年前 ヤンガードリアス事件(寒冷期)
1.15万年前ターミネーションIB急激な温暖化。プレボレアル温暖期
1.1万年前〜現在  後氷期(完新世/Holocene) 
7000〜6000年前 縄文海進、ヒプソサーマル
6000年前 北米大陸のローレンタイド氷床がほとんど消失。10)
5000年前 現在の海水準に落ち着く。
1280年前AD720年万葉寒冷期の極期 9)
1260年前〜AD740年〜大仏温暖期(中世温暖期)9)
1120年前AD880年大仏温暖期の極期 9)
 AD1100〜1300年中世極小期(太陽黒点、オーロラ)10)
 AD1450〜1550年シュペーラー極小期(太陽黒点、オーロラ) 10)
250年前16世紀中頃〜19世紀後半北半球で小氷期
 AD1578年大規模なエルニーニョ 10)
 1645〜1715年マウンダー極小期(太陽黒点、オーロラ)、ルイ14世の時代、英国でペストが猛威をふるった。10)
 AD1728年大規模なエルニーニョ 10)
 AD1783年浅間山の大爆発、天明の大飢饉。アイスランドのラキ(ラカキガル)の火山活動が活発。10)
 AD1791年大規模なエルニーニョ 10)
 AD1815年インドネシアのタランボラ火山の大規模噴火、夏の異常低温。10)
 AD1877/78年大規模なエルニーニョ 10)
 AD1891年大規模なエルニーニョ 10)
 AD1899年大規模なエルニーニョ 10)
 AD1925/26年大規模なエルニーニョ 10)
 AD1942年大規模なエルニーニョ 10)
 AD1960年代〜70年代GSA(Great Atlantic Oscillation)
 AD1980年北米セントヘレンズ火山の噴火 10)
 AD1982年メキシコのエルチチョン火山の噴火。大量の硫黄分の放出による気温低下。10)
 AD1982/83年最大規模のエルニーニョ
 AD1997/98年最大規模のエルニーニョ
   


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