2004/2/25 - 2004/7/22


502. 初恋のきた道 西村屋  2004/07/22 (木) 08:40
今夜20:00よりNHK BS2で「初恋のきた道」
いわゆる「しあわせ三部作」と英雄(HIRO)のチャン・イーモウ監督、それにアジアン・ビューティーのチャン・ツィイーのデビュー作。
年老いた父の死の知らせに、故郷に帰る息子。悲嘆に暮れる年老いた母は、その地方の古い風習として亡き夫を大勢の人手で家まで運ぶ葬儀をしたいという。それにはかなりのお金が掛かり、普通の葬儀で済ませようとするが・・・。
母から若き日の初恋の思い出が語られる。教師としてやってきた青年。2人はやがて親しくなるが、青年は思想的問題で北京に連れ去られる・・・。
回想シーンは2人の恋が実るところで終わり、そのあと葬儀シーンとなり、2人の結婚後の人生がどんなだったか、映画では全く描かれることなく、けれどラストの数分間に見事に表現しています。



501. 「冬ソナ」の正しい見方 西村屋  2004/07/20 (火) 21:35
 韓国TVは「愛の群像」、「ホテリアー」、「初恋」、「秋の童話」などみんなとってもいい。主人公は白血病や脳腫瘍になる、横断歩道を渡れば車にはねられる、工事現場では必ず資材が降ってくる、頭を打てば記憶喪失になる、結婚は身分違いで反対される、実は血の繋がった兄妹?・・・というシチュエーションの分かりやすさが堪らない。
 「冬ソナ」だけはどうも馴染めなかったが、それはまず馴れ初めの高校時代、主人公たちがそのまま高校生役、しかも女性は化粧が濃くて不自然。それとNHKの吹き替えが田中美里はまずまずだが、ペ・ヨンジュンの声がちぐはぐ。ところがインターネット配信で韓国語音声で見るとヒロインのチェ・ジウの甘ったるい低めの声。乏しい表情の中にふと現れる怒り、哀しみ、想いに思わず惹きこまれてしまった。
 昨日から始まった「美しき日々」ではチェ・ジウとその妹役も魅力たっぷりですよ!



500. なんというか・・。 北村@ [URL]  2004/07/20 (火) 21:10

 なんと申しますか直感的には地球は遠心力の作用で回転楕円体になる。赤道が膨れる。膨れた分、中心から離れるので重力は低くなる。

 でも北村などはなんかひっかかってしまいますのですね。例えば膨れた分の重力はどうなるんだ(<中心に質量が集中していると考えればなんの問題もない?)、とか、膨れた分、遠心力はまさないだろうか?(<角運動の保存とかのために関係ないのですかね?。膨れた分、回転の速度は落ちるので相殺とか?)とか。

 とはいえ、地球の質量で赤道の重力が2分の1になる惑星ってどんなかなあ?、と。最初はサイフォンでいうところの赤道の圧力が2分の1になるのかと思ったんです(じゃあ赤道の半径を1.5倍にすればいーんだ(゜∀ ゜)/などと思っていた)。

 でも考えてみれば重量が2分の1になるのは表面近くであって、それより深いと遠心力による重量の、あるいは圧力の低下ってたいした値ではなくなるので・・・・・・。どうしたらよかろうかと。それにこの考えで正しいのかもよく分かりませぬ。

 とはいえ、

 赤道と極に重力の極端な勾配があって、それに惑星も扁平だから緯度によって単位面積あたりの日照量は極端に違うわけですよね。多分、赤道から離れるととたんに冷たくなる。

 いったいぜんたいどんな世界になるんだと・・・。高緯度地域が全部凍結しているのか、あるいは極端な温度差と気圧の違いからいつも嵐がふきあれている星になるのか???。




499. Re: さっき考えたのですが・・・ 西村屋  2004/07/20 (火) 18:42
北村さんへ
とりあえず分かったことですが、ジオイドを「等重力面」と書いたのは私の間違い。「等重力ポテンシャル面」が正しいようです。つまり、別に1Gに等しくなる必要はなし。なんせ「間違っているかもしれない用語集」だけのことはある(汗)。
 それで極と赤道を繋いだサイフォンの話ですが、重力は重心間の距離の二乗に反比例するから、重力そのものはおっしゃるとおり(例えば地球の中心まで届く穴があって、そこをずっと降りていくと、中心に近付くほど重力が小さくなる)。それに加えて遠心力の分が減る(例えば地上から3万6千km離れれば重力と遠心力が吊り合う)ので、えーと、圧力は・・・・汗、汗、汗。



498. ものぐさ 細江ひろみ  2004/07/20 (火) 03:13
>新聞と広告を分けるというのは何か理由があるんでしょうか?

単に分別の都合です。
どうしても分別しないといけなくはないのですが、分けておくと何日か前の新聞が探しやすいので、そのまま続いてしまいました。

ものぐさの記事は、大変ためになりました。
こちらこそありがとうございます。



497. さっき考えたのですが・・・ 北村@ [URL]  2004/07/19 (月) 22:28

 西村屋さま>さっき考えたのですが、非常に簡単な発想なのですけれども・・・、

 仮に極と赤道からそれぞれ地球の中心までパイプを通したとして水を満たしたと考えて、そして赤道では遠心力で重量Aの分だけ軽くなったとします。

 その分を相殺するためには重量Aの分、赤道のパイプに付け加えるとします(実際は極の水がさがって赤道があがるのでしょうけど)。それで均衡が保たれると思うのですが、赤道はこれまでの半径Rではなくて、半径R+Aの重量分の水の長さ(L)だけ長くなる。

 とすると赤道の重力はRの2乗割ることの(R+L)2乗になっているのではないかと・・・・。赤道のパイプの水の重量だか質量だかも増えているのでしょうけど、このあたりに謎を解くカギがあるのかなと思ったり・・・・。

 すると感想というか直感ですが、圧力は均衡するけど、赤道の重力は結局減るのではないかなあと思いました。どーなんでしょう?。

 テイラノサウルスの重量は6トン程度であるって見積もられていて、これだとアフリカゾウ程度ってことになりそうです。大腿骨の太さはちゃんと比べたことないんですが、ゾウよりもはるかに太いという印象をもちまする。
 走れなかったと言われますけど、ゾウ程度の運動能力はありそうです[「恐竜の力学 R.Mアレクサンダー 地人書館 1991」]。

 あと首の長い草食恐竜、たとえばブロントサウルス(<今ではアパトサウルスって言われますが)の骨はまさにハニカム構造です。
 国立科学博物館での展示標本の調査に同席したことがあるんですが、スッカスカ。首の骨や胴体の骨でも背骨の中央にへこみがあり(このまえの地球大進化で言われた気嚢のくぼみですね)、それが非常に深い。反対側のくぼみまで後1センチとか場合によっては5ミリ程度しかない場合もあります。さらにハニカム状に梁のような骨の板やキールがはり巡らされております。

 重い部分は肩や腰、脚の骨だけですね。他はスッカスカです。全身気嚢だらけってことなのかもしれませぬ。ちなみにティラノもへこみがあります。



496. Re: 回転楕円体の惑星 西村屋  2004/07/19 (月) 21:10
北村さん、どうもどうも
 「ジオイド」ですか。なんせ耳学問ですから。ジオイド=等重力面と自分で書いてるけど、おかしいですね。遠心力で赤道付近が膨らめば赤道付近の重力は重心からの距離が遠い分だけ、極点の重力より小さくならないとおかしいような気がするし、いや、それとも赤道付近は質量が沢山あるから、やっぱり等重力なのかなぁ? 海水で覆われた星を考えると、等重力でないとおかしい気もするし・・・。ちょっと勉強しなおします(汗)。

 それはそうと、恐竜と重力の謎、体型の違いだけで説明できますか? 恐竜プロの北村さんにぜひ聞きたかったところでした。
 ちょうど小田原市入生田の生命の星・地球博物館に行ってきたところですが、ゾウよりも重いティラノザウルスが2足で走るのも不思議だし、キリンよりも首の長い首長竜がヤジロベエのように首と尻尾を前後に伸ばしているのも不思議。首と尻尾は地上を這うというなら納得ですが。
 骨がハニカム構造、それに筋肉と皮が張り付いている骨皮筋エモンだったのでしょうか?
 ついでながら、日曜日のNHKの「地球・大進化」で、ペルム紀末期の大絶滅について、スーパープルームでCO2の放出〜メタンハイドレートの崩壊が招いた低酸素濃度時代に気嚢?を持つ恐竜と横隔膜を持つ哺乳類が誕生したという話、これまで知らなかったんですが、本当なら凄いですね!



494. Re: 私のものぐさ 西村屋  2004/07/19 (月) 20:38
細江ひろみさん、ものぐさTipsの書き込みありがとうございます。
 このページも一時、どこかの検索サイトで紹介されてどんとアクセスが跳ね上がったこともあり、意外に根強い人気のあるページです。その割には、なかなかものぐさTipsが集まらず。
 古新聞をダンボール箱に入れて出せるとは、意外な盲点。縛らなくても良いとはアッパレなものぐさ!
新聞と広告を分けるというのは何か理由があるんでしょうか?

 キッチンバサミは最大限活用されていますねぇ。腹ワタ、冷凍肉もですか。私の場合、トレーの肉をそのまま放り込んで、肉の塊が大きすぎるようだとフライパンやナベの中でキッチンバサミで切ることがあります。ピーマンなどの野菜もですね。
さっそく収録させていただきます。



492. 回転楕円体の惑星 北村@ [URL]  2004/07/19 (月) 18:03
 西村屋さま>おひさしゅうでございます。

 じつはちょっとジオイドで検索かけたら西村屋さんのところに飛んでまいりまして・・・。

 間の抜けた話で申し訳ないのですが、さる人が生物の重量は体積に、しかし筋力と骨の強度は断面積に比例する(注:これは正しい)、だから動物が巨大化すると重量は3乗に比例して増加するが、筋力は2乗でしか増えない(注:動物が相似形であれば成り立つ)。

 すると恐竜は計算上動けないことになる。だから中生代の地球の重力は低かったに違いない。重力がひくかった原因は自転速度が大きかったことによる遠心力で説明できる。といいました。

 まあ、これはいわずもがなに間違いでして、彼は動物が相似形であるという仮定を暗黙のうちに(気がつかないまま?)しいてしまっている。そしてそれは明らかに間違い(大型恐竜と小型恐竜は明らかにプロポーションが違う)。

 恐竜が動けなかったという問題はそもそも生じないわけですね。

 でっ、ここからが本題なのですが。地球の自転速度を速めればたしかに赤道では重力が相殺されるのですけど、これ、地球が変形しない剛体で、球体を保持したという場合ですよねえ?。

 実際のところは回転楕円体になってしまい、そしてその回転楕円体になった惑星の赤道面における地表の重力は結局1Gで落ち着くのでしょうか?(惑星に凹凸がなくて組成が均一であると仮定して)。

 どうもそうなのではないかと思って検索かけたあげくにこちらにきたのですが・・・。

 どうなんでしょう?。
 そういえばハルクレメントのメスクリンでは惑星内部の球形のコアに質量の大部分が集中しているという設定だったと思いましたが。そういう構造の星だからこそ極と赤道でどえらい重力の違いが生じるのでしょうか?。



491. 私のものぐさ 細江ひろみ  2004/07/18 (日) 20:38
新聞入れは、スーパーでもらってきたダンボール箱を二つ並べ、新聞と広告を分けて入れています。そして出すときは、箱ごと出します。

台所では、キッチンハサミが大活躍です。
袋物はもちろん、魚の腹も、冷凍肉も、ネギも、ソーセージも、わかめも、みんなちょきちょきしています。
それに味噌汁の上でネギを、フライパンの上でソーセージをきれば、まな板も使わずにすみます。



490. Re^2: 地球情報館公開セミナー 西村屋  2004/07/15 (木) 22:02
みきぱぱさんへ
やはりDVD見ないと仕方がないか。外部貸し出し不可、図書室で見るしかないので、過去のもなかなか見れません。講演内容をホームページでテキスト文字にしてくれれば全国の人が読めるので、ぜひそうして欲しいものですが。
次回のテーマは何かな?



489. Re: 地球情報館公開セミナー みきぱぱ  2004/07/14 (水) 20:52
西村さんこんばんわ。
今回のセミナーでは元パイロットの鈴木さんが、「しんかい6500」の運用を中心に、参加者にわかりやすく説明をしていました。
具体的な内容は書けませんが(多分DVDがでます、汗)、話1時間、
質問が30分で、参加者からいろいろな質問がでて、時間が足りないくらいでした。どんな質問にも真剣に回答していた職員の方々ご苦労様でした。
セミナーも有人潜水船、AUVと出たので、次はROVの運用に関する話が聞きたいですね。



488. Re^3: 宇宙の呼び声 西村屋  2004/07/13 (火) 09:49
明日菜さんへ
いやいや、単に矢野徹さんのパティオ(クローズドなBBSみたいなもの)に入っているだけで、まだ会えません。なんどかオフ会があったのですが、これ以上、土日に一人で出掛けていくのは女房の怒りが・・・。

それはそうと、ローリングストーンズの件ですが、矢野徹さんはすっかり忘却の彼方とのことでしたが、別の方から、「宇宙の呼び声」の出版年はミックジャガーがまだ5歳だったとの指摘(よく考えリャそうですよね)。ミックジャガーが「宇宙の呼び声」を読んでバンド名を付けた可能性も。
"a rolling stone gathers no moss."という言葉に影響された事例がいろいろありそうですね。

ペンネームが変わったら教えてください。



486. Re^2: 宇宙の呼び声 明日菜 [URL]  2004/07/13 (火) 00:19
矢野徹さんと面識がおありなんですね。すごい!
(初めて西村屋さんのプロフィールを拝見した時には飛び上がりましたが(笑))
後書きにも書いてありましたが、もともと、ころがり続ける石には苔はつかない・・・「絶えず活動している人はいつも清新だ」という意味の言葉があるようです。
まさにストーン一家ですよね。
歌手の方のローリングストーンズも、そちらの言葉から取ったのかな?とか思ったりしました。

ファン投票のページなど改めて見ると私、名前だけだとバカっぽいですねぇ・・・(汗)執筆の時には苗字もつけようかな。



485. の地球情報館公開セミナー 西村屋  2004/07/12 (月) 19:16
 地球情報館公開セミナーは、毎月、第2又は第3土曜日にJAMSTEC横浜研究所で開かれているんですが、毎回、なかなか面白そうなテーマです。
 耳学問の西村屋としては、ぜひ聞きに行きたいのですが、このところSFとかラジコン潜水船とか小澤さとるとか、土日に出かける日が多かったせいで女房の怒りを買ってしまい、来月のSF大会に無事参加させてもらえるよう、このところ家庭サービスに努めています(汗)。
 公開セミナーを聞きに行かれた方、ぜひどんな内容だったか教えてね。



484. Re: 宇宙の呼び声 西村屋  2004/07/12 (月) 19:10
明日菜さんへ
なるほど、原題がThe Rolling Stonesですか。どの歌に触発されたんだろう? これがストーン家の由来だとは・・・。
ハインラインがローリングストーンズのファンだったかどうか、翻訳者の矢野徹さんに聞いてみよっと。

SF書きたくなりましたか、それはいいですねぇ。実はベスト地球・海洋SFファン投票で今年から同人誌・オンライン作品賞というのができて、明日菜さんの「パンサラサの惑星」が候補作品の一つにあがっていたりして。
http://chikyu-to-umi.com/post/sf_best04.htm



483. 宇宙の呼び声 明日菜 [URL]  2004/07/11 (日) 23:55
こんにちは。やっと読みました、『宇宙の呼び声』
すごくおもしろかったです!
最初は(原題The Rolling Stonesじゃないですか)、また宇宙の○○みたいな邦題がついてるな〜、くらいに思ってたんですが
読み終わって、なるほど!!って感じでした。
いいですよね、こうして「見たい」好奇心だけが未知の地へと切り拓いていくのって・・・
私もまたSF書きたくなりました。
また見ていただけるようなものがいつか書けるように、頑張ります!



482. 映画三昧 西村屋  2004/07/11 (日) 00:54
 今日、「スパイダーマン2」を見てきました。ハリウッド映画の典型かと思ってたら、恋人にも誰にも自分の正体を知らせられないゆえのヒーローの孤独が切々と表現されていて、主人公がその孤独から癒されていく過程が心地よかった。
 先週はハリーポッターだが、こちらはゲーリー・オールドマンが出ていたことを見た後で知ったんだけど、なぜか良かったです。
 実は、一昨日が女房の50才の誕生日で、これ以降、夫婦で計2000円で映画が見れるんですよ!
 シュレック2、スチームボーイ、ハルクの動く城、LOVERS/十面埋伏、サンダーバードなど見たい作品が目白押しです。



481.  西村屋  2004/07/09 (金) 09:30
なぜか文学性の感じられる茉莉恵さんの書き込み、前と同一文面で残念。「ヨタリ顔」ってなんだろう。惜しみつつも削除しました。



480. Re: 地球の歌 西村屋  2004/07/09 (金) 09:28
「地球」(S)は2002年のようです。
http://members.jcom.home.ne.jp/ochibi-maru/s.html
http://www.pryaid.co.jp/artistlist/PrintArtistPage2.asp?aid=00037
http://www.unionjack.co.jp/whatsnew/whatsnew2.html

Sはビジュアル系ロックバンドですね。ネーミングは検索されやすさを考えた方がいい時代になりましたね。



477. Re: 大気の変貌と地球温暖化 みきぱぱ  2004/07/08 (木) 22:32
みなさんこんばんわ。
7月10日の地球情報館公開セミナーも面白そうですね。
「深海6500mの世界」
http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/EVENT/22st/



475. 地球の歌 西村屋  2004/07/08 (木) 08:08
「地球の歌」が16曲増えました。
http://chikyu-to-umi.com/SONG.HTM

このうち”S”(歌手?)の「地球」という歌の発売年が分かりません。Google検索しようにも、”S”と”地球”じゃ検索語が単純すぎて検索できず。どなたかご存知の方おられませんか?



473. 大気の変貌と地球温暖化 西村屋  2004/07/06 (火) 16:40
2004年8月4日(水)13:30 - 18:00
講演会「大気の変貌と地球温暖化 −京都議定書の先にあるもの−」
http://www.jamstec.go.jp/frcgc/jp/sympo/2004/
場所:国連大学ウ・タント会議場
プログラムと会場マップ:http://www.jamstec.go.jp/frcgc/jp/sympo/2004/program.html
入場無料、申込みはこちら
http://www.jamstec.go.jp/frsgc/jp/sympo/2004/form/



471. 「ブルー・ハイドレード〜融合〜」 西村屋  2004/07/06 (火) 09:21
6月発売の海洋SFです。
「ブルー・ハイドレード〜融合〜」(海原 零、集英社スーパーダッシュ文庫)
 潜水艦バトルものですが、舞台が惑星マム。表面の81%が海洋。謎のウイルスで陸上の人類が死滅。運良く海中にいた者だけが生き残り、ドーム都市や海山の中をくりぬいた都市で生活する世界。
 核融合・超伝導推進潜水艦に乗り込んでいる15〜19才の士官候補生たち7人が無能な上官を見限り、遺伝子工学で生まれた"カシオネ"の少女と別の潜水艦を乗っ取って・・・、というなかなか魅力的な設定。
 本編はシリーズ第1話的なものになっていて、続編が出るかは読者の反応次第とのこと。今すぐ本屋に行って買いましょう!
http://chikyu-to-umi.com/earth/battle.htm#bluehyd
 



467. Ikhtiandr計画 西村屋  2004/06/27 (日) 09:37
堀江さんへ

> なんかロシアでは、今両棲人間の子ども向けミュージ
> カルをやっているそうです。さすが、本国!

 おおっ、凄いけど、子供向けにしては渋い!(苦笑)。
 ロシアが両棲人間を好きな証拠として、1967年、黒海のタリミア海岸沖、水深12mで"Ikhtiandr"という名前の海底居住実験が行われたらしい。
 この実験では女性医師のマリア・バラーツと女性大学院生のガリーナ・グセバが3日間滞在したり、ティシュカという名前のウザギ、テンジクネズミ、ラットなんかも参加したようです。

 日本でも石垣島の石西礁湖あたりに海底居住ハビタットを置けりゃ最高なんでしょうけど。



466. Re^4: 西村屋さんへ 細江ひろみ [URL]  2004/06/26 (土) 03:49
> ロシアの作家がアルゼンチンを舞台にするなんて不思議なんですが、

このあたりは想像するしかないのですが、「今遠い国で起きている出来事」風にしたかったとか、一年を通じて温暖な憧れの美しい海を出したかったんじゃないか? そしてそんな憧れは他のロシア人にもあったんじゃないか? とか、想像しています。

PS
なんかロシアでは、今両棲人間の子ども向けミュージカルをやっているそうです。さすが、本国!



465. 愛の群像 西村屋  2004/06/25 (金) 12:35
 韓国TVドラマでは「冬のソナタ」ですが、それよりも「愛の群像」にメチャはまっています。ビデオで全15巻、1巻あたり50分番組が3回分。かなりの分量です。
 冬ソナのヨン様、ペ・ヨンジュンが孤児の兄妹の兄で働きながら大学に通う苦学生。年上の大学講師でいずれ恋人となるキム・ヘス、それに割り込む悪役となる社長令嬢に日本でも活躍しているユン・ソナ。ペ・ヨンジュンの妹もなかなかかわいい。
 ペ・ヨンジュン兄妹、叔母、親戚が一所に集まって暮らしているが、その隣人家族のポンポンと弾む会話がまた面白いのと、主人公たちが次から次へと不幸が襲う、恋愛+喜劇+悲劇です。主題歌もまたいいんですよ。



464. Re^3: 西村屋さんへ 西村屋  2004/06/25 (金) 12:24
ロシアの作家がアルゼンチンを舞台にするなんて不思議なんですが、大西洋の対岸なのと左派的な政治的状況もあって身近だったのかなぁ。当時のアルゼンチンってなかなか興味深い変革の時期だったんですね。そういうや、その後、ペロン将軍と女優エビータの時代に繋がるんですね。
すると、そんな陸上の混乱状況に対して海の世界への夢も、今の時代とまた違ったものがあったのかも。



462. Re^2: 西村屋さんへ 細江ひろみ [URL]  2004/06/24 (木) 11:32
>心したんですが、実はロボコン・ページにしか行けなかったのね(苦笑)。

 いえ、紹介させていただいたのは、そうなる以前のことでしたが(笑)

>  サルバトール博士がなぜこんなに

この小説は発表当時、「今世界の遠い向こうで実際に起きている話」という設定だったので、当時の状況がからんでくるのだと思います。

世界一次大戦も終わり、世の中は平和になり、とくにアルゼンチンは豊かでしたが、日本のバブル崩壊直前のような感じで人々が金の亡者となる一方、世界各地で軍人がのさばりはじめ、アルゼンチンもこの後軍人が大統領になり、その人が極端な労働者保護政策を取ったため、国がどんどん傾いてしまった、らしいです。

作中に「ルシタニア号を潜水艦が撃沈した」という実際の事件が出てくるあたり、そういう技術をそういうことに使いやがって、という反発が、もっと世間(当時のSFファンという狭い世界にかもしれませんが)にあったのかもしれません。

すべてまだ、推測にしかすぎないのですが。



461. 水中ロボコン・ホームページ 西村屋  2004/06/24 (木) 09:45
水中ロボコン・ホームページをオープンしました。
http://chikyu-to-umi.com/robocon/

500円前後でできるペットボトル製水中グライダー、河川浄化エコロボット、海岸清掃ロボット、魚ロボット、ラジコン潜水船、米国のROV競技会などの情報あり。



457. Re: 西村屋さんへ 西村屋  2004/06/23 (水) 16:17
細江ひろみさんへ

 本当に変ですよね。現在も変なので今晩直しますが。
 それでかどうか、ヴェルヌ・サイトに100周年記念水中ロボコンの紹介を頂き、ずいぶん幅広く覗いていただいているんだなと関心したんですが、実はロボコン・ページにしか行けなかったのね(苦笑)。

 サルバトール博士がなぜこんなに「極端な海洋開発を目指す」ようになたのか、という点は確かに全訳を読んでも唐突というかピンと来ないところですね。陸上より海の中に棲む方がずっと魅力的、あるいは人類の未来が海洋に掛かっているというような事情があるとか、それがちゃんと表現できていないと、なぜこんな手術をしちゃったのか、たった一人で寂しく海中に暮らす、恋人と一緒に暮らせない、という人形姫的悲劇の色合いが濃くなってしまいます。

 特にDVDはその悲劇部分がクローズアップされていたので、あかね書房版と全訳を読んで救われた気がしたんですが。



455. 西村屋さんへ 細江ひろみ [URL]  2004/06/23 (水) 11:59
感想を、ありがとうございます。
ここのところ、どうやっても入り口が水中ロボコンのところになってしまい、書き込みがあるのに気づかず、お礼が遅れてしまいました。

私は、サルバトール博士は、極端な海洋開発を目指す、マッドサイエンティストだったのだなあという印象を深めました。



452. Re: 両棲人間 西村屋  2004/06/20 (日) 09:42
細江ひろみさんへ
全訳、堪能させていただきました。
人魚サイトの乾杏子さんに見せて貰ったロシア映画のDVDで初めて本作品を知った時には、自分(イフチアンドル)が女性を助けたのに悪役(ズリタ)が助けたことになってしまう、人魚姫に似た雰囲気の印象が強かったんですが、今回、全訳を読んで研究所の例の動物園の詳しい描写、イフチアンドルの海中生活の描写、サルバトール博士の誠実で前向きな人柄、なぜイフチアンドルを両棲人間にしたかという動機、イフチアンドルの安住の地で海洋研究を手伝うという結末など、海洋SFテイストがたっぷり。思いっきり楽しめました。どうもありがとうございました。



451. ほとんど始めまして 細江ひろみ [URL]  2004/06/16 (水) 19:01
ほとんどこちらでは、はじめまして。

こちらでは「両棲人間」の項目で紹介されている、このごろ堂の細江ひろみです。

このたびやっとこさ、下訳レベルではありますが、ラストシーンまで翻訳することができました。

時代は1930年ごろ。書かれた当時は「今世界(ロシア)の反対側(ブエノスアイレス)で起きた奇妙な事件」といったところだったのでしょう。

海の悪魔という怪物騒ぎが起き、漁師や真珠採りたちは恐れましたが、その騒ぎに遭遇した船主ズリタは、ヤツを捉えて働かせたら大もうけできるのではないだろうか? と考え、元真珠採りバルタザールと共に行動に出ます。

ちなみに一応潜水艦も登場します。ベルヌ好きの作家が無理やり登場させたような、発進シーン以外は水上をすっとんでばっかの、ぜんぜん潜水シーンのない、潜水艦です。
たぶん潜水艦話ではないのに潜水させると、活躍して違う話になってしまうからでしょう。

かなり雑ではありますが、両棲人間に興味がある方には、ぜひ読んでいただきたく思います。



448. Re: どうもありがとうございます 西村屋  2004/06/15 (火) 15:12
ブルードーム内生活編ですか、それは楽しみですね!
仕事と著作活動の両立への道のりは厳しいと思いますが、忙中にこそ執筆意欲をかきたてられるとの説もあり、今回の仕事が片付いた暁にはエスねこパワーが大ブレークすることを期待しています!



447. どうもありがとうございます エスねこ [URL]  2004/06/15 (火) 01:47
>それにしても今度の仕事は長いですね。続編又は次の作品の執筆を心待ちにしているんですが(汗)。

今回は地獄です。なにしろモノを考えてるヒマがないですから。
青6の3章目は小澤先生も詳しく書かれていなかったブルードーム内の生活が中心になるはずなので、SF的には頭のひねりどころです。
特にアニメ版クラスの巨大なドーム構造だとエレベーターの設置が難しいんですよ。内側がドックになってるので、居住空間は球面三角の世界ですから。
とりあえず今は、スイスの登山列車風にギアを噛ませて斜めに登る「カプセル型エレベーター」を考えてます。
その他にも検証項目がいっぱいです…。
ではまた。



446. Re: 青6ページを移設しました 西村屋  2004/06/14 (月) 09:10
エスねこさん
青6ページ開設、おめでとうございます!
スピーディーな会話の飛び交うエスねこ作品の魅力をもっと多くの皆さんに知って欲しいですね!
それにしても今度の仕事は長いですね。続編又は次の作品の執筆を心待ちにしているんですが(汗)。



445. 青6ページを移設しました エスねこ [URL]  2004/06/14 (月) 01:48
お久しぶりです。エスねこです。
現在のURLが使えなくなるタイムリミットが刻々と迫っているため、「とにかく青6関連だけでも」と、@nifty の方へ移設しました。
青6専用サイトにしたので、リンクページも一新して、YASU さん、リュイさん…と青6で固めました。今後の更新はコッチのURLでやっていきますんで、リンクとかよろしくお願いします。

私信:
あれから状況は一向に変わっていません(大汗)。
結局、北海道に帰れるのは夏になりそうです…。(^^;



444. Re: シラードの「イルカ放送」 西村屋  2004/06/12 (土) 08:51
Y.Fuyunoさん、どうも初めまして
「イルカ放送」なかなかかつてのSFらしい面白い内容だったんですね。さっそくFuyunoさんのあらすじ紹介を
http://chikyu-to-umi.com/earth/iruka.htm#housou
に掲載させていただきましたがよろしいでしょうか。
これからもよろしくお願いします。
ベスト地球・海洋SFファン投票
http://chikyu-to-umi.com/post/sf_best04.htm
の方もよろしく



443. シラードの「イルカ放送」 Y.Fuyuno  2004/06/11 (金) 15:48
自然環境派SFに記載の「イルカ放送」(1963レオ=シラード)内容不明とのことですが、以前持ってました。本自体は短編集ですが、表題作は、以下のようなお話です。
・冷戦下、仮想敵国同士の科学者たちが「海洋生物を研究する」というあたりさわりのないテーマを口実に、各国協力で研究所を設立させる。
・そこで、ある日「イルカとの対話が実現した」と発表し、政治や経済に関する「イルカの提案」を発表し始める。これをイルカ放送と称する。
・また「イルカの提案に基づき」資金を巧妙に運用し、莫大な利益を生む。
・それを原資としてさまざまな事業や国際組織を運営し、
・たとえば、ある国のタカ派の要人を高給で引き抜き、閑職に据えたりする。
・これらの活動を経て、世界の経済は安定し、戦争の危機が生じるたびにそれを回避し、冷戦は収束してゆく。
・そんなある日「イルカ放送」は突然尾開示で焼失し、研究資料もいっさい失われてしまった。
という、シラードが常々提唱していた「科学者の方法で政治を行う」とこうなる、という近未来SFです。
当時の時代背景からすると、けっこう面白く読みました。



442. Re: r 西村屋  2004/06/08 (火) 15:36
r hさんへ

整体師等は「施術師」と呼ぶのが適当なようです。ですから「名医」を「名施術師」と書き変えようかと以前だいぶ迷ったことがあります。

厳密なことを言うと、おそらく医師法で医師の定義がされているでしょうから、整体師等を「医師」と呼ぶことは避けた方がいいでしょう。しかし、「名医」という言葉は法律等で定義されていないでしょうから、誰をそう呼ぶかは患者次第かと思います。

西洋医学よ、ちょっとだらしないかも、という意味も込めて、あえて「名医」という言葉を使い続けるのも手かなということで、そのままにしています。それで重大な支障があるようでしたら、変更しますが、いかがでしょうか?



441. r h  2004/06/08 (火) 12:01
接骨院などの整体師は医師ではありません。「整体師の“名医”を〜」というのは間違いです。誤解を与えるような記述はしないでください。



437. Re^2:Re^2: 久々の海洋観測ネタ  西村屋  2004/06/02 (水) 09:09
この掲示板、上司が見ているとは思えないので、伏字にしなくてもいいと思うけど。H鳳丸よりもT青丸の方が先でしょう。そろそろどこかでやっていてもおかしくないですね。
新造船検討委員会って楽しいんですよね。夢を語れるので。いずれ金が絡んでくると夢はしぼむんだけど、それでも新造ですから。
だけどサイズは最低でも近海クラスの貨物船サイズはないと、本来、海象条件から言っておかしいのですが、そんな当たり前のことがまだ当たり前でないという。



436. Re:Re^2: 久々の海洋観測ネタ  HMS  2004/06/02 (水) 01:51
>「数万トン級の船体に数kmのケーブル、ヘリ小型船深海調査船装備等々」・・・・いいですねぇ。やっぱり船は数万トンぐらいないと。地球を対象にするなら。
台風直下の暴風圏観測用に40万トンタンカーなんかいいと思うんですが。

 勘弁してください。建造費だけでウチの予算消え失せます(涙)。おまけに中部太平洋だとどこの港にも入れないような・・・そういやH鳳丸の代替船ってどうなったんです?何か研究部会があるらしいですけど。



435. Re^2: 久々の海洋観測ネタ 西村屋  2004/06/01 (火) 10:09
「数万トン級の船体に数kmのケーブル、ヘリ小型船深海調査船装備等々」・・・・いいですねぇ。やっぱり船は数万トンぐらいないと。地球を対象にするなら。
台風直下の暴風圏観測用に40万トンタンカーなんかいいと思うんですが。



433. Re: 久々の海洋観測ネタ HMS  2004/05/31 (月) 01:44
NS60さん、こんにちは。

>大陸棚調査との関わりですと、大型船はS洋とTa洋、中型はM洋、K洋、Te洋ですか?

 そうです。大型船を大陸棚の連中に巻き上げられまして、現在Argo投入&観測はK洋だけです。この船すんごい小さくて、14日しか航行できないので実運用は10日。おまけに航行区域が「限定近海」のために、パラオやグアムには入港できません(爆)。

>理想の大型測量船で、〜数万トン級の船体に数kmのケーブル、ヘリ小型船深海調査船装備等々とあって、
前後と比較していや〜突っ込まれないかなと余計な心配を。

 いやほら、書いてるのは水路切っての名物男T氏なんで・・・

>K洋は土日の観閲式に出ると聞いたのですが。

 はい、いました。私はなぜか「モギリの兄ちゃん&案内係」を仰せつかって今日も顔を真っ赤にしながら働く羽目に・・・



432. Re: 久々の海洋観測ネタ NS60  2004/05/31 (月) 01:06
> 久々の海洋観測ネタに呼ばれたような気が。
いえ、あの、間違ってたらフォローお願いしますうって、お2人にフォローしていただいてますね(^_^)

>HMSさま
大陸棚調査との関わりですと、大型船はS洋とTa洋、中型はM洋、K洋、Te洋ですか?
間違ってましたらすみません。
今月の「世界の艦船」(浴玩でなく雑誌)にでてましたね。
記事中の”理想の艦艇を求めて−海洋情報業務用船−”(やはり水路部測量船でも良いような気が)で、
理想の大型測量船で、〜数万トン級の船体に数kmのケーブル、ヘリ小型船深海調査船装備等々とあって、
前後と比較していや〜突っ込まれないかなと余計な心配を。
小型船で1週間の調査ともあってこれは大変そうですね。
他の記事でも「大陸棚問題」、中国海洋調査船問題とありました。
ゲテモノ?潜水艦やタイフーン級もあってなかなか。
K洋は土日の観閲式に出ると聞いたのですが。

>みきぱぱさま
> エナメル線の有線をやめて、無線で自動的に担当者までデータを送れるようなものは出来ないでしょうか?
うう、昔USAで?超音波発振器付球を投下して潮流を計るというのがありました。
SonicBallだったかな。カタログで見ただけでしたが。
JMAのボランティアシップにXBT/XCTDデータをインマル経由で
送るものはあるそうです。

東京湾から太平洋まで採水というと大掛かりですね。
またお話楽しみにしてます。



431. ようやく2004ベスト海洋SF 西村屋  2004/05/30 (日) 22:59
 下のメール、なんか消すと悪いような気のする宣伝メールですね。
 それはそうと、ようやく、2004年ベスト地球・海洋SFのファン投票に先立つノミネート募集です。
http://chikyu-to-umi.com/post/sf_best04.htm
 新作賞を国内と海外の2部門に増やし、オールタイムベスト賞は切り口を思いっきり変えて、なるべく多彩な埋もれた名作にさまざまな角度から光を当ててみました。
大いに皆さんからのご意見を期待しています。
 それに併せて、地球・海洋SF文庫
http://chikyu-to-umi.com/SF.HTM
の分野別構成を大幅に変更しました。総目録のリンクはまだ未修正なのでご注意!



429. おっ、久々の登場ですね! HMS  2004/05/29 (土) 00:07
>久々の海洋観測ネタに呼ばれたような気が。(え、お呼び出ない、笑)

 え?呼びましたよ〜。ネタ仕掛けておけば、確実に釣れますから(笑)。

>東京湾を出て太平洋に出ると移動距離が長くなりほっとしましたが、生活時間が不規則で慣れるのが大変。でも太平洋の日の出はきれいだったです。

 最近、「通達」とやらで、酒も飲めなければ麻雀もできないので、船側の人間がやたら気が立っているので怖いです。はい。おまけにでかい2隻は大陸棚に持っていかれてしまい、今は中型船で観測をする羽目に・・・これ、2000mしか伸びないんで、すぐにワイヤーがキンキンに張ってしまって・・・もっとひどいと逆に船が引っ張られてしまいます。お願いですから、船返してください(涙)。

>あなたがやればとは、とうとう言えませんでした(笑)

 私は日々公言していたせいか、とうとう陸上勤務になってしまいました。嫌われもんだったんでしょうね(爆)。

>エナメル線の有線をやめて、無線で自動的に担当者までデータを送れるようなものは出来ないでしょうか?

 10年位前に今の職場が流星バースト通信でやってましたけど・・・あれどうなったんだろ??



428. 久々の海洋観測ネタ みきぱぱ  2004/05/28 (金) 22:25
みなさんこんばんわ。
久々の海洋観測ネタに呼ばれたような気が。(え、お呼び出ない、笑)
私は昔、東京湾で採水作業をしたことがあります。
水深が浅く測点が多いので、24時間ほど寝ずに水汲みしていました。
これはちょっとつらかったな。交代制でなく全員総出の作業でした。
東京湾を出て太平洋に出ると移動距離が長くなりほっとしましたが、生活時間が不規則で慣れるのが大変。でも太平洋の日の出はきれいだったです。

作業に文句をいう人は私以外いませんでしたが(^^;、
細かいところまで注文をつける人はいましたね。
あなたがやればとは、とうとう言えませんでした(笑)

>投捨て式観測機器ももっと
エナメル線の有線をやめて、無線で自動的に担当者までデータを送れるようなものは出来ないでしょうか?
(よくクレームをいただきました、笑)



427. 「みらい」と海洋観測 NS60  2004/05/27 (木) 19:43
>その下のローマ字表記の”MIRAI”の下にも「MUTHU」×
「MUTSU」でした。おまけにYASUさんのHPのみらい見学会に
ちゃんと出てたし、、、m(_ _)m

>半年で493観測点、すごい、といっても船上で観測した事がない人には?(大多数かと?)
僭越ながらちょっと説明(間違えていたらフォローお願いします)。
1観測点で採水器付CTD観測装置を上下させて観測するとして
水深は通常1000m?〜大洋底約5000m?、1m/毎秒でウィンチ上下させて、
例の自動揚収、揺動補償機構付ウィンチ使ったとしても観測時間は約1時間〜3時間。
で、CTDデータは今はPCで処理できるとしても、観測後に各水深で採水した海水(検体)を各々塩分、溶存酸素、栄養塩、全炭酸値他を
研究室で計測する、と。
自動分析装置を使うにしても、分析時間が2〜3人×2〜3時間?かかると。
で、こういう観測を事前の計画に基づいて12時間間隔とか、きついと6時間間隔とかでこなしていく、と。
で、それが510回!いかにみらいが大型観測船で揺れが少ないにしろ、
いやいや御苦労様でした〜。
(で、船上又は帰ってから各々研究者のデータ解析が継続する、と)
(投捨て式観測機器ももっと、、、(^^)v



426. 海洋観測(困った編) HMS  2004/05/27 (木) 00:30
こんにちは。

>半年で493観測点、CTD採水器投入数が510、ケーブル繰り出しが延べ1,800km。船内でのサンプルの分析数が(アルカリ度:7,994検体、全炭酸:8,072検体、塩分:17,467検体、溶存酸素:20,929検体、栄養塩:72,602検体)、これは通常の2年分の分析を半年で実施したことになるそうです。

 凄い。海象条件の良くない時もあるはずなのによくこれだけできましたね。中には「自分の必要とする検体じゃない」とか、「水が冷たいから触りたくない」とか、わけの判らんこと言い出す人間が居るのに・・・こういうのは後ろからどついて落としちゃ駄目ですかね?



423. Re: 「みらい」の船名の下に 西村屋  2004/05/21 (金) 16:30
NS60さんへ

「みらい」はまだ下関のドックでしたっけ。南太平洋一周航海についてはボチボチいろんな話が伝わってきて、なかなか凄くりっぱな観測だったようです。公式サイト
http://www.jamstec.go.jp/beagle2003/jp/index.html
にもいろんなエピソードが豊富に紹介されていますが、先日、あるセミナーで聞いた話では、半年で493観測点、CTD採水器投入数が510、ケーブル繰り出しが延べ1,800km。
船内でのサンプルの分析数が(アルカリ度:7,994検体、全炭酸:8,072検体、塩分:17,467検体、溶存酸素:20,929検体、栄養塩:72,602検体)、これは通常の2年分の分析を半年で実施したことになるそうです。観測技術員の皆さんは本当にご苦労様でした。



422. 黒潮大蛇行は発生するか 西村屋  2004/05/21 (金) 08:34
JAMSTEC地球フロンティア研究システムのJCOPE海洋変動予測システムが、6月以 降に紀伊半島の南東沖において黒潮蛇行が発生することを予測したとのこと。
http://www.jamstec.go.jp/frsgc/whatsnew/2004/0517/index.html

たしか大蛇行というのはもう十年以上生じていなくて、もう大蛇行はないのではと予測した人もいたんじゃなかったっけ? 今回のは中なのか大なのかな?



421. 「みらい」の船名の下に NS60  2004/05/20 (木) 19:52
おひさしぶりです。
南太平洋を一周してきた「みらい」、見る機会がありました。
以前に書かれていた船名の下、じっくり見たらありました。
”み”と”ら”の間に「む」、”い”の下に「つ」。(右舷です)
その下のローマ字表記の”MIRAI”の下にも「MUTHU」。
ちょっと秘密(ってほどでも?)を知った感じ。
今年はTRITONブイメンテの他に北氷洋へ行く、とも聞きましたが。
でも、他の船も気を付けて見ると前の船名が残ってる船、ありますね。




420. Re: ハーラン・エリスンの 西村屋  2004/05/12 (水) 22:41
明日菜さん、どうもどうも
歩武君でしたっけ、大きくなりました? よその子が大きくなるのは早いけど。
さて「・・・、愛をさけぶ」は編集者が付けたんですか。作者のこと、ちょっとズルいなと誤解したSFファンが多かったかもしれないね。
インパクトある題名って「たったひとつの冴えたやりかた」とか「最終兵器彼女」とか「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」とか「地球の長い午後」とか「地球の緑の丘」とか「ソラリスの陽のもとに」とか「その顔はあまたの扉、その口はあまたの灯」とかをちょっともじって自分の題名にしちゃっても構わないんだ。といっても、題名の重さに負けない内容の作品を書くのは大変だろうけど。



418. ハーラン・エリスンの 明日菜 [URL]  2004/05/11 (火) 00:37
西村屋さんお久しぶりです、こんにちは。
「けもの」の方ですが、数年前に読んだとき全く意味がわからなくて、今もう1度読み返してみました。
こんなに時間をかけ頭を使って読んだ短編は初めてです(汗)
以前は、こんな表現は逃げだとか1人よがりだとか、本当に表現力があればこんな書き方はしないとかボロクソに思ってたんですが、、今回なんとなく理解できたような気がします。
とっても深いです。
まぁ、それだけなんですが・・・久しぶりに顔を出してみたくてカキコしてしまいました。
機会があれば西村屋さんも読んでみて下さい。

「世界の中心で、愛をさけぶ」の方は、著者は別のタイトルをつけていたらしいんですが編集(?)の方が、インパクトがあるからと今のものをつけたそうですね。



417. アイデア 北村@ [URL]  2004/05/10 (月) 02:06
 ああ、なるほど衝突の50万年前ですか^^)。もし噴出期間が50万年間ならペルム紀ー三畳紀の大絶滅に関係するっていうシベリアン・トラップぐらいの短さだなあと思ったので。おやっと思った次第なのです。

 ブルーホール>なんか、聞いた話では星野さんの作品はハードSFマニアって人から嫌われるみたいですけんども。例えば小天体衝突でワームホールが開くっていうぶっとびなアイデアを出すからでしょうか?。

 北村としてはもっとぶっとびなアイデアの方が大好きで、まあだからフランク・ハーバートなんか好きなんでしょうけども^^)>薬を飲むと安全な航路が見えちゃいますっていう馬鹿馬鹿しい設定とか。



416. Re: リンク 西村屋  2004/05/09 (日) 23:49
北村さんへ
 リンクしていただきありがとうございます。【相互リンク】の文字を付けさせていただきます。

 さて、デカン高原の50万年は、噴出開始が小天体衝突より50年前だということで、噴出期間はもっと長いと思います。ただこのあたり、新しい論文で覆る可能性もありますよね。
 それと、この50年前が本当だとすると、ちょうど真反対側のユカタン半島での小天体衝突がデカン高原の原因になった可能性は、否定されたわけですが、小天体衝突でマントル/コア内にワームホールが形成され、時空を越えた流れが生じたとしたら、50年前もありかも。星野之宣「ブルーホール/ブルーワールド」でそのような説明をしていて驚かされました。




415. リンク 北村@ [URL]  2004/05/09 (日) 18:36
西村屋さま>北村のヒリヒリとリンクさせていただきました〜〜〜。

 世界の中心で>SFの方の題名はしばしば見て、エヴァンゲリオンの最終回もこれの題名を使っておりましたですね^^)。

 でっ、くだんの映画はそうですか高校生の悲恋ですか。CMでは助けてくださーいい、っていっておりましたけども。

 さて、

 西村屋さんのコンテンツを見ていて、デカントラップの噴出した時間は50万年って書いてあったと思うのですけど、この期間であれが形成されたんでしょうか?。ずいぶん早いですね。



414. 世界の中心で、愛をさけぶ 西村屋  2004/05/09 (日) 17:43
 昨日、女房と「世界の中心で、愛をさけぶ」を見てきました。簡単に言えば高校生の悲恋物語で、大人になった主人公の思い出話の形で語られます。映画のロケ地が以前住んでた牟礼町の隣、庵治町だったのもあって、映像もストーリーも楽しめました。
 題名の吸引力で原作の本(片山恭一著)を買った人も多かったんじゃないでしょうか? この題名、何度も本屋のハヤカワSFコーナーで見掛けた本、ハーラン・エリスン『世界の中心で愛を叫んだけもの』 "The Beast that Shouted Love at the Heat of the World "、読んだことはないけど、これにちなんだものですね。
 エヴァンゲリオンの最終回サブタイトルも「世界の中心でアイを叫んだけもの」となっていたそうです。大元の本が読みたくなりましたね。



413. 707 Revolution/Mission:02 西村屋  2004/05/04 (火) 07:35
先週、「サブマリン707 Revolution/Mission:02」が到着しました。音楽と海の表現が素晴らしいですね。タービダイト、深海長谷、Shallow Water Flow、密度躍層、内部波というような海洋現象が潜水艦戦で登場するのも画期的ではないでしょうか。
もっと詳しい感想は瀧乃屋YASUさんの「小沢さとるの席」の特設スレッドに書き込ませていただいています。
http://babu.com/~takinoya/satoru/readres.cgi?bo=satoru&vi=1083078261
皆さん、どうか買って下さい! 真の完結編(Mission:03)が出るかどうか売り上げにかかっているみたいなので。



412. まさにしかり 北村@ [URL]  2004/04/28 (水) 12:12
 西村屋さま>そうですねえ、北村、初めてネットの便利さに遭遇いたしました^^;)もはや二度とお目にかかれまいと思っていた小説でしたのに・・。

 ちなみに、下に引用した名台詞、あれはおじいちゃんの台詞ではないです。調査でとうのおじいちゃんを失った青年の台詞なのですよね。子供のころ、この台詞は印象的でした。これが北村のいまにまでいたる宇宙への認識ですなあ〜〜〜。

 宇宙は地獄なり。

 でも、いざとなれば片道切符でもエウロパの海に潜るのですかねえ。



411. Re: どうもそうらしいです 西村屋  2004/04/28 (水) 09:11
ついに見付かりましたね。
インターネットって素晴らしい! 題名も作者も分からないのに
「少年少女」と「SF」だけで見付かるんですから。
情報発信している多くの人々に感謝ですね。

あとは現物入手だ!



410. どうもそうらしいです 北村@ [URL]  2004/04/28 (水) 03:03
 下の続きなのですが、作者名と作品名から検索しら、幾つか、本の内容を紹介している個人的なサイトが見つかりました。どうもそれからすると「宇宙パイロット」確実ですね^^)。

 でも奇妙なことに印象的だった箇所が北村、みなさまと違う模様。

 北村としては

 1:宇宙は地獄である
 2:それでも宇宙にかけて圧壊とひきかえに目的を果たしたおじいちゃん

 が印象的だったのですけどねえ。宇宙でひとりになっても星の三角測量をもくもくと続けるのです。おじいちゃん。ちなみに、

 数年前、ある人が、おれは片道でもしんかい6500でエウロパの海に潜る!!って言った時、北村が思い出したのは子供のころに読んだこの小説でした。



409. 多分。 北村@ [URL]  2004/04/28 (水) 02:50
 西村屋さま>多分、http://www.geocities.co.jp/Hollywood/4056/gallery/iwasa02.htmlにあるNO.19 の

 「宇宙パイロット」 グレーウィッチ作

ではないかと思います。表紙だけではなんともいえませし、表題もいわれればそうか?、という程度でしかありませんけど、北村、ピピッときました。

 絵柄も同じ、表紙の老人はくだんの”おじいちゃん”ではないかと思います。「宇宙にロマンがあるって?。そんなことをいったやつの腕、おしょぺってやりたいよ!!」北村の記憶のなかの台詞ですが名台詞であるとおもっちょります。

 追伸:ラインナップの銘柄はなつかしいですねえ、6割か7割くらい読んだ記憶がありますです、はい。



408. Re: 大丈夫であります〜〜 西村屋  2004/04/27 (火) 23:53
少年少女向けSFだったら、
このサイト
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/4056/gallery/akane01.html
を順に進んでいった中にありませんかねぇ?



407. 大丈夫であります〜〜 北村@ [URL]  2004/04/27 (火) 21:29
 西村屋さま>プロレス技>むしろ柔道とかかも^^;)、ともあれ、西村さんのほうまで巴投げよろしく飛ばされたので、大丈夫でしたでしょうか^^;;)

 昨夜のSFの内容ですが、赤色矮星というよりも褐色、むしろさらに小さくて、惑星なのだが自力で熱を発する星、赤外線星っていう呼称で呼んでいたと記憶しています。

 距離は7光日(だったと思う)、いってみたら二重惑星で20度くらいの星らしいという観測はマイナス10度と30度くらいの2つの赤外線星を混同したものだった。そこでもうひとつの暖かい惑星にいくのだが・・・・、そういう展開だった記憶があります。

 くだんの赤外線星、巨大な惑星のはずなのになぜか重力が地球とほぼ同じらしい描写だった記憶があります。ちょっと気になりますけども^^;)。まあ、そんなことはどうでもよい話しでして。

 子供向けにアレンジされていましたが、巻末の内容からするともともとは大人向けのSFで、続編というか同じ世界の未来を描いた本がある様子でした(ただし舞台は太陽系らしい)。

 小学校の図書館にあった本で、早川SF文庫などではありません。創元でもないです。イラストは星新一さんの本ででてくるようなものだったと記憶しておりますが、なんとも言えませぬ。

 



406. Re: リンクしていますです 西村屋  2004/04/27 (火) 17:29
北村さんへ
昨日のプロレス技の後遺症は大丈夫でしょうか?(笑)
カンブリア紀生物の復元図の美しさには感嘆しました!

赤色矮星の海だけの惑星の話、少年少女モノか、ハヤカワSFか、
何かGoogle検索のキーワードになるようなもの、思い出せません?



405. リンクしていますです 北村@ [URL]  2004/04/27 (火) 02:06
 西村屋さま>北村です^^)。こちらでは初めてですね。やはりhilihiliとリンクしておりました。検索でここまでたどりついた次第。

 ちなみに、

 先のSFはやはり題名は思い出せませぬ。

 ではでは。

 



404. 世界の潜水船と無人機の歴史 西村屋  2004/04/24 (土) 10:40
JAMSTECの山田 稔さんによる世界の潜水船の歴史
http://chikyu-to-umi.com/post/submersible.htm
が加筆されました。ミールの情報が増えています。

山田さんによる無人機開発の歴史
がオープン
http://chikyu-to-umi.com/post/rov.htm

お気づきの点があればお気軽にお知らせ下さい。



401. グアム便り 西村屋  2004/04/11 (日) 23:26
>細江ひろみさんへ
URL変更通知、どうもありがとうございます。変更しました。
「両棲人間」の原著からの翻訳、大変でしょうが、首を長くしてお待ちしています。
西村屋のホームページに表示しているメールアドレスですが、あまりにウィルス付きメールが多いので、メールにコメント文<!--AntiVirus-->を埋め込んでみました。これを削れば送れる仕掛けですが、分かりにくいかな。

>HMSさんへ
エクアドルとの協力の件、いささかコツがあるので、メールでご連絡します。

さて、女房とグアム旅行に行っていました。
収穫はというと、アンダーウォーターワールドという水族館に原潜シービュー号とそっくりのサメ(サメとエイの中間)でトンガリサカタザメ(Shovelnose Guitarfish)というのがいること。
またアトランティス・サブマリンでパイロットとちょっとだけ話せて、正面のでっかい丸窓は球面形状だけど、外の景色は実物大に見えるとのこと(等厚でも球面である限りは拡大して見えるはずなんだけど)、それから最新型のアトランティス・サブマリンではジョイスティックになっているそうな(グアムのは旧式なのでジョイスティックではないとのこと)



400. お願い事 HMS  2004/04/11 (日) 11:50
西村さん、こんにちは。HMSです。

ちょっと今回はお願い事がありまして。

私のお師匠さんが5月にエクアドルから一時帰国します。彼は向こうで技術顧問のようなことをしているのですが、海洋観測に関してJAMSTECの支援を仰ぎたいと連絡がありました。

「希望としてはペルー国境から、ガラパゴスまでの漂流ブイの技術移転。具体的にはブイそのものじゃなくて、観測装置や電源関係など。それとブイの小型化、流星反射バースト通信の可能性等々。本音は日本が全部やってくれて、美味しいところだけ欲しい。(日本研修とか。)」

とのことです。どこか適切な窓口を紹介していただけないでしょうか?

よろしくお願いいたします。



399. HP引っ越しました 細江ひろみ [URL]  2004/04/07 (水) 09:58
ごぶさたしております。

このたび、山北&細江の個人ホームページ「このごろ堂」は、
下記のURLに引っ越しましたので、お知らせいたします。

http://www.game-writer.com/konogoro/index.html

こんごとも、よろしくお願いいたします。

早く両棲人間の翻訳を再開したいのですが、こうした雑用ばかりで、なかなかとりかかれません。

PS メールで送信しようとしたのですが、宛先が獲得できませんでした。








398. 無料メールマガジン『JBS日本福祉放送 ニュースヘッドライン』のご紹介 JBS日本福祉放送 [URL]  2004/04/03 (土) 20:23
 おじゃまいたします。
社会福祉法人 視覚障害者文化振興協会が運営する
日本で唯一の視覚障害者向け専門放送局のJBSが、
無料のメールマガジン
『JBS日本福祉放送 ニュースヘッドライン』
を創刊しました。
 最新のハイテクや障害者団体の動きなど、
取れたてのニュースを毎日お届けします。
「視覚障害者のことは何も知らない」、
そんなあなたにも、ぜひお読みいただけましたら幸いです。
まずは、ホームページのサンプルをご覧くださいませんか。




397. ありがとうございました しみしみ  2004/03/30 (火) 04:26
早々とレスして下さりありがとうございました。
科学ゼミナールのHPあったのですね。
過去の講演も面白そうなのばかりでした。
4月になったら早速応募したいと思います。
そのほかにも興味深そうな講演があるので
(どうやら毎月やっているみたい)
6月の掘削船「ちきゅう」なども、当選すれば行ってみたいです!



396. Re: 科学ゼミナールのこと 西村屋  2004/03/28 (日) 22:04
しみしみさん、はじめまして

「電力館」と「深層水とモード水」でGoogle検索したら出てきました。
http://www.kagaku.ecnet.jp/annai0522.htm
なんと、東北大の須賀さんじゃないですか。彼の話なら面白いと思いますよ。5/22(土)ですか、聞きに行きたいですねぇ。
 彼は海洋の亜表層・中層に潜り込む仕組みをモデル化も含めて研究しています。潜り込みがあるということはある年の夏の暑さや冬の寒さがいったん亜表層・中層に記憶され、年を越えて、あるいは年々も後に大気にフィードバックされるので数年〜数十年規模の気候変動を解くカギになります。
 また、この潜り込みは海洋が大気から吸収したCO2を深海に送り込む物理ポンプの役割を果たすので、もし温暖化が進行するにつれてこの潜り込みが弱まれば、海洋のCO2吸収能力の減ってしまうことになります。
 さらに、この潜り込みが弱まれば、栄養塩を表層にもたらす湧昇流が弱まることになり、生物生産にも重大な影響をもたらします。
 この潜り込みとか湧昇とかは現在の海洋循環モデルの解像度をいくら上げても直接的には計算できないので、学問的にも非常に面白いテーマです。お薦め!



395. 科学ゼミナールのこと しみしみ  2004/03/28 (日) 19:10
気象や環境に興味があり、ここにたどり着きました。
5月に渋谷の電力館で「深層水とモード水」というテーマで
講演が行なわれるので、行ってみようかと思っています。
電力館の科学の講演て、どのくらいのレベルなのでしょうか?
電話で聞いたら、「一般向けです」とのこと...
こういう講演て、難しい学会の様だったり、小学生向けだったりと
事前に予測できないので困ってしまいます。



394. 地球の歌 西村屋  2004/03/28 (日) 09:43
「地球」の文字の入った曲、110曲+5ユニットになりました。
http://chikyu-to-umi.com/SONG.HTM
楽譜か字幕を見ないと分からないので、皆さんもご存知でしたらお教え下さい。



393. Re: Re:707R/Mission02 西村屋  2004/03/26 (金) 22:49
> 三陸沖の黒潮/親潮の混合による(中層うず?)密度の違う層を
> 進むときに上下にガタガタ揺れる?と出ていますね。

 これは十分ありえますね。黒潮フロントの亜熱帯側は多雨な夏は高水温低塩分で、Argoフロ−トが海面に浮かび上がれないこともありますし、昨年の「かいこうビークル」もそのせいで浮上できなかった説がありますし。
 高水温低塩分の水塊が黒潮フロントの北側に切り離されると「高気圧性渦」でよかったっけ? うーん、よく分からないけど、北側の冷たい水塊の中で冷えて縮んだ潜水艦が低塩分の暖水塊の中に突っ込めば、ガクンと沈むか。
 大河川の沖合もこういう密度差はあってもおかしくないですね。
 私が書いた冬季荒天下の下向きプルームというのは、よほど高解像度な立体同時観測ができないと捉えられないですが、冷えて高密度になった海水が指状に下降するのではないかというもので、低密度のために浮力が減るのではなく、ダウン・バーストのような下向き流れで沈まないかというもの。
 海底での水の湧き出しって、Shallow Water Flowといって石油掘削でも恐れられているけど、低塩分なのか高塩分なのかよく分からず。ジュニアの場合、メタンやCO2などのShallow Gasが海底から噴出して浮力を失うというのはありえますね。



392. Re^3: ストーンエイジKIDS-2035年の山賊 西村屋  2004/03/26 (金) 12:45
「ストーンエイジKIDS」読みました。
静かな印象のクリスタルサイレンスや蛍女とはがらりと変わったバイオテクノロジー・アクションSF、今はやりのジャンルですが、そこはやはり藤崎さん、一味違います。
どこがどうかは書けないのですが、例えば登場する植物と動物を数え上げると77種にもなりました。以下参照。
http://chikyu-to-umi.com/earth/fujisaki.htm#stone
ストーンエイジCOPとKIDSを通して読んで欲しい。



391. Re:707R/Mission02 NS60  2004/03/26 (金) 00:39
707R/Mission02受付開始よかったよかった。
当然予約?直買いしたり。

>  あるいは冬季荒天海域で冷却された表層海水がプルーム状に沈降する現象が存在するかもしれません。そういう現象に遭遇して急に下降してしまったという潜水艦の話はどこかにないでしょうか。
・ちょと違いますが、リンクにある『Man Machine System』潜水艦って何?、の中の
「普通じゃないよ潜水艦3」に”三陸沖のガタガタ道”として、
三陸沖の黒潮/親潮の混合による(中層うず?)密度の違う層を
進むときに上下にガタガタ揺れる?と出ていますね。
熱帯のスコールにより海表層に一時的に真水層ができる、というのは
読んだ/データ見た記憶がありますが。



390. Re: 乾杏子 西村屋  2004/03/22 (月) 19:13
乾さんへ
報道されたのもうれしいですが、あの大胆な仮説の投稿論文が無事査読をクリアーしてアクセプトされたそうで、昨年からどうなるかと待っていたので、よかったなぁと一安心。
水とマントル活動さえあれば宇宙に生命だらけという可能性がかなり高まってきたという感じ。そのうち恒星旅行するまで進化するのがどれだけかいるかはまた別の話ですが。



389. Re^2: ストーンエイジKIDS―2035年の山賊 西村屋  2004/03/22 (月) 19:05
うえさんへ
藤崎さんのホームページを覗いたら「静」さんの名前で書き込みが。
私よりも先に知っておられたんですね(汗)。
寂しい掲示板ですので(笑)、感想など書き込みよろしく!



388. 乾杏子 「しんかい6500」の活躍 [URL]  2004/03/22 (月) 17:12
酸素も有機物も不要、深海底に原始生命に近い細菌群
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040322i501.htm

>日本の潜水調査船「しんかい6500」が、インド洋の
>深海底(水深約2500メートル)で、地球で最初に誕生した
>原始生命に近い細菌群を発見した。

 ということです。活躍が報道されると嬉しいですね。



387. Re: ストーンエイジKIDS―2035年の山賊 植 静代  2004/03/21 (日) 22:53
いよいよ出るんですねー!火曜日が待ち遠しいです。
面白い本は一気に読んでしまうことが多いのですが、藤崎先生の本は情景が頭に浮かんでくるので、イメージをつむぎながら読むようにしてます。楽しみ楽しみ。



386. ストーンエイジKIDS―2035年の山賊 西村屋  2004/03/21 (日) 11:41
藤崎慎吾「ストーンエイジCOP―顔を盗まれた少年」の続編がついに2/23発売です。
「ストーンエイジKIDS―2035年の山賊」(光文社カッパノベ
ルズ)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334075576/ref=sr_aps_b_4/250-
1709208-0269006
『パラサイトイブ』の瀬名秀明氏のハイテンションな推薦文です。
「テクノロジーを肉体と大地とストリートに解き放つ! 確かな考証を基盤にアクションを繰り出す藤崎慎吾の軽やかさは、ポスト9・11を生きる我々のためのネオ・サイバーパンクだ。
ゲノム科学とネットワーク社会が地球の野性に包み込まれ、『マトリックス』の次の未来が起ち現れる。ごついヒーロー滝田とストリートチルドレンの面々は健在、そして今回はペットボトルを火で炙って食べてしまう少女ナインがすごくいい。
ブレイク必至、すべてのエンターテインメントファンよ藤崎慎吾を発見せよ、そしてSFファンよ藤崎慎吾を再発見{三字傍点}せよ!」



385. Re: サブマリン707R/Mission:02 西村屋  2004/03/20 (土) 11:05
amazonのほかにも20%OFF予約のサイトがありました。
●BIGSTOOR.JP
http://www.bigstore.jp/B0001N1L0Y.html
(4,800円)
●Yahoo!ショッピング
http://store.yahoo.co.jp/digiconeiga/ansb-7071.html
(4,729 円! 消費税の関係かな?)
●SOUKOU.COM
http://www.souko.com/csjp/v-B0001N1L0Y
(4,800円)



384. サブマリン707R/Mission:02 西村屋  2004/03/20 (土) 10:57
 サブマリン707R/Mission:02がamazonより20%OFF!の予約受付中です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001N1L0Y/249-7213022-3196358
 2/7旭川の特別編上映を見ましたが、潜水艦バトルのこれまでの枠を越えた渾身の出来です。
 しかもこのMission:02は、Mission:03が作らなければ完結しない作りになっていて、Mission:02の売り上げが芳しくなければ未完に終わってしまう、まさに捨て身の賭け。
 ぜひぜひ応援お願いします。
 この707Rでは海中の「真水の層」というのが一つのキーになっています。定常状態では密度の低い液体が海底近くに存在することはあり得ませんが、もし海底から低塩分水が連続的に湧出していれば有り得ると思います。
 あるいは冬季荒天海域で冷却された表層海水がプルーム状に沈降する現象が存在するかもしれません。そういう現象に遭遇して急に下降してしまったという潜水艦の話はどこかにないでしょうか。



383. お尋ね:アベマリアの出てくる歌 西村屋  2004/03/17 (水) 11:25
皆さんにお尋ねしますが、間奏にシューベルトのアベマリアが出てくる歌をご存知でしょうか?
宇多田ヒカルのような声の女性歌手でバラード調、いい曲なんですが、「歌謡曲」などの楽譜を見ても分かりません。



382. NR-2 西村屋  2004/03/14 (日) 08:29
あのNR-1の原子炉寿命が8年後の2012年であることから、NR-2の検討が行われていますね。
(2002年、PDFファイル)
http://www.rand.org/publications/MR/MR1395.1/MR1395.1.pdf
この中の科学ミッションが原研と行ったスタディーと同様でした(2001年、PDFファイル)。
http://jolisf.tokai.jaeri.go.jp/pdf/tec/JAERI-Tech-2001-045.pdf
http://jolisf.tokai.jaeri.go.jp/pdf/tec/JAERI-Tech-2001-049.pdf



381. Re: 地球情報館公開セミナー 西村屋  2004/03/09 (火) 13:06
みきぱぱさんへ
なかなか面白そうですね。
残念ながら13日は長崎出張中ですが。
出演する橋本淳先生には先々週、長崎で会っていろんな話をしてきたばかりです。しんかい2000の最多乗船者だったような。自信ないですが。
CO2の話も聞きたいですが。氷期・間氷期の気温変動と大気中CO2変動が相似形というのも不思議な話で。



380. 地球情報館公開セミナー みきぱぱ  2004/03/08 (月) 20:42
こんばんわ。
今度の地球情報館のセミナーは、
名護と横浜を結ぶテレビ会議システムを使用するそうですね。
http://www.godac.jp/top/new/ityariba/ityariba_index.html
いまのところ参加の予定です。楽しみにしています。



379. サイト・マップ 西村屋  2004/03/07 (日) 22:28
ややこしい、どこに何があるか分からない西村屋サイトですが、長らくの懸案でしたが、ようやくサイトマップを作りました。
http://chikyu-to-umi.com/SITEMAP.HTM



378. Re: 「しんかい」がH2A調査に 西村屋  2004/03/05 (金) 12:46
乾さん、どうもどうも。
JAXAのホームページを見ると、民間船舶による水中測位の精度が良くないみたいなのと、民間ROVのオペレーションもかなり苦労しているようですね。水深が載っていませんがかなり深く、海象条件も厳しいようです。
リチウム・イオン電池換装直後の「しんかい6500」による捜索、トラブルなく予想通りの性能がでればいいですが。



377. 「しんかい」がH2A調査に 乾杏子 [URL]  2004/03/04 (木) 14:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040304-00002072-mai-soci

 昨日付のニュースより。「しんかい」が調査に赴く模様ですね。



376. 平原綾香の「明日」 西村屋  2004/02/29 (日) 20:50
 出張先の長崎の古本屋「ほんだらけ」で流れていた有線。女性ボーカル、染み入るようなゆったりとした美しいメロディー。
 題名も歌手も分からず、本屋で「歌謡曲」の楽譜を順に見ていったら、どうやら平原綾香の「明日」らしい。この平原綾香はなんと最近、ホルスト「惑星」の中の「木星」をアレンジした「Jupiter」の歌手だったのね。
 「明日」、いい歌ですよ!



375. Love Letterとラブ・レター 西村屋  2004/02/29 (日) 20:43
 最近、中山美穂が二役の「Love Letter」と浅田次郎原作・韓国映画の「ラブ・レター」を相次いで見ました。
 「Love Letter」は中山美穂が亡くなった恋人、藤井樹の昔の住所に手紙を送ったら、その返事が返ってきた・・・というところから始まる物語。実は藤井樹と同姓同名でかつ中学3年間同じクラスだった女性(中山美穂の二役)だった・・・。
 「ラブ・レター〜パイロンより」は、どうしようもないチンピラ(チェ・ミンシク。シュリの北朝鮮兵士役)のもとに、妻が死んだという知らせが。思い返せば中国人孤児の女性と偽装結婚のための名義を貸していたのだった。会ってもいないその女性(セシリア・チャン。「天空の剣」で天撃剣を操るヒロイン役)の手紙には、偽装結婚してくれた夫への感謝の言葉が・・・。
 両方ともとってもよかったと書くしか・・・。必見!



374. Re^3: 地球温暖化で国際紛争? 西村屋  2004/02/26 (木) 13:58
みきぱぱさんへ

> 未来を完璧に予測するなんてことは、今の技術でも難しい
> ものだと思います。評論だけではなく、パンドラの箱のよ
> うに希望を持ち努力することが大事だと思います。

 気候変動がどこまで予測可能かという話、先日の地球フロンティア/観測フロンティア研究発表会でなるほどと思ったのですが、大気現象というのは「バタフライ効果」と言われるように予測困難。初期値をわずかに変えて何回もシミュレーションして平均を取るアンサンブル法なども工夫されていますが。昨年のブロッキング現象も、そういう揺らぎの範囲内かも。
 ところが海洋が関わる部分はかなり予測可能だというんですね。
 この海洋現象も何百年・何千年も先を予測しようとすると、カオスの問題が出てくるんでしょう。
 そういう平均値的に予測可能な値+このぐらい揺らぎますよという「予測円」でいいんですよね。地震の場合なら空間と時間についての予測円ですね。あとはそういう揺らぎがあっても平気な、柔軟な社会を作るということ、これは何と言っても人の心から変えていかないと。
 例えば世界の人のほとんどは宗教心を持っていて、そういうのに縛られていないのは日本人ぐらいという話がありますが、これまでの宗教ってなんか固定的(ひとつの体制を維持・安定させる手段)に思えるんですが、偏見でしょうか?



373. Re^2: 地球温暖化で国際紛争? みきぱぱ  2004/02/25 (水) 22:28
HMSさん、西村さん。UVWお疲れ様でした。
> 変動する地球を予測しながら居住地や耕作地を変えていける国際社会が実現できれば恐るに足らず。そういう未来の夢と勇気を描きたいと思います。

未来を完璧に予測するなんてことは、今の技術でも難しいものだと思います。評論だけではなく、パンドラの箱のように希望を持ち努力することが大事だと思います。

UVWは興味深い話ばかりで、有意義な1日でした(1回も居眠りしませんでしたよ。えっへん)。特に川崎造船さんが発表したAUVのドッキングを撮影したビデオは、RCSUBのメンバーにも見せたいくらいでした。ここまでできるとはすごい。また、佐世保高専が取り組んでいるAUVの開発は水中ロボコンに通じるものがあります。もちろん、西村さんのPRもよかったですよ。来年も楽しみにしています。

28日の件了解です。わたしのミニROVは紹介されるほどのものではないので、あまり期待しないでくださいね。(^^;