- ●メンタルマッピングしやすいサイト
- ●キーボードで操作できるサイト
- ●その他
- ・ディレクトリ構造とファイル名
- 以上はウェブを閲覧するうえでの配慮であったが、視覚障がい者がイントラなどのウェブの更新業務を担当する場合には、さらに別の配慮が必要である。
まず、ディレクトリ構造を分かりやすい合理的ものに変更する。担当者ごとに勝手気ままにディレクトリが立てられがち。ウェブのページ構成に対応したものとするのが理想。次に、ファイル名、ディレクトリ名の問題がある。HTMLでは日本語ファイル名が使えないため、日本語ファイル名を単純にローマ字化すると、これがスクリーンリーダーではローマ字読みせずに、アルファベット読みとなるため、長いファイル名ではほとんど認識不可能となる。他のファイルと区別可能な範囲で短いものとする。
- ・文字と背景
- - 弱視者のため、テキスト文字のサイズは固定すべからず。また黒地に白い字は避けるべし(瞳孔が開いて焦点が合わせにくくなる)。
- 旧機種でもストレスなくアクセスできるように、壁紙や画像を多用しない。貧弱なパソコン、低速の通信環境でも軽快にアクセスできるというのも、別の意味でのバリアフリーですね。