■シービュー号とアーウィン・アレン

 「タイムトンネル」、「巨人の惑星」、「タワリング・インフェルノ」、「ポセイドン・アドベンチャー」、「スウォーム」、「世界崩壊の序曲」、「宇宙家族ロビンソン」、「ロスト・イン・スペース」などのプロデューサー。

【原子力海洋調査潜水艦SSRNシービュー号】

 USOS(米国海洋調査局)所属。USOSはその後FBME(連邦海洋探査局)のNIMR(ネルソン海洋調査研究所)に改組。母港:カリフォルニア州サンタバーバラ、排水量8,000トン、水中速力40ノット、核ミサイル24基、乗組員:207名(又は147名)、展望窓は硬度Xのハーキュライト製。自動操縦装置アイアン・マイク、潜航深度:1000尋(ところが約9800mまで潜航する場面もある)。イルカとサメの水槽がある。ミニサブ搭載。地球磁気観測、地殻熱流量観測が可能。特殊排磁装置
 前部に海中展望窓とエイのようなヒレを持つ特異な形状が印象的。このメカ・デザインは今でも古さを感じさせない。第2シリーズで改造され、さらにSFっぽくなって、空も飛べる<フライング・サブ>も搭載された。

 司令官:ハリマン・ネルソン提督(O.O.M)。秘書:ケーシー・コナーズ、艦長:リー・クレーン、副長:チップ・モートン、ジェミースン軍医、潜航主任:オブライエン、グリアスン上等兵曹、魚雷係:バーコウィッツ(バーキー)、ミニサブ係:ジミー・スミス水兵、生物学者:ルシアス・エメリー中佐、潜航指揮官:ホークス、一等水兵:スパークス(ニコラス・Q・ピーティ)。精神病学者:スザン・ヒラー(ヒュー)博士、三等士官ホッジス、二等士官レイノルズ、潜航主任:カスキ

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2003年3月1日更新

●「地球の危機」("Voyage to the Bottom of the Sea", 1961、米映画、アーウィン・アレン製作)/「原子力潜水艦シービュー号」(1965, シオドア・スタージョン, 創元SF文庫)

 米映画とその小説版。その後、TVシリーズ(海底科学作戦)が1964-68年に放送された。
 バン・アレン帯に異常が生じ、地球は炎の帯に包まれ、猛暑による海面上昇、微小地震の増加に見舞われる。宇宙塵の襲来によって外周バン・アレン帯の成極微粒子が巨大レンズとなり、直下の大気を加熱しているのだ。ニューヨークの国連総会で、ネルソン提督はミサイルで荷電粒子を散布しなければ炎の帯が全地球を覆ってしまうと訴える。しかし、自然消滅すると予測する物理学の世界的権威エミリオ・バッコ博士は、荷電粒子の散布は逆の効果を及ぼすと主張。
 シービュー号は反対を押し切って発射ポイントであるグアム島北北東に向かう。それを阻止しようと各国の艦艇にシービュー号撃沈命令が下され、艦内でも何者かによる妨害工作が・・・。タイムリミットの8月25日、大気の平均気温は74度Cに達した・・・。

=>generalworks
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●「シービュー号と海底都市」(1968, ポール・W・フォアマン, 創元SF文庫)
 <シービュー号>建造のいきさつが少し伺える。数百万人の子供たちから寄付があったとのこと。海洋調査船なのに核ミサイルを積んだのは、当時の冷戦時代の反映だろうが、ネルソン提督が相当なタカ派だったことが伺える。米国大統領が「バラ愛好家」と称して<シービュー号>の黒幕となっていたことも分かる。
 大西洋で竜巻が頻発。調査に向かった<シービュー号>は、そこで中世の古城のような海底遺跡を発見。一方「バラ愛好家」から謎の文書が洋上の<シービュー号>に届けられる。それは異星人の聖典の解読書だった。
 ”電子核分解法”によって何千年も前に火星の海洋を、次に地球の海洋を異星に伝送しようとする計画が進められていた。<シービュー号>は北極で謎の氷のドームを発見する・・・。

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●『深海の宇宙怪獣』(1968、スタージョン作、福島正実訳、SF名作シリーズ13、偕成社)
 南太平洋に大きな隕石が落下する。原子力海洋調査船<シービュー号>が調査に向かう。海底に沈んだ隕石からは人間の脳波に似た電波と放射線が放出されている。それはテレパシーで人間を操ることのできる巨大な頭脳を持った宇宙人だった・・・。
 後編は歪んだ心を持った天才科学者がネルソン提督そっくりのサイボーグを<シービュー号>に送り込み、モスクワ、北京、ワシントンに核ミサイルを打ち込もうとする・・・。

●『海底都市』(1971、映画、アーウィン・アレン制作・監督)
 2053年、太平洋深海に建設された海底巨大都市に強力なエネルギー源を集中させる計画が進められる。海底地震などの事件に見舞われる。宇宙から飛来する小惑星衝突の危機が迫る・・・。シービュー号のフライング・サブがゲスト出演しているらしい。
=>generalworks


=>原子力潜水艦シービュー号(McCoyさんのサイトより)
=>プラモデルとCGのウェブ”ワタ艦”【相互リンク】
=>プラモデルの王国(Nekoniiさんのサイト、けんたさん撮影のシービュー号模型)
=>シービュー号の変遷(1995年、交通事故で他界された永山竜叶(ながやま たつと)氏が執筆されたゼネラルプロダクツのガレージキットの解説文より)
=>シービュー号(ミルキー池田さんの怪獣の部屋より)

=>VOYAGE TO THE BOTTOM OF THE SEA海外サイトIrwin Allen News Networkのサイト:MikeさんのサイトDaffron & Delaneyさんのサイト

=>Nelson Institute of Marine Research(カリフォルニア州サンタバーバラに所在。Federal Bureau of Marine Explorationの研究所。なんとシービュー号の一般配置図がある)

=>シービュー号とそっくりのトンガリサカタザメ:Knock>データベース>エイの仲間TBSアナウンサー通信>Under Water Photo>バリchthyさんの「まだ見ぬ魚のページ」より


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