2003/6/25 - 2003/11/14


256. Re: 西村式潜航艇 みきぱぱ  2003/11/14 (金) 23:54
hushさん、みなさんこんばんわ。

>  なお、みきぱぱさんのページも計画中です。

えっ?本当ですか?ありがとうございます。
楽しみにしていますので、アップしたら教えてくださいね。



255. むつ 西村屋  2003/11/14 (金) 21:32
NS60さんへ
 船名が公募で「みらい」と決まり、いよいよ船首の「むつ」の字を削り落としたところ、あまりに丁寧に削ったせいか、「むつ」の字が残ってしまいました。パテで埋めてしまうか、外板ごと切り替えるかの相談となり、跡が見えたってかまわないと主任監督員特権で決めました。一番の理由は切り替えると金がかかるからですが(笑)。
 あとの秘話は、11/29(土)は追浜の某所でSF倶楽部・RCサブML・小沢ML合同忘年会ですので、ぜひご参加下さい!



254. Re^3:アドレスを忘れていた NS60  2003/11/14 (金) 00:42
はい、「むつ」派でした。今度、船首の「むつ」の字、見てみます。
まさか字を残したのも西村屋さん手配では、、、
実は「むつ」が係留されていた頃、行った事がありまして、
立派な船なのに航海できず、ぽつんと港(まあ専用港ですけど)に
止め置かれて、、と思ったものでした。
しかも初めの予定は原子力海洋観測船だったですよね。
むつ市の人が喜んだという話には、ほっとさせられました。
あの船首船尾分割、船尾新装という改装もびっくりしましたが。
このあたりの話はオフでじっくりうかがいたい気がします。



253. 西村式潜航艇 hush [URL]  2003/11/12 (水) 22:59
 うーん、資料が…(沈黙)
>ネスケですとちょとヒサン
 ありゃ、今度、見てみます。

 高雄の海に沈みたいような褒め言葉をありがとうございます。
 なお、みきぱぱさんのページも計画中です。



252. Re^2:アドレスを忘れていた 西村屋  2003/11/12 (水) 21:30
> (私はできれば「むつU世」と命名してほしかった気が)

 あっ、NS60さんは「むつ」派だったんですね。「むつ」は自分自身は悪くないのに(放射線漏れという研究開発上の試行錯誤があっただけで)、政治に翻弄されてろくに船らしいこともできずに可哀想・・・、と思ったものです。
 それで船首にはちゃんと「むつ」の字がうっすらと残るのをそのままにしてあります。
 改造後、初めて関根浜港に帰った時、むつ市の人々がベッピンになって帰ってきてくれたと喜び、船内見学して(前部船体は)ちっとも変わっていない(実は内装は草取っかえしているんですが)と喜んでくれたものです。



251. Re:アドレスを忘れていた NS60  2003/11/12 (水) 01:06
hushさん、みなさん、横から失礼します。
「みらい」素敵なページですね。(本家の紹介よ、あわわ)
写真の白いみらいの船体に合うページと思いました。
ネスケですとちょとヒサンだったのでIEで見直しました。
(私はできれば「むつU世」と命名してほしかった気が)

>実は西村式潜航艇のページを作ってとか考えたのですが、手持ち資料が 〜 諦めた様な次第です。
前の話ですみません。うっ西村式潜水艇のページ!ぜひ!
と言いたい所が確かに資料、写真がないですね。
以前、新聞で写真を見たので(切り抜きをなくしたようです)
どこかにあるのでしょうけれど。





250. Re: アドレスを忘れていた みきぱぱ  2003/11/10 (月) 20:39
hushさん、すてきなHPありがとうございました。
西村さんの写真もいい感じですね。




249. Re: アドレスを忘れていた 西村屋  2003/11/10 (月) 12:18
すっ素晴らしい!!
詩もとても素敵です。どうもありがとうございました!



248. アドレスを忘れていた hush [URL]  2003/11/10 (月) 01:18
http://hush.gooside.com/name/m/Mi/Mirai.html
で、ありまする。



247. 竣工 hush [URL]  2003/11/10 (月) 01:04
 何とか「みらい」のページが出来上がりました。
 予定外の所で仕事が入ったので、納期を遅らしてしまいました。
 ちょっと、あわてて作りましたので、間違い等もあろうかと思います。
 御指摘や御意見を頂戴できれば幸いです。
 本当は、これだけじゃなく、もっと作りたかったのですが、そちらの方はもう少しお持ち下さい。
 ふー




246. 御免なさい hush  2003/11/09 (日) 00:43
 急に仕事が入ったので、まだ出来ておりません。
 もう少しお待ち下さい。
 ヘコヘコ



245. Re^5: 記念品ください(笑) hush [URL]  2003/11/07 (金) 12:21
西村様
 別嬪サンの写真、ありがとうございました。
 電話回線なもので、2枚しかダウン・ロードできなくてあせりましたが、仕事場のほうで3枚とも見せていただくことができました。
 いずれも素晴しくて、どれにさせていただくかで大いに悩んでおります。
 もしかすると、サーバーの容量が許せば、3枚とも載せるかも知れません。
 ただ、出来るだけ容量を増やしたくないので、若干、トリミングやサイズ変更を行いますので、御容赦下さい。

みきぱぱ様
 こちらこそはじめまして
 不躾な申し出を受けていただき感謝いたしております。
 また、拙ページを見ていただいたとの事で、非常にありがたく思っております。
 早ければ、土曜日にアップできたらと思っておりますが、書く内容に苦慮しております。
 幸い、写真を使用させていただくことが出来ましたので、これで内容は確保できたと思っております(マテ!)。
 前の名前の方なら、一杯書けるのですが。

 なお、私の本名は幹の文字が入っておりますが、「もと」と読ませます(父は「みき」ですが)。姉は美紀と言う名前ですが、「みのり」です。ちょっと、ニアかなと思っております。



244. Re^4: 記念品ください(笑) 西村屋  2003/11/05 (水) 22:08
 hushさん、「みらい」のページ制作よろしくお願いします。
うちの会社で撮影したベッピンな写真を選んでお送りしますので。

 みきぱぱさん、その年の「未来」が8位ですか。独創的な名前だと思ったら意外に一般的だったという点では、我が家の場合、ホルストの「惑星」を聴いて息子の名前を「悠」にしたのですが、その年の一位でした(笑)。

 11/15ですが、残念ながらPTAコーラス(混声)と重なります。毎回、この市民セミナーとかち合うんですね。女房と一緒に参加していて、練習後は飲み会とカラオケというコースになっており、ここで点数を稼いでおくことが後の自由度を確保することに結びつくもので(笑)。



243. Re^3: 記念品ください(笑) みきぱぱ  2003/11/05 (水) 20:43
hushさんはじめまして
以前707に関するクイズを作ったときに、
hushさんのHPを参考にさせていただきました。m○m
ぜひ、「みらい」のページを作ってください。
私も昔は艦船マニアのほうでしたので、OKです。(^^)
>なんでしたら「みらい」のページをつくって、娘さんにプレゼントしましょうか?
>自分のページは軍事中心ですので、とても物騒なページですが、それでもかまわなければと思っております。
>横合いから御免なさい(と言うか、突然、見知らぬ者からこんなことを言われたら驚くでしょうね。普通の性格をしていない私ゆえ、お許し下さい)。

西村さん
うちの子供が生まれる少し前にペルーの大使館人質事件がありました。
将来に希望をもち続けてもらえるようにと思ってつけたのですが、皆さん考えることは同じだったようで、その年未来とつけられた子供は8番目くらいにランクされていたような記憶があります。(^^)
ちなみに「みく」と読ませるのが一般的らしいですが。
話し変わりますが、西村さんは11月15日の公開セミナーに参加されますか?夕食の準備の都合がありまして。(笑)



242. Re^2: 記念品ください(笑) hush [URL]  2003/11/05 (水) 12:40
>うちの娘は偶然にも1997年(平成9年、丑年)です。
 船と同じ意味の娘さんがおられるって素敵ですよね。
 なんでしたら「みらい」のページをつくって、娘さんにプレゼントしましょうか?
 自分のページは軍事中心ですので、とても物騒なページですが、それでもかまわなければと思っております。
 
 もっとも、自由になる画像がないので、単に文字データだけになりますが。
 
 横合いから御免なさい(と言うか、突然、見知らぬ者からこんなことを言われたら驚くでしょうね。普通の性格をしていない私ゆえ、お許し下さい)。
 



241. Re: 記念品ください(笑) 西村屋  2003/11/05 (水) 10:16
> うちの娘は偶然にも1997年(平成9年、丑年)です。

なななんと、これはうれしいですね! 「みらい」の完成引渡しは9月末でしたが、早生まれというとちょうど「みらい」が海上公試を始めた頃ですね。みらいちゃん募集が出来なくて残念でした。
 もう小学1年生ですか。そういう目で船を見ると新鮮ですね。

 「みらい」の船名募集の時、「むつ」の名を継いで欲しいという諸方面の希望があるなかでどうなるのか、「しもきた」なんてものあるかと思っていたら、フタを開けたら地元青森県も含めて全国、各県とも「みらい」が一番。
 阪神大震災やサリン事件など世紀末の重苦しい時代でしたが、小中学生は「未来」に強い気持ちを持っているんだなぁと感慨深かったことを思い出します。



240. 記念品ください(笑) みきぱぱ  2003/11/04 (火) 23:25
うちの娘は偶然にも1997年(平成9年、丑年)です。
早生まれなんで、今小学1年生です。
> 娘さんは何年生まれでしょう? 「みらい」が完成した1997年に生まれた「未来」ちゃんに記念品を贈呈したらなんて考えたことがあります。



239. Re: サブマリン707 Revolution YASU  2003/11/04 (火) 22:36
>  「サブマリン707 Revolution」の制作秘話を
> http://chikyu-to-umi.com/earth/707r.htm
> にまとめました。


西村さん、すんごい・・




238. サブマリン707 Revolution 西村屋  2003/11/04 (火) 22:12
 「サブマリン707 Revolution」の制作秘話を
http://chikyu-to-umi.com/earth/707r.htm
にまとめました。
 幸いにも売れ行き好調のようです。皆さんもぜひどうぞ。
 11月10日には日経キャラクターズ!連載中の「サブマリン707 2万3千年の航海」の第2回目が発売予定。こちらもよろしく。
 そのうちなんとか707に海洋調査ミッションもさせたいなと目論んでいます。



237. Re^2: 地球の歌 西村屋  2003/11/04 (火) 22:09
みきぱぱさんへ

娘さんは何年生まれでしょう? 「みらい」が完成した1997年に生まれた「未来」ちゃんに記念品を贈呈したらなんて考えたことがあります。その年に子供が産まれる部下に、「未来」と名付けるべしと強要したり(笑)



236. Re: 地球の歌 みきぱぱ  2003/11/03 (月) 15:28
西村さん今日は。
うちの娘の名前は「未来」と書いて「みき」と読ませてます。(^^)
「未来」という名前のこどもは最近多いそうですね。

>未来」という言葉がこんなにも好かれていると知って、なんだかいい気持ちになりました。



235. Re^2: もし分かれば、お願いします。 hush [URL]  2003/11/02 (日) 17:22
>表を作成した山田さんに聞いてみます。
 ありがとうございます。検索を掛けると、この両方の名前が出てくるのですが、彼が製作し九死に一生を得たのは、当然、1隻だけですので、どちらが正しいのかなと思っております。プロンジュール・マリンはフランス語で潜水するですので船種名で、ブラントタウハーの方が固有名かなとも思っております。もっとも、フランス語とドイツ語の双方の名前があったのではないかと言われる方もあって、決めかねている所です。よろしく、お願い申し上げます。
>オウムガイのページも消されていて
 それは惜しいことを。ただ、あの構造と言うのは耐圧と言う面ではいい感じがしますし、内部も注水できるようですので、かなり行けそうな気がしますね。
>オウムガイの垂直移動
 げに自然と言うものは偉大であります。僕も、ノーティラスのページを作っているときに、同じサイトに巡り会い、感動した記憶があります(と言うより、僕のページの説明は、かなりこのページを参考にしております…ヤバ)。



234. Re: 御礼 西村屋  2003/11/02 (日) 10:16
soonsuさん

もし潜水調査船に関心がありましたら、海洋SFメーリングリストに参加されませんか? 潜水船に詳しい方が何人かおられますので。
http://www.egroups.co.jp/group/earth_sf
参加自由・無料、海洋科学技術と海洋SFを楽しむ集まりです。



233. Re: もし分かれば、お願いします。 西村屋  2003/10/31 (金) 22:42
 ブラントタウハー2号、ブラントタウハー1号とプロンジュール・マリンPlongeur marineの件、表を作成した山田さんに聞いてみます。
 ちなみに、オウムガイの件、以前、JAMSTECにいた服部さんという研究者が、オウムガイの研究をしていて、高圧水槽でオウムガイの耐圧強度を調べたことがあるので、そのHPを探したら、JAMSTECを退職した途端にそのページも消されていて、がっくりしました。
 それにしても、ほかのサイトで知ったのですが、水深数十mから600mまでの間を垂直移動できるとは、凄いですね!
http://www3.ocn.ne.jp/~kmitoh/zaturoku/oumu/oumu.html



232. 地球の歌 西村屋  2003/10/31 (金) 22:19
 本屋でふと見付けたのが「歌謡曲」12月号−2003総集編−。
 もうそんな季節なんですね。
 さっそく、「地球」という言葉の出てくる歌を探したら、もう廃れたかなと思ったら新たに9曲も発見。
http://chikyu-to-umi.com/SONG.HTM
 地球深部探査船「ちきゅう」の担当だからというわけでもないのですが、地球の歌を収集して、ついに105曲になりました。
 海洋地球研究船「みらい」も担当したので「未来」という言葉の入っている歌も探そうかと思ったんですが、あまりにも多すぎて断念。「未来」という言葉がこんなにも好かれていると知って、なんだかいい気持ちになりました。



231. もし分かれば、お願いします。 hush [URL]  2003/10/31 (金) 19:51
 「潜水船開発の変遷」にあります1856年のブラントタウハーBrandtaucher2号(ヴィルヘルム・バウアーはアメリカ人ではなくプロイセン人だと思いますが)の水中撮影の成功と言うのは、どちらでの話でしょうか?
 ロシアかイギリスだとは思うのですが。
 別の方のお作りになられたもののようですので、専門外の話かもしれませんが。
 ちょっと、興味がありますので、。
 それと、ブラントタウハー1号とプロンジュール・マリンPlongeur marineとの関係について、現在、同一のものかどうかで煮詰まっています。
 これも、もしお分かりになれば…

 すいません。質問ばかりで。



230. 御免なさい、分かりません hush [URL]  2003/10/31 (金) 19:51
 そんな深海でのお話でしたか。
 どちらにしろ、水圧に耐えれるポンプがないと無理でしょうね。
 ノーティラスの場合は、それだけの力をどうやって発生させているのかと言う質問に対して、電気ですよ、電気ですとネモ船長は答えるだけで、具体的なことが書かれてないですね。
 機関の製作がクルップだと言うのもかなり変で(鉄板だとか大砲だとか言うのなら分かるのですが)、ペンと言う当時の一流機関メーカーに推進軸しか造らせていないのも不思議です。
 ヴェルヌは電気と言うコンセプトは提示したものの、それより詳しい所は分からなかったように思うのは、私だけかなと思うのです。
>どうでしょうか?
 アルファ級もミールの可逆式海水バラスト装置も専門外です。
 私のページを見て戴ければお分かりになると思いますが、艦船名の調査が主体で、技術的なことはさっぱり分かりません。
 したがいまして、アルファ級については、現在、「世界の艦船」誌上でソヴィエト/ロシア潜水艦について、連載中ですので、もしかしたら記述されるかも知れないと思っております。
 また、ミールの場合は、http://www.sio.rssi.ru/undoc2_e.htmを見ても、最大速力5ノットと言う程度にしか分かりませんので、何とも答えようがありません。
 ただ、6000mの深海下で毎分10リットルの能力を有する高圧ポンプを有していても、傾斜潜航の方が楽ならば、当然しているだろうと憶測するに過ぎません。
 御免なさい、完全文系ですもので(しかも、外国語が嫌い)…

 



229. 御礼 soonsu  2003/10/30 (木) 18:24
本当にありがとうございました。
参考URLを見てみます。
また遊び?に来ますね!!



228. Re^2: いつ頃? 西村屋  2003/10/30 (木) 17:26
「しんかい6500」はメタルハライドですね。最初からかも。
「しんかい6500」/「なつしま」利用者の手引き
http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/whatsnew/Deepsea_H16/data/ref1_1.pdf
に載っていました。



227. Re: いつ頃? 西村屋  2003/10/30 (木) 17:21
soonsuさん
えっと、しんかい2000/6500はどうだったかな? 日本ではなかなか改造のための予算は付き難いので、前のままかも。
JAMSTECのホームページを見ても詳しいことはひとつも載っていないのが不満! 完成時は三菱重工技報などに詳しい論文が載るんですが、途中の改造はJAMSTECの担当部門に聞かないと分かりません。



226. いつ頃? soonsu  2003/10/30 (木) 15:46
西村屋さんありがとうございました。
しんかい2000や6500も現在はメタルハライドランプになっているんですね。いつ頃からそれが採用されたのでしょうか?



225. Re: 照明やカメラについて 西村屋  2003/10/30 (木) 15:15
soonnsuさん、はじめまして

 しんかい2000など初めの頃はハロゲン・ランプが使われていましたが、その後、メタル・ハライド・ランプが小型化されてきた結果、新しいハイパードルフィンなどはメタル・ハライド・ランプになっています。ハロゲン・ランプはやや赤みがかった光でした。
 将来的にはより省エネのLEDになっていくんだと思います。
 カメラですが、初めの頃はCCDカメラ。その後、電子の雪崩現象を利用したHARPハイビジョンカメラが使われるようになってきています。
http://chikyu-to-umi.com/earth/sub_com.htm
 カメラを高解像度にすればするほど被写界深度が浅くなって奥行きのある映像が取れなくなるため、HARPカメラが高感度なことを利用して絞りを絞ることで奥行きのある映像が取れるようになりました。まだ大型のため、搭載されているのはハイパードルフィンだけ(ドルフィン3Kも持っているが運休)です。



224. 照明やカメラについて soonsu  2003/10/30 (木) 14:53
はじめまして!潜水船のことを検索してたら、こちらのサイトに着きました。しんかい2000やしんかい6500、ドルフィン3Kなどの照明灯やカメラはどのようなのもが搭載されているのでしょうか?昔と今ではどう違っているのでしょうか?いつ頃機器の交換?変更が行われたのでしょうか?



223. Re^9: 御礼 西村屋  2003/10/30 (木) 13:07
とりあえず浮力調節の方について
 海水バラストタンクを圧縮空気でブローする方式だと、水深1000mが限度じゃないでしょうか? アルファ級がどうしていたか?
 「しんかい6500」は約250気圧ぐらい(水深2500m相当)の蓄圧器を持っていて、浮力不足で水深数百mあたりまで浮上できなかった時にブローできるようになっています。この蓄圧器は内圧250気圧と外圧680気圧の両方に耐える構造になっています。
 ノーチラス号も、水深2000mまでは浮力タンク調節で潜航できるが、それ以上は推進器と水平舵でしか潜れない(プロペラを止めると水深2000mあたりまで浮上してしまう)。こういうことを書けるのが凄い!
 数千mも潜るためには、ドロップ・ウェイトに頼るか、高圧でも絶対に逆流しない海水ポンプで耐圧容器内の海水を出し入れするか、耐圧容器内の油をフレキシブル・ブラダに押し出すかして浮力を調節する必要があります。
 可逆式海水バラスト装置は、これまで注水・排水が遅すぎて、「しんかい6500」でも浮力やペイロードの変化を調整する程度にしか使っていませんでしたが、ロシアのミールはこの可逆式海水バラスト装置で6000mの潜航をやってのけています。かなり海水ポンプの性能が向上した以外に、潜航・浮上速度を上げるために傾斜潜航で推進器も回している可能性もあるのではないかと想像していますが、どうでしょうか?



222. Re^8: 御礼 hush [URL]  2003/10/29 (水) 20:00
 たしかにノーティラスの場合は、科学調査と言う感じがしますね。このあたり、アロナクス教授の趣味にネモ船長が合わせたという感じで書かれていますが、ヴェルヌの趣味なのでしょう。
 アロナクス教授も博物学の大家となっておりますが、珍しいものを観て回るというのが当時の学問だったような気がします。トーマス・クックがツァー旅行と言うものを事業として展開し始めて、まだ間もない頃ですので、一般庶民にとっても、このような書物を通してのみ旅行が出来たのではと思います。この小説が熱狂的に受け入れられた背景にはそういったものがあったように思います。
 ところが、この小説が時刻表の戦争とも言うべき普仏戦争の前後に書かれたと言うことが象徴的に表わしているとも思えるのですが、旅行と言うものが一般的になってきて、このような小説が成立しにくくなってきた。事実と想像との間隔がつまり、場合によっては事実の方が想像を上回る場合も生じてきたからです。そう言う中で、科学調査の旅は小説としての生命を絶たれ、より珍しいものを求めると言う欲求が「リアル科学小説」から潜水艦やモンスターの跋扈する「海洋SF」を生み出したと思います。
 「海底二万海里」においても、南極点は実際と異なっていたのですし、アラビア・トンネルがなくても地中海の水がなくなることはなかった(ジブラルタル海峡では海上と海中では正対する方向に海流が動いているとUボートの戦記を読んで思っているのですが)。あのようにすぐれた作家でも限界があるのですから、ましてやと言うことになるのですが、そう言う中でネヴィル・シュートの「渚にて」は、頑張っているなと思います。海洋観測用と言いながらシーヴューはポラリスを搭載してヴァン・アレン帯の攻撃に向かい(TVシリーズの方は、ほとんど記憶に残っていないので、スタージョンの小説の方の話になります)、海軍の原子力潜水艦スコーピオンの方が静謐なと言ってもよいような旅をしているわけですから。
>水圧と密度と浮力の関係
 脳油の密度を温度調節により変化させて鯨は潜るようですが、300m以上まで達するとのこと。最終的にはこれも同様の方法でしょうか。オウムガイも浮力調整だけで結構潜ったと思うのですが。
 それとも、この程度ならと言うことなのでしょうか?



221. Re^7: 御礼 西村屋  2003/10/28 (火) 22:11
 「海底2万マイル」は児童向けの翻訳(短縮版)を夢中で読んだものですが、フルの翻訳を読んだのはつい一年前です。
 それで初めて知ったこと。作品そのものは今の水準で見ると「空想科学小説」というよりは「リアル科学小説」といった方がよいかも。
 一番嬉しかったのは、海底世界一周が実は科学調査の旅だったということで、観測船の航海記を読んでるかのようです。海洋SFというと潜水艦バトルと海洋モンスターとムー/アトランティス海底人なんですが、そういうものにほとんど頼らずに作品を成立させている。
 それと、水圧と密度と浮力の関係について、深く潜れば潜るほど、船殻の圧縮率より以上に海水の密度が増えて浮力が増えてしまうので、深く潜るには推進力と水平舵に頼るしかないとしているところ。こういう理解に基づいた作品は、その後書かれた海洋SFの中には登場していません。



220. Re^6: 御礼 hush [URL]  2003/10/28 (火) 12:35
 ジュール・ヴェルヌ、気に入って戴けたようで、大変、嬉しく思っております。

 実は西村式潜航艇のページを作ってとか考えたのですが、手持ち資料が「世界の艦船」と「決戦兵器 陸軍潜水艦―陸軍潜航輸送艇マルゆの記録」http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769810814/ref%3Dpd%5Fpym%5Frvi%5F2/249-6899273-2749932に一部記載がある程度で、インターネットで検索しても、こちらのページぐらいしかヒットしなかったので、諦めた様な次第です。

 ところで、「海底2万海里」は、僕にとって非常に印象深い作品です。
 小学生の頃は、毎日のように読んでいた記憶がありますし、角川文庫版も中学生の頃に入手しています。
 船と海と本が好きになったのも、大袈裟に言えば、この本と巡り会ったからだと思っています。
 それだけに、その自分が愛した作品を他にも愛した人がおられ、この作品について書かれていると言うのは、実に嬉しいことでありました。
 ジュール・ヴェルヌのページも、贈呈されるべき人の所に行ったと思っております。

 「海底二万海里」の冒頭シーンで登場する船舶の中には実在するものがあるようです。
 ノーティラスのページにも一部記しましたが、スコティアがそのようです。
 昔、この船の名前を見つけた時には、非常に驚いたものです。
 ただ、外輪船だったと言うのは意外でした。
 大西洋横断航路ですから、当然、スクリュー船だと思っていました。
 ヴェルヌもそのように書いておりますが、なんでも社主のキュナードがスピードよりも信頼性を重んじたからだそうです。
 荒波の中を、チャパチャパとパドルで掻き分けていく姿を見たかったように思います。

 アロナクス教授等を乗せたエイブラハム・リンカーンの方は実在しません。
 破壊される艦に、実在の艦名を採用するわけにはいかなかったのだろうなと思っております。
 ただ、同艦の艦長ファラガットの名前は、南北戦争の英雄デヴィッド・グラスゴー・ファラガット提督http://www.civil-war.nu/civilwar/biography/us/ddporter.htmlを思い出します。
 この頃には、すでに有名になっていた人物ですので、けしてフリゲートの艦長をと言うわけにはいかないでしょうが、ヴェルヌの頭の中には彼のことが念頭にあったように思うのです。

 昼休み、つれづれに書いてみましたが、また長文になってしまいました。
 御免なさい。



219. Re^5: 御礼 西村屋  2003/10/27 (月) 22:09
hashさん、ジュール・ヴェルヌのページの進呈、最高のプレゼントです。私の宝物にします!
いろいろとありがとうございました。励みになります。
hashさんのサイトも、いっそうのご発展をお祈りいたします。



218. Re^4: 御礼 hush [URL]  2003/10/27 (月) 20:04
>相互リンク
 ありがとうございます。
 早速、http://hush.gooside.com/index/Link/Johou.htmlの方で紹介させていただきました(その日のうちにやらないと、今度、いつするか分からない性格なので、早速に)。
 ついでの折にも御確認戴ければ幸いです。
 なお、リンクをしていただいた方には、御礼に1ページ贈呈することにしております。
 何にしようかと悩んだのですが、http://hush.gooside.com/name/v/Ve/Verne.html
御尊名を記させていただきました。
 これも、ついでに見てやって戴ければ幸甚に存じます。
 本当はノーティラスのページがふさわしいと思ったのですが、別の方に贈呈してありましたので、次善で申し訳ないのですが。
 あと、ノーティラスのページもリニューアル致しまして、特にhttp://hush.gooside.com/name/n/No/Nortilus/Nortilus.html#anchor24569辺りを新しく致しました。
 その際、そちらのページを参考にさせて戴きました。
 
 二万の件、すいませんでした。
 



217. Re^3: 御礼 西村屋  2003/10/27 (月) 13:09
Hashさん、相互リンクお願いします。

>>「ソラリス(首都高速が出てきましたね)」
 見たことはあるのですが、首都高には気付きませんでした。つい最近の映画のパンフに首都高が出てると書いてありましたね。

>>「UFO(ストレイカー司令官って定岡投手に似ていませんか?)」
 本当ですね
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/9475/member1.html

>>707やマイティジャックは懐かしいどころではないのですが)
 DVD版707Rが出たところで、小澤先生もお元気ですよ。

>>実は「ちきゅう」の項で、勝手にJAMSTECにリンクしているのですが)。
 JAMSTECはリンクした旨の連絡を求めていますが、だからといって相互リンクするわけでなし、連絡のし甲斐がないですね。

>>この2万リューと言うのは、近似値なのでしょうか

 私の根拠は
http://chikyu-to-umi.com/earth/nemo.htm
にも書いてあるとおり
http://jv.gilead.org.il/fpwalter/index.html
というサイトの「Units of Measure」
http://jv.gilead.org.il/fpwalter/units.html
に、
「League:In Verne’s context, 2.16 miles
 Kilometer:Roughly 6/10 of a mile   」
と書いてあって、それが唯一の手がかりです。
ではまたよろしく



215. Re^2: 御礼 hush [URL]  2003/10/26 (日) 14:30
西村様
 丁重な挨拶、痛み入ります。
 朝から、電話代のかさむのも忘れてそちらのサイトを探検してまいりました。「渚にて」、「シーヴュー号」、「ソラリス(首都高速が出てきましたね)」、「707」、「マイティジャック」、「UFO(ストレイカー司令官って定岡投手に似ていませんか?)」…(8823はさすがに知りません)、もう懐かしさで一杯になりました(特に1959年建造の私にとって、707やマイティジャックは懐かしいどころではないのですが)。実に嬉しいページであります。また、「かいよう」についてお書きになられたものも読ませていただき、そのような素晴らしい方のページに紹介していただいたことを本当に嬉しく思っております(こちらからもリンクさせていただいてよろしいでしょうか。実は「ちきゅう」の項で、勝手にJAMSTECにリンクしているのですが)。
 ところで、「海底2万海里」の原題であるVingt Mille Lieues Sous Les Mersにはlieuリューと言う単位が使われております。辞書で調べると1リューは4km、lieue marineだと5.5kmとなっておりますので、前者だと8万km、後者だと11万kmにもなるのですが、そんなになりますでしょうか。日本近海=ハワイ=タヒチ=トレス海峡=セイロン=スエズ=ジブラルタル=南極点=ホーン岬=ロフォーテン諸島と言う軌跡を考えていくと地球一周どころではないので、2万海里3.6万kmと言うことはないと思います(前にも書いたように30年以上も前に読んだ最初の本がそうなっておりましたので)。まして、そちらのページの計算で行くと3.8万海里ですので、6.4万kmとなり、ま、妥当な数値だと思います。この2万リューと言うのは、近似値なのでしょうか、それともヴェルヌの時代には1リューがもっと短かったのでしょうか。昔から疑問に思っているのですが、何か情報をお持ちでしたら御教示願えないでしょうか。



214. Re: 御礼 西村屋  2003/10/25 (土) 20:06
hushさん、はじめまして
ご挨拶もせずにリンクさせて頂いていました。
あんなに沢山のノーチラス号があるとは思いませんでした。
やっぱり海底2万リーグの影響でしょうか。
いまだに「海底2万リーグ」を上回る作品がなかなか登場しないのも問題ですが。
2005年はジュール・ヴェルヌ没後100年に当たり、新しいノーチラス号を生み出せないものかと思っています。
今後ともよろしく



213. 御礼 hush [URL]  2003/10/25 (土) 15:15
 アクセス解析をしておりまして、こちらのページで御紹介を頂戴していることを知りました。
 実は、「海底二万海里」(リューは里の方が近いようですが、最初に読んだ本のタイトルがそうなっておりましたので、随分短くなりますが)は、私の一等好きな小説でして、その中で紹介していただけると言うのは、作者冥利に尽きると言うものであります。
 厚く御礼申し上げるとともに、今後の益々の御発展をお祈り申し上げます。
 突然、失礼致しました。
 



212. 総合科学技術会議 西村屋  2003/10/22 (水) 12:17
 2004年度の国の科学技術予算の命運を握る総合科学技術会議によるランク付けが発表されています。
http://www8.cao.go.jp/cstp/budget/h16ordersiryo2.pdf
 以前は各省庁の中で上位にランキングされれば、それでなんとかなったのが、昨年からかこういう方式に変わっています。
 S、A、B、Cの順に優先度が下がっていきます。
 ニュートリノがCランクになって小柴さんが怒ったと新聞に出てますね。
 地球科学に関係するところを拾うと
B:生態系による温室効果ガス固定・削減技術
B:地球環境国際研究(革新的な温暖化防止技術の研究開発)
A:人・自然・地球共生プロジェクト(温暖化予測「日本モデル」の開発、水循環変動予測)
A:南極地域観測事業(「しらせ」後継船建造着手を含む)
B:自然・生態系における化学物質影響評価システムの開発
A:ナノテクノロジーを利用した環境技術開発
A:地球規模水循変動に対応する水管理技術
A:東海地震の予測精度の向上及び東南海・南海地震の発生準備過程
A:深海地球ドリリング計画
S:地球環境研究総合推進



208. 遺伝子解析の話 西村屋  2003/10/13 (月) 18:20
生物の進化系統樹を作る時の遺伝子解析について
http://chikyu-to-umi.com/earth/yo_bisei.htm#dna
にまとめました。SF倶楽部の三輪 さんと加藤ち さん、どうもありがとうございました。



207. Re: こんにちは。 西村屋  2003/10/13 (月) 00:01
Web地蔵さん、初めまして
キュート/プリティー/クールと言われたのは初めてです。どうぞよろしく。またどうぞ。



206. こんにちは。 Web地蔵 [URL]  2003/10/12 (日) 14:08
アイデア求めて漂流中、偶然ここにたどり着きました。キュートです。プリティーです。クールです。また来ますね!



205. Re^2: タイタニックの秘密 西村屋  2003/10/12 (日) 00:51
YASUさん、みきぱぱさん、NS60さん
 今日は一日中ディズニー・シーに行って来ました。初めてです。以前、どなたかからも紹介がありましたが、思った以上に地球・海洋SFしていましたね。
 海底2万リーグは疑似潜水(窓ガラスに泡がブクブクしている)。センター・オブ・ジ・アース(地底旅行)は女房が怖がったので乗れず(私もジェットコースターは苦手)。
 気象コントロールセンターではストームライダーという飛行機で台風に突入し、ストームディフューザーを投入・爆発させて台風を拡散・消滅させる。近くの桟橋には紹介のとおり海底基地とカタマランのサルベージ潜水艇とマンボウ型潜水艇(これがなかなかかっこいい)。
 19世紀の世界にとっての未来−鉄とリベットの世界−の雰囲気がよく出ていたと思います。
 ほかにもマーメイド・ラグーンのアンダー・ザ・シーでは夢のある海中世界を現していてクラゲの遊具や人魚アリエルの世界など、なかなか貴重な存在。

 これだけ人気のある遊園地にこれだけ地球・海洋SF的要素があるのは素晴らしいですねぇ。残念なのは、まだその方面のグッズが乏しい。ノーチラス号だけはカップと栓抜きとオオイカに絡まれたノーチラス号とDVDなど充実している。置き物用のノーチラス号は38000円の高額の割には物足らない。
 「アトランティス−失われた帝国」の<ユリシーズ>ぐらいはあってもいいのに。
 このほか地球の周りをミッキー潜水艇が動くのがなかなか面白いので買いました。



204. Re: タイタニックの秘密 NS60  2003/10/11 (土) 17:46
YASUさん、どうも。
いや〜失礼しました。またよろしくお願いします。
707Rの感想いや感動ですね。さとる掲示板にカキコします。

みきぱぱさん、お返事ありがとうございます。
勝手にお名前あげて失礼しました。

> ころっと忘れていました。いつまで上映しているのでしょうか?
> ビデオ化を希望しているのですが・・・
品川IMAXで見ましたが、どうも終了期限が出てませんね。
前にシャックルトンのドキュメンタリをやっていたときに
確認せず行ったら、某社の新入社員教育?で入れなかったりしたんで
確認されてから行かれたほうがいいと思います。
ビデオ化、してほしいですが、そういった情報は出てませんでした。

> NS60さん、今度海洋観測機器オフ会を開きましょう。
ううっそんな超コア/マイナねた。うれしいですが\(^O^)/
仕事モードになってコワい気も。
いずれお会いしましたら当然そのような話になるかと。ねたは色々?

> ちなみに、私が使用しているROVのソナーはカナダのIMAGENEX社です
ROV系は好きで見てる程度なのですが、やはりずいぶん小型化されて
ますね。そうそう映画のミールとROV、botにはSONY開発?の
ステレオカメラが搭載されてました。これを付けて操縦者がHMDで
3Dステレオ映像見たら、とか考えてしまいました。
ROVのスラスタは内蔵型?4ヶだったかな。タイタニック本編の撮影に
使用した物よりずいぶん小型化されてると思いました。
ミール内部も思ったより?ディスプレイ多いですね。狭そうだったけど。





203. Re: タイタニックの秘密 みきぱぱ  2003/10/10 (金) 23:07
NS60さん。どもです。
> いや〜いいです。潜水艇ファンROVファン(いる?)必見です。
ころっと忘れていました。いつまで上映しているのでしょうか?
ビデオ化を希望しているのですが・・・

> 西村屋さん、みきぱぱさん(面識ないので申し訳ありません)が
> 見たら、絶対仕事モードチェックに入るかも。
そうですね。仕事と称して見に行くのがいいかも。(**)\
NS60さん、今度海洋観測機器オフ会を開きましょう。

> 思わず私もミールのCTDセンサは、と探しました(わからず)
使い捨てのBTだったりして。冗談です。m○m

> 前方ソナー画面には"SIMRAD9000”と表示ありました。
やはり、ヨーロッパはSIMRADが強いようですね。
ちなみに、私が使用しているROVのソナーはカナダのIMAGENEX社です。
(小さい会社だけどカナダ海軍にも納品しているそうな)
http://www.kwk.co.jp/marine/index/sonar.htm

> しんかいのこんなビデオ(大和探索とか)あってもいいのでは、
> と思いました。
同感です。



202. Re: タイタニックの秘密 YASU  2003/10/10 (金) 10:49
> NS60です。いや瀧乃家行けばよかった。

期待してましたよ
次回は参加してね



201. タイタニックの秘密 NS60  2003/10/10 (金) 00:30
NS60です。いや瀧乃家行けばよかった。
707Rううっ見てますけど、今回は、
”ジェームズキャメロンのタイタニックの秘密”見てきました。
http://www.3d-titanic.jp/
いや〜いいです。潜水艇ファンROVファン(いる?)必見です。
タイタニックがむろん主役なんですが、ミール1,2が準主役、
ROVのbot1,2(JasonとElwood)が準準主役、ミールのダイブの
ダイジェスト版と言ってもいいと思います。
母船のケルディッシュへの乗り込みから、ミールを吊るすクレーン
ミールの格納は「よこすか」みたいかなと思っていたら、
クレーン横のロッカー?のふたが上に開いてそこにミールが入って
いるとか(狭そうで整備どうすんだろ)ミールのハッチにさらに
ロシアの潜水艦にたいにふたがあるとか、闇夜で波浪階級2〜3の
海上でミールを収容するためにダイバーが振り落とされそうに
なりながらクレーンのフックかけるシーンとか。
ROVのELWOODがタイタニックの内部でバッテリダウンで動けない
のをJASONがフック付けて回収しにいくシーンとか。
ミール1、2が向かい合って潜水するところ、タイタニックの
甲板ぎりぎりに降りる所、(ミールのスラスタはしんかい2000
ぽいですけど。サイドスラスタが小さく感じました。)
そう!3Dなんです。偏光めがねかけて、ミールのマニピュレータ
が目の前ににゅっと出るのは驚きました。まあ海中はあまり3D
は感じなかったけど。
西村屋さん、みきぱぱさん(面識ないので申し訳ありません)が
見たら、絶対仕事モードチェックに入るかも。
思わず私もミールのCTDセンサは、と探しました(わからず)
前方ソナー画面には"SIMRAD9000”と表示ありました。
まあタイタニックが沈没船なんで見ていてさびしさは感じます。
いや〜でもミールのダイブのダイジェストと見ても楽しめます。
しんかいのこんなビデオ(大和探索とか)あってもいいのでは、
と思いました。
次は向井千秋さん監修?の3Dアニメやるようですが、IMAX
シアターなんで、まだまだ上映するようなので、ぜひ見てみて
下さい。MLにも出しておこうかな。




200. Re^4: 707R買いました YASU  2003/10/07 (火) 21:01
> うっちさん
> 「ちきゅう」のビデオですが、ビデオデッキ付きTVを別の部屋から運

あ!!忘れた!すまん



199. Re^3: 707R買いました 西村屋  2003/10/07 (火) 18:43
うっちさん
「ちきゅう」のビデオですが、ビデオデッキ付きTVを別の部屋から運んでこないといけなくて。最初からデジタル・ビデオカメラごと持っていけばよかったんですが。



198. Re^2: 707R買いました うっち  2003/10/07 (火) 00:54
西村さん、どうもお疲れさまでした。

> 工藤さんもこられるそうで、SF大会の時のメンバーが揃いそうですね。「ちきゅう」デリック搭載時のビデオも持っていこうと思います。

あれ、これ観なかったなあ。
またの機会には是非観てみたいです。お願いします。



197. Re: 707R買いました 西村屋  2003/10/03 (金) 09:27
YASUさん、うっちさん、どうもどうも
10/5(日)、瀧乃家にお邪魔しますが、9/30〜10/6の8日連続の飲み会、一日おいて10/8も飲み会で、体重も順調に増えていくばかりです(笑)

工藤さんもこられるそうで、SF大会の時のメンバーが揃いそうですね。「ちきゅう」デリック搭載時のビデオも持っていこうと思います。




196. 707R買いました うっち  2003/09/30 (火) 22:57
先日9/28にDVD購入しました。
特典のプレスシートもゲット。

これから、知人にも宣伝しますよ。

完全版を観るのは初めてで、これが前半ってことは、後半はかなりの急展開になるのでは?

10/5にはYASUさんのところにお邪魔する予定です。
久し振りにみなさんにお会いできるので楽しみです。



195. Re: 「世界の艦船」11月号 YASU  2003/09/30 (火) 10:55
> 今日は。DVDプレイヤーを持っていないみきぱぱです。(でも707Rは買いました)

ありがとうございま〜〜す、DVDを持っていないのに、
わたしは近所で9800円のプレヤーを買いました。
で、
みきぱぱさん、10/5遊びに来てよ〜〜



194. Re: 「世界の艦船」11月号 西村屋  2003/09/28 (日) 23:36
みきぱぱさん、DVDプレーヤーもないのに「707R」を買われたとはリッパ! お陰様で販売直後なのに売り切れが続出しているみたい。小澤ファンとして歴史的な週末でした。感慨もひとしおです。
 次の夢は、新しい海底世界一周探検の物語が生まれることですね。今度の707Rもこれまでの潜水艦バトル作品ではあまり描かれなかった海の中の姿、魚や海洋現象が少し登場します。



193. 「世界の艦船」11月号 みきぱぱ  2003/09/28 (日) 12:56
今日は。DVDプレイヤーを持っていないみきぱぱです。(でも707Rは買いました)
今月発売の「世界の艦船」11月号の特集は次世代の潜水艦(グッドタイミング?)です。米海軍新型原潜ヴァージニア進水、SSBNオハイオ改造などが掲載されています。
これからの原潜の主任務として、陸上部隊の支援がますます重要度をましているとのことで、707や沈黙の艦隊のようなサイレント・サービスは終焉を迎えるかもしれません。沿岸域の機雷敷設作業に「うらしま」のようなAUVが使われる日も近いでしょう。
米海軍の次期攻撃型原潜として扁平な形状を持ち、魚雷発射管ではなく、B52のような爆弾倉から魚雷や機雷を発射する案もあるとのこと、707と現代の潜水艦を艦型や作戦面から比較してみるのも面白いですね。
その他、私が気になった記事と広告は
1.「深海のパイロット」の紹介(BOOKGUIDE欄)→紹介だけ、書評もほしかった。
2.富士通のRCS(レーダー散乱断面積)計算システムの広告→誰が買うんだ?
3.西伊豆の「こばるとあろー」が航路廃止→昔何回か乗りました残念



192. Re^4: リング 西村屋  2003/09/27 (土) 08:14
(その3)
高橋 仁さんの手作りバブルリング発生装置の概念図はこちら。
http://chikyu-to-umi.com/post/BubbleRing.doc(MS-Wordファイル)



191. Re^3: リング 西村屋  2003/09/27 (土) 00:36
(その2)
 製作の要点は、ノズルでして、材質がシリコン或いは生ゴム、水中で逆流水の入ら ない構造のノズルとON-OFF動作の機構にあります。基本的には水中開閉弁方式と外部開閉方式がありますがノズルの直近での開閉がベターとなります。
 即ち強力な回転を与えることがバブルリングの成立条件となります。
  *バルブの開時間は0.2sec〜0.5secあたりが渦輪の成立条件です
  気体の供給圧力は水深圧+100〜150mmaq(ノズル部)更には目的の渦輪容積からなる一回分のバッファタンクがあれば有利です。尚、気体も空気,CO2、O2などが考えられ、そのガスの物性によっても多少の設定を変える必要があります(CO2は水中に溶解し、極端に減衰します)
 生成間隔は、ガス量で決定されますが、短間隔では、前のリングを下側から追い抜く(すり抜け)ことが可能です。又、並列で発生させると成長に従い接近し、ついには1つのリングとなります。

 我々は当時ディスプレイとして、リングが光り輝く装置も開発しました。
  光の屈折で驚くほど気体の渦輪はミステリアスに輝きます。
  古い資料ですが、過去作ったパンフレットやVTR(VHS)もどこかにあると思いますし、ノズルも水深3〜5m用のものも1〜2個ならあると思いますが、まことに恐縮ですがこれから作るとなると、金型や防水型電磁弁、作動用タイマー制御装置など(手動では困難)製造するに困難の状況です。

 日本炭酸瓦斯(株) 技術開発部   高橋 仁



190. Re^2: リング 西村屋  2003/09/27 (土) 00:36
山田さんより
 回答  相棒の高橋 仁さんが答えてくれました。

 バブルリング(渦輪/ボルテックスリング)は、液体中の液体の渦、液体中の気体の渦 或いは気体中の気体の渦が存在し、内側から外側に回転しその形状を保ちます。自然界ではイルカや鯨などが海中で空気を吐き出す場合にまれに発生します。
 それを見たJAMSETC潜水技術部(当時)のプロフェッショナルDeep Sea Diver (水深300mでのHe-O2を呼吸してのSATダイビング(飽和潜水)の第一人者)である山田稔さんが減圧時の余興で口での製造法を取得し、ついで機械での発生装置を発案、同潜水技術部のガスエンジニア高橋仁と、来る日も来る日も3mのプールの中で開発に及んだものです。(液体中で渦輪を作る装置;特許1513016)
 鴨川シーワールドや海遊館などでのアトラクションデモの他、工業的な利用分野と しての、 液体への気体の攪拌効果による、気液混合装置、湧昇流発生装置などとして用いら れましたが現在稼動しているものはありません。



189. Re: リング 西村屋  2003/09/23 (火) 13:34
小山郁夫さん、どうも初めまして。西村屋です。
ご質問の件、発明者の山田 稔さんに転送しておきます。
「吐出量は少なく、吐出圧は高く」というのを機械仕掛けで実現するにはどうしたらいいんでしょうね。
バブルリングを子どもたちの前で実演するって素晴らしいですね。頑張って下さい。
イルカはスパイラル状のバブルリングまで作れるのが凄いです
http://www.earthtrust.org/delringgallery.html
の7つめの画像

ついでながら同じ文が7つアップされていましたので、最後のを残して削除しておきました。



188. リング イルカもどき  2003/09/23 (火) 10:16
初めまして
西村屋様、山田稔様?
 バブルリングの記事、興味深く拝読しました。当方、薬学の専門ですが、年に数回、多くの子供と
「自作の科学の遊び」で遊ぶことを楽しみにしています。今年の夏休みは科学技術館で、また先週は地元で
遊び、このときはNHKの「一都六県」に密着取材されました。そして11月は茨城県の総和町の科学の祭典(参加者約八千人)で、イルカのバブルリングを実演する予定で、装置を試作中です。
 深さ90センチのドラム缶入りの水の底に、直径10mmのゴム管を沈め、足踏み空気ポンプで送気。てこの原理で、ゴム管の口を外で操作して開閉し、リング作成に挑戦しています。たまに2-3個の泡が繋がりリングになることがありますが、多くは10個前後の泡でリングが形成されます。直径は20-30センチです。泡一つのリングはまだできません。
 圧力の調節は足踏みのめた、難しく、ゴム管の直径を変えたり、形状を変えたりしていますが、うまくいきません。水深90cmで何とか一つ泡でリングを作りたいと思っています。
ご多忙とは存じますが、ご助言をいただければ幸いです。
小山郁夫




180. Re: 先日はありがとうございました 西村屋  2003/09/08 (月) 22:26
塩崎さん、どうもどうも。
なかなか会う機会のなかった府大の方、それも自分の出身講座の方、しかも船舶工学ではなく海洋学でお会いするとは思ってもいませんでした。そのうえ「みらい」の乗船経験者でリンク済みとは。
不思議な縁ですね。
ギターでボサノバが趣味だそうで、私はかつてバーデン・パウエルに心酔してボサノバというよりはサンバですが、塩崎さんの場合は誰を手本されているんでしょう? ボサオノバギターの教本ってあんまりありませんね。
ではまた機会がありましたら。えーっと、もう名前を忘れてしまって申し訳ない女性の方、それから深層水グループの方にもリンクさせてもらっていること、よろしくお伝えください、



179. 先日はありがとうございました 塩崎拓平  2003/09/07 (日) 22:36
大阪府立大学の塩崎です。
先日の海洋科学技術学校ではお世話になりました。ありがとうございました。
大阪に帰ってきてから早速、西村さんのホームページをチェックしてみました。非常に幅広く、かつ内容の深いページですね。僕のHP(http://ms.marine.osakafu-u.ac.jp/~b9809/)にもリンクしていただいて、ありがとうございます。
僕も西村さんに負けないようなホームページを作っていきたいと思います。
またちょくちょくと覗かせていただきますね。
それでは失礼します。



178. 9/10:レディ・スクウィッター3 西村屋  2003/09/06 (土) 23:58
9/10、電撃文庫で都築由浩「レディ・スクウィッター3 雷雲のライフライン」がいよいよ発売!
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/
で「電撃文庫9月新刊情報!!」をクリック。

 この作品はとある星系のガス巨星が舞台なんですが、長大なテザーケーブルで繋がれた探査艇が登場し、また雲の水と水素と二酸化炭素に依存する生態系も登場するなど、一昨年、都築さんがJAMSTECを取材されたときのアイデアがふんだんに盛り込まれています。
 面白いですよ!



177. サブマリン707R発売日迫る! 西村屋  2003/09/06 (土) 23:37
 40年ぶりにアニメ化された「サブマリン707R」が無事完成。いよいよ9月26日にDVD(全2巻のうちの第1巻)が発売。
 初回生産分のみ「DVD限定バージョン」で、2巻収納コレクターズ・ボックス仕様&スーパーピクチャーレーベルとかいうものなんだそうです。
予約購入しないと買い損ねる恐れあり。
予約購入はこちら
http://www.sonymusic.co.jp/Animation/SS-707/

また新707の方は日経キャラクターズ9月10日発売ですよ。



176. Re: ”日本で最初の深海潜水調査船の軌跡” 西村屋  2003/09/05 (金) 19:17
NS60さん、どうもどうも紹介ありがとうございました。
てっきり紹介済みだと思い込んでいました(汗)。
私も質問したいことがいっぱいあるので、ぜひ聞きに行きたいですねぇ。
田代さんはアルヴィンを動かしているウッズホール海洋研究所にもいましたから、新しいアルヴィンの情報なんかも聞けたらいいんですが。



175. ”日本で最初の深海潜水調査船の軌跡” NS60  2003/09/05 (金) 18:23
”日本で最初の深海潜水調査船の軌跡”
〜もう一度深海へ!復活を目指すしんかい2000〜
日時 平成15年9月20日(土)午後1時30分から午後2時30分
場所 海洋科学技術センター横浜研究所

、、、とJAMSTECのHPにありました。
田代さんが講演されるそうです。これは行ってみようかと。
なかなかここに出ないので自分でカキコしちゃいました。

”日本で最初〜”と見て、もしや例の西村式豆潜水艇の話?
と思った私は、、、(^^;;
NS60でした。

追)BEAGLE2003のページもできてましたね。



173. オーシャン・オアシス 西村屋  2003/09/04 (木) 18:27
うっちさん

タイトルが「オーシャン・オアシス」だったのにどういうわけか「海洋深層水」に変わってしまいましたが、内容の方を海洋深層水に合わせていただきましたね。

> 出演が女性博物学者で、監督と撮影監督と脚本がいます。かなり本格的ですね。

 やっぱり出演は女性ですか。おっさんが出たんじゃねぇ。例えば深海掘削船Joides Resolution号の船上写真でもやたら女性ばかり映っているくせに、研究者の集合写真はほとんど男性でアレっということがよくあります。

 貿易風帯に位置する大陸の西海岸は湧昇流で海は豊かだけど、陸地は冷涼・乾燥域になっちゃうんですね。それがエルニーニョになると反対になるので生き物にとっては厳しいですね。



172. Re: 海洋深層水のページ うっち  2003/09/03 (水) 22:30
西村さん、ハワイからお帰りなさい。

> こういうのサンディエゴ自然史博物館じゃどこに作らせたんでしょうねぇ。自分で作ってもロクな作品にならないし、プロに頼めば金がかかるし・・・。

結局、行ってきました。
出演が女性博物学者で、監督と撮影監督と脚本がいます。かなり本格的ですね。

カリフォルニア半島・バハ・カリフォルニアの海と陸に生きる豊かな生物を紹介していくのですが、終盤、この掲示板でも話題の海洋深層水に触れていました。

バハ・カリフォルニアの海域には栄養豊かな海洋深層水が湧き出ていて、プランクトンが豊富です。そのプランクトンを目当てに魚類や鯨が集まり、さらには繁殖期のアザラシや鳥類が訪れます。
しかし、その深層水は温度が低いためにその海域では降水量が少なく、カリフォルニア半島の陸の動植物にとっては厳しい環境となっています。

海の生物にとってはパラダイスでも、陸の生物にとってはそうでもないようです。



168. 海洋深層水のページ 西村屋  2003/08/31 (日) 09:53
うっちさん、どうもどうも
葛飾区にはいいものがあるんですねぇ。
http://www.oceanoasis.org/toc.html
にはいろいろ解説も付いているし。こういうのサンディエゴ自然史博物館じゃどこに作らせたんでしょうねぇ。自分で作ってもロクな作品にならないし、プロに頼めば金がかかるし・・・。
ところで生まれて初めてハワイの観光旅行に行っていました。
アトランティス潜水艦が意外によかったです。

遊園地のレール付きの潜水艦あるいは半潜水型観光船、そうでなければ軍用の潜水艦に毛が生えたものかと思っていたんですが、大きな窓がいっぱい並んでいて、操縦席の窓は半球型の特大サイズ。船内は最新の旅客機のようなモダンな雰囲気。

各所のスラスタでその場回頭もでき、潜水艦というよりは潜水調査船の雰囲気。

あまり生物の豊富な海域ではないのですが、魚礁代わりに沈めたYS-11や小型タンカーや漁船や人工漁礁には魚が集まっていて、また、潜水艦をイワシの群が追いかけていて、全速で泳ぐ魚の姿は水族館での姿とは違う、感動モノでした。

アトランティス潜水艦は世界各地に十隻以上あるそうで、もっと魚の多い海域の潜水艦にも乗ってみたくなりました。



167. オーシャン・オアシス うっち  2003/08/24 (日) 20:58
私の地元・葛飾区の天文博物館に火星を見に行こうかとHPを見ていたら、『オーシャン・オアシス』上映中とありました。
http://www.city.katsushika.tokyo.jp/museum/index.html
この映像、ご存知ですか。
「サンディエゴ自然史博物館」の作品ならハズレはないと思うのですが。



166. Re^4: 海洋深層水のページ 西村屋  2003/08/21 (木) 12:34
YASUさんへ

深さ300m以深なら、300mであろうが、2000mであろうが、効用の点でたいした違いはないように思いますが。「深海」の定義は200m以深というのが一般的ですし。

地下水をその中身も知らずに清涼飲料水やビールとして大量に飲んでいることの方がずっと怖いかも。



165. Re^3: 海洋深層水のページ YASU  2003/08/20 (水) 23:46

>  北大西洋北部(グリーンランド沖)で沈降して南下した深層水や、南極大陸周辺で沈降した深層水は、日本周辺では1000mよりももっと深いところにあって、まだ取水設備は存在しません。ハワイも同様。

え!そうなんですか
電話ケーブルの設置技術を考えれば1000mくらいの深層水だと思っていました。

>
>  日本周辺で300m以深から汲み上げた深層水だと、オホーツク海あたりが起源のもので、といっても数十年ぐらいの古さはあるんで、効用には違いはないでしょう。そもそも「古さの効用」自体が分からず。日本海の深層水はまだ未勉強。
>
300mほどの深層水が売られているのですね〜〜
びっくり!
深層水というネーミングに疑問あり
この深さだとなんか気分的に飲めませんね〜〜ホント
>
>  評判やイメージだけが先走るのは怖いところがありますね。
まったくこわい話です。



164. Re^2: 海洋深層水のページ 西村屋  2003/08/20 (水) 16:54
> 深層水のミネラル水が2Lで800円ほどで発売されていますが、
> 海洋深層水は南半球と北半球、つまり南極回りと北極回りではどちらが良いのでしょうか。

 北大西洋北部(グリーンランド沖)で沈降して南下した深層水や、南極大陸周辺で沈降した深層水は、日本周辺では1000mよりももっと深いところにあって、まだ取水設備は存在しません。ハワイも同様。

 日本周辺で300m以深から汲み上げた深層水だと、オホーツク海あたりが起源のもので、といっても数十年ぐらいの古さはあるんで、効用には違いはないでしょう。そもそも「古さの効用」自体が分からず。日本海の深層水はまだ未勉強。

 取水深度が200m以浅だと黒潮の影響とか陸からの河川水の影響とかもあるので要注意。

 マグネシウムやカルシウムなどの錠剤を飲むぐらいなら、深層水のミネラル水を飲む方がずっとマシだと思いますが、ミネラル・バランスを残しつつ脱塩するのはそれなりに難しそう。といって、ミネラルの成分比が深層水や体液のそれに近いとどれだけ効用があるかも不明。

 評判やイメージだけが先走るのは怖いところがありますね。



163. ニュース2件 西村屋  2003/08/20 (水) 16:35
藤崎慎吾さんより新着ニュース2件

●Science誌によれば摂氏121度で繁殖できる菌が見つかったそうですね。これまでの記録は113度だったとか。ハイパースライム候補でしょうか。

●深海飛行艇(?)が誕生したようです。ちょっとかっこいいかも。
http://www.deepflight.com/subs/dfa.htm

そうそう、ついでながら、藤崎信吾さんご自身のホームページが出来ています。ゲストブックもあります。
http://www01.vaio.ne.jp/fujisaki/



162. Re: 海洋深層水のページ YASU  2003/08/20 (水) 16:08
> このところ話題の海洋深層水のページを仮オープンしました。
> 手始めに、アトピー性皮膚炎への効果などから。
>
> 西村屋 トップメニュー>深海に挑む技術>海洋深層水
> http://chikyu-to-umi.com/post/dsw.htm

深層水のミネラル水が2Lで800円ほどで発売されていますが、
海洋深層水は南半球と北半球、つまり南極回りと北極回りではどちらが良いのでしょうか。




161. 海洋深層水のページ 西村屋  2003/08/18 (月) 21:19
このところ話題の海洋深層水のページを仮オープンしました。
手始めに、アトピー性皮膚炎への効果などから。

西村屋 トップメニュー>深海に挑む技術>海洋深層水
http://chikyu-to-umi.com/post/dsw.htm



158. Re: Shipbuilding/Robert Wyatt 西村屋  2003/08/04 (月) 22:17
よくまあ ”Shipbuilding” なんて曲、ありましたね。あんまりムードがありそうには見えませんが。
”Voyage”の方がありそうですね。浜崎あゆみとか。

それにしても、うっちさん、幅広いですねぇ。

坂本真綾の新シングル・ベスト、娘が買ってきました。付録DVDも垂涎モノですよ。だけどレ・ミゼラブルでの坂本真綾、鳥肌が立つぐらい凄かった。



157. Shipbuilding/Robert Wyatt うっち  2003/08/04 (月) 15:10
ご無沙汰しています、うっちです。

「海」がテーマの曲は数多くあれど、「造船」がテーマの曲はこれくらいでしょう。
Shipbuilding/Robert Wyatt
Wyattは英カンタベリー出身で元Soft Machineのメンバー。この曲はシングルのみの発売(82年)なので入手が難しいのですが、今度発売されるベスト盤にはおそらく収録されるかと思います。
作曲は最近はBurt Bacharachなどとの共演で知られるElvis Costello。彼自身によるヴァージョンでは、Chet Bakerの渋いトランペット・ソロが聴けます。

あと、坂本真綾の新シングル・ベスト、買いました?



156. Re^2: 海の格言を募集 西村屋  2003/08/03 (日) 14:04
どうもどうも
海の格言のホームページ、いろいろありますね。度量の広さに喩えた格言がいいですね。

> ・スマートで目先が利いて几帳面、負けじ魂これぞ船乗り
 職場の同僚の船長さん、心配性で頑固者が多いのですが、なるほど、これぞ船員魂なんですね。

ふと「Friend Shipという名の船は、晴天なら何人でも乗れるが、荒天時は1人でも厳しい」
みたいな格言も思い出しました。これも出典わからず。



155. Re: 海の格言を募集 みきぱぱ  2003/08/01 (金) 22:01
こんばんは。SF大会お疲れ様でした。
> 海の格言を募集。
Googleで「海 格言」を検索したらこんなHPがありました。
http://www.scn-net.ne.jp/~marine.s/page002.html
(ここって私が加入しているサーバーじゃん)

・スマートで目先が利いて几帳面、負けじ魂これぞ船乗り
うーんかっこいい?かくありたいですね(^^)



154. 海の格言を募集 西村屋  2003/07/31 (木) 20:43
メーリングリスト地球・海洋SFクラブでの話題。

 海の格言を募集。とりあえずこんなのが出てきましたが、いずれも出典不明。
「漢字では海の中に母があり、フランス語では母mereの中に海merがある」
「海洋は宇宙よりも脅威(敵意?)に満ちている」
「待てば海路の日和あり」
「海のものとも山のものともつかぬ」
「海千山千」
「地球表面の7割を占める海」
「宇宙から見れば「地球」はむしろ「海球」と呼ぶのが相応しい」
「板子1枚下は地獄」



153. Re: 通りすがりに失礼します。 西村屋  2003/07/29 (火) 22:45
ふ さん、どうもどうも

木下正高さんとはよく会いますが、本人のサイトがまだ開設していないかも。
JAMSTEC内で開設すると公開するのにいちいちWeb委員会に諮らないとダメなのがうっとおしい。個人の趣味はダメだし。



152. 通りすがりに失礼します。 ふ  2003/07/29 (火) 21:16
http://chikyu-to-umi.com/RESEARCH.HTM
にある、固体地球の研究者で行方不明、となっている木下正高さん、今は海洋科学技術センターの深海研究部におられますよ。
もうご存知かもしれませんけれど・・・。



150. オールタイムベスト地球・海洋SF決定! 西村屋  2003/07/23 (水) 13:32
7/19-21、栃木県塩原温泉での第42回日本SF大会を無事終えることができました。
 海洋企画は去年と同じクソまじめな科学技術の話題として、Newしんかい論、ウナギの女王仮説、HyperSLiMEの存在証明など、よく辛抱して聞いてくださった皆さん、どうもありがとうございます。

 宮武一貴氏を迎えて「サブマリン707R」先行デモ上映と、自作大型ラジコン模型サブマリン707、ジュニア、コーバック号、シービュー号、黒鮫号の特別展示はおかげさまで大盛況でした。
 第2回オールタイムベスト地球・海洋SFの現場投票と事前のメール投票の集計が行われ、最終日のグランド・フィナーレで結果が発表されました。http://chikyu-to-umi.com/post/sf_best03.htm
集計状況
http://chikyu-to-umi.com/post/sf_result03.htm

 ノミネートに協力いただいた方々、投票していただいた方々にお礼申し上げます。来年は岐阜県で行われるとのこと。これからもどうぞよろしくお願いいたします。



147. Re: いかれてる漫画 西村屋  2003/07/22 (火) 11:15
Gさん、どうもどうも。
19-21とSF大会に出かけていました。

D-LIVEのDSRV編は「少年サンデー」連載中に読みましたが、海がらみはこれ以外に連載開始時に水上オートバイが登場したかと思います。DSRVであれだけのアクションをさせるとは大胆。運動能力が悪そうなものを操るところに意味があるんですね。
 ほかにも海面効果翼船とかテクノスーパーライナーとかを操縦してもらいたいものです。



146. いかれてる漫画 G  2003/07/19 (土) 13:05
Gですが、本日D-LIVEと言う漫画を買ったところ、短編のひとつで海洋系のものがあったので書き込みます。
いろいろな乗り物が出てくる漫画なのですが、今回は海上自衛隊のDSRVで海上自衛隊の潜水艦の乗組員の救助やらアメリカが考えているUUVのマンタとの戦闘やらなんかすごいことをやってます。



144. Man in the Sea 西村屋  2003/07/16 (水) 08:22
人間が水圧と同じ圧力の呼吸ガスを吸う「環境圧潜水」のページができました。
http://chikyu-to-umi.com/post/ManIntheSea.htm
・日本の潜水技術の歴史(山田 稔さん)
・ダイバーズ・ウォッチの歴史(山田 稔さん)
・バブル・リング(山田 稔さん)
・海底居住ハビタットの歴史
など



143. 「深海のパイロット」6500mの海底に何を見たか? 西村屋  2003/07/10 (木) 14:24
藤崎慎吾さんのノンフィクション。
「深海のパイロット」6500mの海底に何を見たか?
(光文社新書 850円+税)
7/17に書店に並びます。

 運航休止となった「しんかい2000」への想いも込め、「しんかい6500」の活躍と、今だから明かされる知られざる裏話など満載。あまり出版されたことのないニューシートピア計画の実験状況も紹介。
 普段は光の当てられることはないパイロット、司令、整備士、スイマーなどオペレーションに携わってきた人々へのインタビューで構成されていて、決定的瞬間での生々しいオペレーション中の会話、パイロットたちの生い立ちも紹介。

 運用部門と開発部門との間のギャップ、研究者のわがまま、トイレ問題、有人か無人かの論争にも触れています。

 長年、耳学問で聞きかじってきたつもりでしたが、初めて聞く話も沢山あって、いささかショック。これさえ読めば深海潜水調査船のエキスパートになれそうな気になるほど、中身の濃さに感心しました!



142. あっ!とおどろく模型の世界 西村屋  2003/07/06 (日) 09:39
インターネットによる稀少情報のオンデマインド放送を狙っている「あっ!とおどろく放送局」
http://www.tandm.tv/

で、ラジコン潜水船のJAMSTEC潜水訓練プールでの水中映像(動画)の配信が開始されました。今回は昨年5/11の映像です。

我が家の貧弱なパソコンでは見れない(苦笑)のですが、「最新番組」欄を見ると
「あっ!とおどろく模型の世界 〜ラジコン潜水艦パート1〜」

があります。約7分、無料番組です。



141. 今度は巨大生物 西村屋  2003/07/04 (金) 22:13
今度は海岸に打ち上げられた巨大生物。

Yahoo!News:
http://story.news.yahoo.com/news?g=events/sc/070203chilesea&a=&tmpl=sl&ns=&l
YOMIURI ON LINE:
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030704i504.htm
CNN:
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200307030017.html

 チリの南部プエルト・モント近郊海岸に6月23日、体長12メートルの巨大生物の死がいが打ち上げられた。当初クジラと報告されたが、サンティアゴのクジラ保護センターが確認したところ、クジラではないことが分かった。

同センターの研究者によると、1896年に米フロリダ州で死体の 一部だけが見つかり、「伝説の海の怪物では」と騒がれた幻の生物「オクトパス・ギ ガンテウス(大ダコという意味)」によく似ているという。

 一方、米スミソニアン研究所のジェームス・ミード博士は、「これまで世界各地で打ち上げられた巨大生物は、ほぼ90%がサメだった。体長12メートルまで成長するサメはいないため、これはクジラではないか」と推測している。

 南米の周辺海域では、形のはっきりしない巨大生物の漂着や目撃がたびたび報告さ れており、今回の生物との関連が注目されているとのこと。

(土屋さん、うっちさんより)



138. 深海魚の発見 西村屋  2003/07/04 (金) 21:59
つい先日、テレビ朝日や日本テレビで紹介されたようですが、オーストラリアの研究者がタスマニアで深海魚の採取を目的に網を引いて、ミツマタヤリウオ、チョウチンアンコウ、などの深海魚を採取したというもの。
 底引き網で偶然採れたんじゃなくて、予め深海魚を採取するために網を引いて、しかも代表的な深海魚をあまり傷めずに捕獲したとのことです。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/3034520.stm

(山田海人さん、藤崎慎吾さんより)



136. なんと469作品 西村屋  2003/06/29 (日) 21:48
久しぶりに「地球・海洋SF総目録」
http://chikyu-to-umi.com/DEEP_SF.HTM
を徹底整理しました。
なんと総計469作品。
よくぞこれだけになりました。
多くの方に教えていただいてここまでになりましたが、未読作品・未鑑賞作品も増える一方です(汗)。

今後ともどうぞよろしく



135. Re: しんかい建造開始しました 今江科学 [URL]  2003/06/25 (水) 22:27
西村屋さんお気になさらずに>図面

オリジナルの問題点もよくわからないのでまずはオリジナルに
忠実に作ってみて徐々に改造して欠点を克服して行こうと思います。
アルヴィンもそうやって進化したのだし。



134. Re: しんかい建造開始しました 西村屋  2003/06/25 (水) 12:51
あっ、すっ、すみません。
しんかい6500の図面、以前にもトーピドーモデルズさんが模型製作された際に提供があったはずなので、担当者に聞こうとしていて忘れてしまいました(汗)。
とりあえず、断面図と正面の輪郭の載っている論文を送ります。
でも、できればオリジナルにしませんか?
「しんかい6500」は欠点が目に付きすぎて。
全体に大きすぎるし、側面積も大きい。スラスタが完全横移動できる配置になっていないし。



133. しんかい建造開始しました 今江科学 [URL]  2003/06/25 (水) 00:15
初めまして、今江と申します。

JAMSTECで見たRC潜水艦群が忘れられず、
自分でもしんかいの建造を始めてしまいました。
来年までには完成させて本物と2ショット撮るのを目標に頑張ります。

かいこうは何処に消えてしまったのでしょうか。
数ヶ月してひょこっと見つかったりすると面白いのですが。