(乗組員)
・パブリック少年:ブニャーク外交官の息子
・ウォロンツォフ艦長
・ホグロフ大尉:
・クラフツォフ中尉:
・ロルド博士:動物学者。頭でっかち、ずんぐり。
・シュラービン博士:海洋学者
・むくどりくん:ひげ面の大男
・ゴレロフ:主任技師/第一機関手、大男
・ロメイコ:機関助手
・プレトネフ:無電技師
・コルネエフ:第一電気技師
・マラート:電気技師
・ツォイ:化学班
・チジョフ:第一砲手
・シドレル:写生家
・クルチツキー:潜水夫
・シチェルビン:そうじ夫
・マトベエフ
(登場生物)
・カニ、まっこうくじら、大だこ、さめ/つるぎざめ、大うみへび、大いか、バラクーダ
そこには長き眠りについていたノーチラス号があり、世界大戦が迫る情勢の中で兵器として悪用されることを恐れた主人公らはいったん火山噴火でノーチラス号を自ら葬る決意をするが・・・・。
第2巻「アトランティスの少女」
なんとノーチラス号による世界一周探検をともにしたアロナクス教授が登場する。同教授と深海潜水球を拉致したドイツの某艦長のレオポルド号は、ノーチラス号の誕生の秘密にかかわるアトランティス海底遺跡を探し出そうとする。
ノーチラス号を操る元副長トラウトマンは木船時代の感覚のままレオポルド号に体当たりして損傷を与えようとするが、逆に損傷を受けて浮力を失い、かろうじて海山にひっかかるが、そこになんと海底ドームが存在して、そこに不思議なネコと数千年の眠りについていたと思われる美少女がいた・・・・。
第3巻「深海の人々」
ノーチラス号が超巨大クラゲに捉まり、深海のアトランティスの世界に連れていかれる。超巨大クラゲには圧力を保ったまま深海に運ぶ能力があり、そこには昔から難破船とともに連れてこられた人々と魚人が棲み分けて暮らしていた。アトランティスの王女である尊大な美少女セレナは、住民を魚人との戦いに駆り立てるが、魚人たちの領域には実に恐ろしい怪物が・・・・。
第4巻「恐竜の谷」
救難無線をキャッチしてある島に急行したノーチラス号。そこは恐竜の世界であり、しかも知性を持つ恐竜人も存在した・・・・。アトランティスの世界と同じように時空の狭間的な島でのエピソード。
第5巻「海の火」
ついに海洋大循環コンベアベルトと中央海嶺の海底火山が登場する。宿敵、レオポルド号のヴィンターフェルド艦長は息子パウルを失った悲しみと戦争を憎むあまり、気候変動を起こして戦争をやめさせようとする。大西洋中央海嶺の北部にある海底火山を大量の爆薬で噴火させ、それによって海洋大循環コンベアベルトを停止させ、それによって全ヨーロッパを寒冷化させるというものだ。中軸谷での深海の描写が迫力満点。
第6巻「黒い同胞団」
海洋大循環コンベアベルトを止め、寒冷化させるという企みを阻止する際に、宿敵ヴィンターフェルトのレオポルド号の爆発に巻き込まれたノーチラス号がかなり損傷。今回はその修理をアレクサンドリア港沖合の海底で余儀なくされる間、主人公らがカイロのホテルで休日を過ごす間に、新たな事件に巻き込まれる。
カイロというからにはギザの大ピラミッドが登場。謎の女性レディ・グランダスミスと不吉な2人の従者が主人公らを大ピラミッド内の知られざる部屋に案内。ある場所に沈んだ重要な積荷を、ある期限内にエジプトの地下水路を通って、大ピラミッドのこの部屋に運び込まなければならないという。
ある場所に沈んだ積荷とは、タイタニック号に積まれたものだった・・・・。
第7巻「石と化す疫病」
第8巻「灰色の監視者」
全巻で自らの魚雷により損傷・浸水したノーチラス号。アトランティスの王でセレナの父と名乗るヴァイザー/アルゴス。前巻に登場した石化した乗組員のいる沈没船。巨大な深海鮫を含む鮫の大群。