主催者:地球・海洋SFクラブ
=>第50回日本SF大会(ドンブラコンL)公式サイト(2011年9月3-4日)/タイムテーブル
企画紹介
【9月3日(土)】
SLのリージョンシミュレータはかなりの物量の静的オブジェクトをリアルタイムでレンダリングできます。それに対し、人の身代わりであるアバターを一地域内でリアルタイム処理できる人数は多くありません。つまりSLとは、人口60万人程度の惑星上に、人口20人の村が約3万あるというイメージに近い。つまり現実世界の商品を不特定多数に売ろうとして現実世界の繁華街をSLに作ってもゴーストタウンになってしまう。その結果、SLでウェブと同じような効果を期待した企業があらかた撤退したのも当然のことです。
ところがそれでSLを運営しているリンデンラボ社が経営難になっているかというとそうではなく、2008年ごろにSLバブルが崩壊して減少した地域数もおおむねピーク時に復帰しており、SL内での取引額は増加の一途をたどっています。その結果、リンデンラボ社は非営利機関に対するディスカウントを廃止するなど、ついに実験モードから営業モードに移行したようです。
ただしグラボ付きPCとフルハイビジョンなモニタがないと十分な魅力が味わえず、GoogleやYouTubeやAmazonなどの規模には2ケタ以上差を付けられていることと、過去の悪いイメージに引きずられて、このクリエイティブな世界がメディアに無視されている状況です。今回も前回に引き続いてSLの住民たちとコラボし、このセンスオブワンダーな世界の魅力と可能性の一端を伝えたいと思います。
今回はSLで初めて可能となったコラボレーションと創作活動の実例を紹介することとします。
*Empty Universe* in SecondLife |
空宙少女 Girls in the SKY - 予告編 |
NEVER GIVE UP JAPAN
|