地球・海洋SFクラブ>日本SF大会−海洋企画

■2011年ベスト地球・海洋SF

主催:メーリングリスト「地球・海洋SFクラブ」、JAMSTEC共済会サークル「SF倶楽部」

メール投票開始! 締切りは9月3日まで
あらすじ冊子2011版
(公開しました)

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2011年8月26日更新

新作部門新作部門対象作品及び完結が来年以降のため今回は対象外の作品

国内長編小説・実写作品賞
「夏海紗音と不思議な世界」(1、2、直江ヒロト、富士見書房2010/1/20、2010/5/20)amazon(1)amazon(2)Wikipedia:帆船「マリンブレード号」に乗り込み、広大な海を旅する。Sayalaut

「スキュラ・ダークリー」(六塚光、一迅社、2010/5/20)amazonSayalaut

「千葉県立海中高校」(青柳碧人、講談社、2010/5/21)amazonSayalautsfclub

「ペンギン・ハイウェイ」(森見登美彦、角川書店2010/5/29)amazonSayalaut

「『希望』という名の船にのって」(森下一仁、ゴブリン書房、2010/7)amazonSayalautsfclub

「流跡」(朝吹真理子、新潮社2010/10)amazonSayalaut

「華竜の宮」(上田 早夕里、ハヤカワSFシリーズ Jコレクション、2010/10/22)amazonSayalaut

「前夜の航跡」(紫野貴李、新潮社2010/11)amazonSayalaut

「樹環惑星―ダイビング・オパリア― 」(伊野 隆之、徳間文庫2010/11/5)amazon

海外長編小説・実写作品賞
「グリーン・ワールド」(上下巻、ドゥーガル・ディクソン、ダイヤモンド社2010/1/29):「フューチャー・イズ・ワイルド」の作者初のSF作品。殖民星の生態系が人類たちの環境破壊によって崩壊していく様を描いた作品。

「ビースト☆レスキュー2 恐怖のビースト晩餐会」2010/03(原著:Sea Monsters and Other Delicacies (2008)。ビーストリー・ボーイズ著、中井はるの訳、亜沙美画、金の星社、2010.2)amazon(2)(絶滅の恐れのあるビーストたちを保護する王立ビースト愛護協会に、負傷した海洋モンスター、シェルバック・クラーケンが運ばれてきた。協会の獣医フィールディング博士が治療にあたるが、猛毒をもっているため近づくことさえできない。オオカミ男のウルフと妖精のティアナは、クラーケンを助ける方法をこっそりと探し始める。)シリーズHP

「ターニング・ポイント〈1〉ファイヤーストーム 神秘の光」2008/05/「ターニング・ポイント〈2〉ワールウィンド 運命の嵐」2008/11/「タイムロック (ターニング・ポイント 3)」2010/2/18完結(デイヴィッド・クラス、岩崎書店amazon(1)amazon(2))/amazon(3)Sayalaut

「失われた深海都市に迫れ」(上下)(クライブ カッスラー, ポール ケンプレコス、新潮文庫2010/7/28)amazon(1)amazon(2)sfclub

「北極海レアメタルを死守せよ」(上下)(クライブ カッスラー, ダーク カッスラー、新潮文庫2010/11/29)amazon(1)amazon(2)sfclub未入力

アニメ・コミックス賞
「ドラえもん:のび太の人魚大海戦」(岡田康則、小学館、2010/3/6)amazon/アニメ映画「ドラえもん のび太の人魚大海戦」、Sayalaut

「世界の合言葉は水―安堂維子里作品集」 (リュウコミックス、2010/3/15)amazonSayalaut

「ナチュン」(都留 泰作、アフタヌーンKC、2007/2〜2010/3/23完結)*第1巻2007.2、*第2巻2007/7/23、*第3巻2008/2/22、第4巻2008/9/22、第5巻2009/6/23、第6巻、都留 泰作 (著)、講談社)/sfclub

「発明ソン太〔完全版〕」(上下、あさのりじ、マンガショップ2010/10/20(…初出はかなり古い。)amazon上amazon下Sayalaut

内外短編・未刊行本賞
「カッパの王」(田中啓文、早川書房「SFマガジン」2010年2月号に所収)Sayalaut

「娼婦たち、人魚でいっぱいの海」(山尾悠子、「歪み真珠」amazon2010/2/25に所収、国書刊行会)Sayalaut

「マトリカレント」(新城カズマ、「書き下ろし日本SFコレクション:NOVA2」に所収、河出書房新社、2010/7/2)amazonSayalaut

「海聲」(石神茉莉、「音迷宮」amazon2010/7/29に所収、講談社)Sayalaut

「ハルカと彼方」(萩尾望都+田中アコ、「菱川さんと猫」amazon2010/9/22に所収、講談社)Sayalaut

「ライカ ライカ」(山崎廉、講談社「アフタヌーン」2010年10月号(付録)、2011年 4月号(読切)に所収)Sayalaut

「人魚の海」(笛地静恵、「原色の想像力」amazon2010/12/18に所収、東京創元社)Sayalaut

児童向け・画集・絵本賞

「パパとミッポと海の1号室」(田部智子、岩崎書店2010/2/16(…児童向け)amazonSayalaut

「動物の鳴き声 オーシャン:音がでるとびだししかけえほん)」(原著:OCEAN (2007)、A.J.ウッド、バレリー・デイビス文、モーリス・プレジャー絵、大日本絵画、2010.5)amazon:イルカ、アザラシ、ザトウクジラなどの声が聞けるしかけ絵本。内容:海岸のざわめき、大西洋の海中、カリブの海、サンゴ礁の生物、氷の海岸で

「深海の世界 科学しかけ絵本」(原著:CREATURES OF THE DEEP (2009)。ジョン・ウッドワード著、小坂香保里、伊藤美樹訳、大日本絵画、2010.8)amazon:凝った作りのしかけや断面図で、深海の生き物の特徴、生態や環境をわかりやすく解説した科学絵本。

絵本「かしこい さかなは かんがえた」(クリス・ウォーメル、徳間書店2010/9/16)amazonSayalaut

「ジュゴン:海草帯からのメッセージ」(土屋誠、カンジャナ・アドュンヤヌコソン監修、東海大学出版会、2010.10.5)amazon:タイにおけるジュゴン研究・保護の第一人者などによりタイで出版された絵本「キュートなジュゴン」に、日本語訳文とジュゴンの生態について沖縄での実態などの解説を加えた本。出版社HP

「ひかるもの」(とくひらようこ作・絵、リーブル出版、2010.11.30)amazon(深くて真っ暗な海の底にすむ二匹の仲良しクラゲは、光をもったほかの生きものたちにあこがれ、その光を手に入れるため旅に出た。出会うのは、チューブワーム、クジラの骨、コウモリダコ、クダクラゲ、キワ・ヒルスタ、チョウチンアンコウ、ウミエラ、エソ、タカアシガニ、クモヒトデ、リュウグウノツカイ、ラブカなど。出版・印刷は、真っ暗闇に浮かぶ「ひかるもの」たちを再現するため、独自の特殊印刷を開発した高知市の会社。)  出版社のHP作者のHP印刷担当者のブログ記事

「緋いユリ 小島文美画集」(小島文美、飛鳥新社2010/12)amazonSayalaut

ノンジャンル・クロスオーバー作品
「海のタイムトラベル−第1回 生命の誕生/第2回 生物の進化/第3回 北極からの提言−」(BS世界のドキュメンタリー、フランク・シェッツィング、放送2010/10/14〜11/21)

「もしも月が2つあったら ありえたかもしれない地球への10の旅Part2」(ニ−ル・F・カミンズ)amazon2010/9/23

「クジラと海とぼく」(水口博也著、しろ絵、アリス館、2010.9)amazon:写真家・海洋ジャーナリストの著者が、ウミガメやクジラに出会った少年時代、研究者になろうと思っていた大学時代、はじめてのホエール・ウォッチングなど、海の生きものたちを相手にする仕事につくまでを綴る。写真ではなく、やさしい筆致の挿絵が多数添えてある。
  目次:少年時代(ウミガメが来る浜、顕微鏡をのぞく、クジラという動物、海中世界へ、いくつかの失敗、さらなる失敗、クストーの世界、クジラの姿、イルカとの出会い、水中撮影を試みる)、大人への階段(大学で学ぶ、臨海実験所、沖縄へ)、クジラと泳ぐ(はじめてのホエール・ウォッチング、自分についての再発見、母子のクジラ、巨鯨シロナガスクジラ、クジラと遊ぶ)Sayalaut

オンライン作品・同人誌部門(電子書籍は一般書籍として扱います)
「バブルダイバー −BUBBLEDIVER−」(茶林小一)創作文芸サイト「馬車馬堂」完結2010/06/29 http://www.pure.ne.jp/~bashauma/bd_index.html

同人誌「保存船舶」Vol.1/Vol.2(保存船舶研究会

連載4コマまんが「さめっこさめな」 サメツコサメナ

(対象作品はこちらうちこれまで受賞した2004年「2031年、さようなら『うらしま』」、2005年「両棲人間」、2006年「クジラたちの海−2万マイルの探索」、2007年「さんごの住む町」、2008年「月からの手紙」、2009年「 ”SPINKLES”スピンクルスの惑星 キャプテン・クロノの漂流記」、2010年「グーグル・オーシャン」は対象外

オールタイムベスト部門ベスト5
 今回は東日本大震災の犠牲者への追悼と復興への願い、そしてご逝去された小松先生への感謝の想いを込めて、小松作品に触発されて破局的な地震・火山・津波とそこから立ち上がる人々を描いた作品からベスト5を選びます。1位から5位まで順位を付けて投票願います。同位も可。

・「復活の地」(小川一水、2004)
・「M8(エムエイト)」/「TUNAMI(津波)」(高嶋哲夫、2004-2005)
・「ハイドゥナン」(藤崎慎吾、2005)
・「日本沈没」(一色登希彦、2009)
・「日本沈没 第二部」(谷 甲州、2006)
・「日本沈没」(樋口真嗣 監督、2006)
・「日本列島は沈没するか?」(西村 一、藤崎慎吾、松浦晋也、2006)
・「死都日本」/「震災列島」/「昼は雲の柱(富士覚醒に改題)」(石黒耀、2002-2006)
・「華竜の宮」(上田早夕里、2010)

ノミネート作品の詳細結果(投票終了後に公開)


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