■松本零士の海洋・深海SF作品紹介

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2001年7月29日更新

●「潜水艦スーパー99」(1972、松本零士、SUNDAY COMICS、秋田書店、完全復刻版、全1・2巻)
 サンマが獲れない異変の原因を調べるため、沖海洋研究所所長の沖博士らは開発されたばかりの1万m有人潜水船<くろしお>に乗り込んで日本海溝の調査に向かう。そこで謎の潜水艦に襲われて行方不明となる。博士の息子、沖ススムは、預けられた鍵で研究所の地下工場への扉を開けると、そこには潜水艦<スーパー99>があった。ヘルメット党のルドルフ・ヘチ総統、モーゼル提督らの率いる潜水艦隊との戦い、その裏で糸を引くのは・・・。
 排水量約12,500トン、全長約120m、全幅約16m、潜航深度2万m以上、原子力よりも安全で強力なL動力機関(99式2型LL3)、38万馬力、水中速力60ノット以上、水上速力50ノット以上、放射能探知機、修理艇/救助艇(潜水ポッド)、対潜探知機(ジェット機)、磁力吸着式時限魚雷、非常制動魚雷、対戦ミサイルなどを装備。その他びっくりするような機能がある。

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●「漂流3000万光年」(1978〜79、松本零士、講談社漫画文庫)
 西暦2978年、陸上の過密化に対して建設されてきた69基の海上都市が全滅、海洋研究都市<ミユ>の唯一の生存者、元波守は謎の超深海潜水艦母艦<シーラカンス>に救われ、海面下19万2千m!の世界に。そこで伝説の<スーパー99>に乗って海底人と戦った沖進と出会う・・・。

●「地底潜水艦」(1977、松本零士、講談社漫画文庫「漂流3000万光年」に付属)

●「マリンスノーの伝説」(1980、松本零士、朝日ソノラマ)

 大規模な海洋都市開発を強行するDr.ゼルバードらに対し、女王「イザナミ」の率いる海中人類「海の民」との間で戦争状態に陥る・・・。

●「超時空戦艦 まほろば」(小学館BIG COMICSゴールド)
 大和、武蔵、信濃に続いて建造された幻の改大和型戦艦<まほろば>が現在に蘇る。大和/武蔵は主砲が前部に2基、後部に1基だが、<まほろば>は前部に51サンチ主砲3基、後部に2基と、ひとつづつ増えている。基準排水量10万800トン、26万馬力、33ノット。


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