この点は、個人の経験を話してどうなるものでもないのですが、私の場合は、幼稚園〜小学校の頃、難聴気味で、中耳炎と扁桃腺炎を繰り返していたのが、コロっと直ったり、最近でも腰痛や肩の痛みがひどくなった時に直してもらっています。
女房の場合も、高校時代に傷めた膝が結婚・出産後に悪くなって、外を歩き回るにも支障があったのですが、あちこちの治療を試した結果、いい先生に出会えてケロっと治りました。
その後、交通事故で頚椎捻挫になった時、整形外科では吐き気や目眩がなかなか改善されなかったところ、名古屋で交通事故の治療で評判のいい先生が見付かって約1年で回復しました。
なんでもかんでも、整形外科よりよいかどうか素人の私には分かりません。まずは整形外科で診察してもらって、切迫した状態を脱して、ある程度安定した状態に至ってから(それ以上は症状が改善されない場合)、柔整師、整骨師/カイロ、整体による治療を積極的に試みてはいかがでしょうか。
この場合、悩ましいのは、国家資格を持ち保険適用もある柔道修復師(ほか、針治療にも一部保険が適用されるようになった)は別として、技量にバラツキがあること、また、多くの場合保険が適用されないので治療費が高価なことです。
我が家は転勤が多かったので、せっかく腕のよい先生に出会っても、また転勤で探し直さなきゃいけません。
●柔道整復師(又は接骨師、整骨師)については、以下のホームページで全国の組織が紹介されています。
=>?日本柔道整復師会
●カイロ、整体ほかについては、今のところ個々に探すしかなさそうです。そういう中で、全国的に先生を紹介してくれるところの一つとして、
創術カイロプラクティック協会(問い合わせ先)
があります。診断にたっぷり時間を掛けたうえで治療するのに感心しました。研修制度・資格制度を設けて多くの資格者を輩出していますが、その中にも技量のバラツキがあるそうで、電話で問い合わせるとその地域で腕のいい先生は誰だと教えてくれました。
このほか五味雅吉さんというマスコミでもかつて話題になって、カッパブックスでも出版されていましたが、現在は、
実用コミック「腰痛は必ず治すことができる」五味雅吉著、山海堂
に全国の先生のリストが掲載されています。こちらは、足技も使った大胆な治療法とか、バラコン(バランス・コントロール)・バンドなどが特徴です。
また、
=>Chiropractic in Japan(長年腰痛に悩まされカイロプラクティックを勉強された前田さんのサイト)*
に、どうやって名医を探すかのヒントが書かれています。「下手なやつほど看板がデカイ!」とあるのが面白いですね。腕のよい名医はたいてい過労働状態にあって、宣伝しないからだそうです。
●基本的には、近所の年配の方々に評判のよい先生を紹介してもらえば、その方がいいでしょう。自分の身体のことですから、最後は自分で判断するしかありません。でも、結構、名医に出会えますよ。
現在、私の家族がお世話になっている先生も、以上のいずれでもありませんが、いい先生です。でも、まもなく引退されるため、その後どうやって代わりの先生を捜すか心配しているところです。
この資格は、西洋医学の分野(臨床医学、生理学、解剖学、等)と柔道整復術の東洋医学的分野を三年間勉学してからのこととなります。
合格者の称号は”柔道整復師”であり、整形外科分野で、限られた範囲内で、施術(治療とは言わないんですよ)を行えます。
ですから、お医者さんの称号である”医”は、接骨院の先生には当てはまりません。
一方、カイロ、整体等は海外は別にしても、日本ではあまり充分に成熟しているとは思えません。
まず、教育機関とその内容の充実が平均化されていないため、技術は教えるが、解剖学等基礎的な医学知識が欠如している事が多く、医療事故も重大になる場合が多いですね。ほねつぎとは別物と理解してください。
カイロはアメリカ発祥の医療技術で、アメリカでは、4年生大学、インターン制等お医者さんのレベルで、育成されています。
でも、この大学を出ている先生は日本では数えるほどしか見えず、日本に技術を広めようとしたことが、金儲けの手段になり、悪い方へ進んで行っているのが、現状でしょうか?
一部の有能な先生の技量が、悪い先生のために消え去って行くのが、悲しいです。
もっと治療機関を食べ物屋さんの様にお使いなるとと思います。おいしいものは何度も通われませんか? でも、行かないとおいしいか判らないんですよね。