■日本SFの始祖、海野十三

西村屋トップメニュー>地球・海洋SFクラブ>地球・海洋SF文庫気楽にメッセ−ジ・ボードへ検索エンジン
 
2001年7月29日更新

=>海野十三

=>青空文庫ミラーサイト
=>作品年表

絶版本を投票で復刊!「海野十三全集 全13巻 別巻2」

●「二、〇〇〇年戦争」(1930、海野十三)
 太青洋の西岸にあるアカグマ国のイネ州と、太青洋の東岸のキンギン民主国。もとは独立国だったイネ帝国は30年前にアカグマ国に滅ぼされてしまった。西暦2000年となり、・・・・。潜水艦隊が登場。
=>二、〇〇〇年戦争(青空文庫)

●「地中魔」(1933、海野十三)
 地下鉄会社が買入れた独逸製の穴掘り機械<地底機関車>。積んでいたダルマ船が沈められ、<地底機関車>が何者かに奪われた・・・。私立探偵、帆村荘六の探偵事務所にいる少年探偵の三浦三吉、次席の珍探偵、大辻又右衛門。一方、警視総監の千葉八雲、大江山捜査課長のもとに、不死身といわれる恐しい強盗紳士、岩より東京に帰国するという予告が。
=>地中魔(青空文庫)

太平洋雷撃戦隊(1933、青空文庫)
 横須賀軍港を出た5隻の潜水艦、25日目に宣戦布告の令が下る。ハワイをさらに東へ2000キロ。大西洋からパナマ運河を経てハワイを目指す大商船隊を撃破することに。

●「軍用鮫」(1937、海野十三)
=>軍用鮫(青空文庫)

未来の地下戦車長(1937-41)
 16歳の少年、電灯会社の修理工である岡部一郎は、地中を潜る戦車の発明を目指す。

●海底大陸(1938、作業中)

●「浮かぶ飛行島」(1938、海野十三)New
 浮かぶ飛行島(青空文庫)
 航空機事故に備えた不時着用飛行場として南支那海上に建造が進む巨大な「飛行島」。
 寄港の後、何事も無く出港する『須磨』、『明石』から成る日本練習艦隊を見送る飛行島司令官リット英海軍少将と傍らの紳士の会話からは、練習艦隊に対する好意的な言葉を見出すことはできなかった。
 実は飛行島は各国政府の影に隠れて世界征服を企むユダヤ人が日本攻撃のため準備した巨大航空母艦であり、リット少将も傍らの赤きコミンテルンの国ソビエト連邦密使ハバノフ氏も、実はユダヤ人で密かに日本攻撃に当たっての同盟交渉を行っていたのである。
 しかし日本もこの計画を察知し練習艦隊寄港時に密かに川上機関大尉を潜入させていた。
 自分の責任で飛行島内で川上機関大尉を行方不明にさせたと思い込み、後を追った杉田二等水兵の助力を得て飛行島を舞台に川上機関大尉の大活躍が始まる・・・。
 樺島勝一の手になる挿絵が見事です。(by MOON○LIGHTさん)

太平洋魔城(1939、青空文庫)
 太平洋で旅客機、漁船、商船などの遭難が相次ぐ。琉球に流れ着いた缶には全長400mもの大海魔に襲われたと記されていた。水産講習所を卒業した若き海洋学者、太刀川青年は、香港から太平洋横断アメリカ行の飛行艇サウス・クリパー号に乗る。飛行艇は不時着・・・・海底要塞・・・・恐竜型潜水艦

地球要塞(1940、青空文庫)
 1970年、黒馬博士はクロクロ島の酋長。ある日、30年後に大陸の約五分の一が沈む大異変を伝える怪電波を受信する。クロクロ島は海底約30mに潜むことのできる約十万トンもある島の形をした大きな潜水艦。物質を壊して、物質の中に貯わえられている非常に大きなエネルギーを取り出し、これを利用するサイクロ・エンジンを使用する。

地底戦車の怪人(1940、青空文庫)
 今から10年後の1950年。極南に向かっていた米貨物船アーク号は氷山と衝突。

幽霊船の秘密(1940、青空文庫)

火薬船(1940、青空文庫)

●「氷河期の怪人」(1941、海野十三)
主人公たちの飛行機がヒマラヤの山中に墜落。そこで20万年前の氷河期の男に出会う。20万年前、それまで地球には2つの月があり、小さい方の月が地球に接近し、そのかけらの層によって太陽光が遮られて氷河期になったという・・・。
=>氷河期の怪人(青空文庫)

●「豆潜水艇の行方」(1941、青空文庫)
 青木学士が発明した世界一小さい豆潜水艇(通称ジャガイモ潜水艇)。進水式の前夜、三人の西洋人が毒ガスを使ってこれを盗み出す。
=>豆潜水艇の行方(青空文庫)

●怪鳥艇(1941、作業中)

●「第五氷河期」(1942、海野十三)
 冬だというのに4、5月ごろの気温。地震も頻発。それを氷河期襲来の予兆だとする「氷河狂」の北見徹太郎博士。ついに世界各地で大地震・火山噴火が起こり、富士山が噴火する・・・。ミランコビッチ説、太陽の変化、火山噴火などの説が議論されているのが興味深い。
=>第五氷河期(青空文庫)

●地軸作戦―金博士シリーズ―(1942、作業中)

●不沈軍艦の見本―金博士シリーズ―(1942、作業中)

●潜水飛行艇飛魚号(一)(二)(1943)

南太平洋科學風土記(1943、エッセイ、青空文庫)

●火山島要塞(1943-44)

●「地球発狂事件」(1945、海野十三)
 別名「巨船ゼムリヤ号発狂事件」。標高五千十七メートルの霊峰ヘルナー山頂に一万数千トンもある巨船ゼムリヤ号が横たり火災に包まれているのが発見される。大西洋にいたはずの新鋭砕氷船がなぜ? 同じ頃、大西洋の海底で異常な地震が発生していたことが判明。潜水服による海底調査が行われる。するとそこには謎の知的生物の海底要塞があった・・・。
=>地球発狂事件(青空文庫)

●「海底都市」(1947、海野十三)
 1948年から「タイム・マシーン第四号」で20年後の世界に来てしまった少年(少年も20才年をとる)。そこは三浦半島剣崎の沖合15km、水深100mの海底下にある都市「スミレ地区」だった。そこは人口100万人規模。動く道路が張り巡らされ、原子力エンジンを使って日本海溝の金鉱採取工事が行われていた。高速潜水艇<メバル号>で海中に出た主人公は魚人「トロ族」に出会う。彼らは同じ人類の末裔であったが、地上人類の海底工事によって大きな被害を受けていた・・・。
=>海底都市(青空文庫)

断層顔(1947)

●「恐竜艇の冒険」(1948、海野十三)
 2人の少年は夏休み、飛行艇で熱帯多島海に向かう。そこで豆潜水艇<恐龍号>を購入し、それで恐竜のマネをして船を驚かすが・・・。
=>恐龍艇(きょうりゅうてい)の冒険(青空文庫)

●「恐竜島」(1948、海野十三)
 主人公の乗る貨客船<モンパパ号>が洋上で爆発・沈没。漂流した主人公らは恐竜の背中に似た島に辿り着く。
=>恐竜島(青空文庫)

●「三十年後の世界」(1948、海野十三)
 火星の沼地の水棲魚人が登場。
=>三十年後の世界(青空文庫)

洪水大陸を呑む(1947-8、青空文庫)
 三四郎はおじさんの発明した顕微集波器で一万年前の世界を見る。その時代は月が2つ回っていた。大西洋の真ん中にアトランチス大陸があり、弟月が地球に落下して・・・。

●海底旅行(作業中)

西村屋トップメニュー>地球・海洋SFクラブ>地球・海洋SF文庫気楽にメッセ−ジ・ボードへ検索エンジン