■在来型・近未来潜水艦・水上艦

 魚雷を打ち合う潜水艦バトル、水上艦の戦記物も。スーパーメカ登場は「スーパーサブマリン」へ

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2005年5月3日更新

●『原子潜水艦』(1956、ソ連映画)
 紛らわしいが、次の「原子力潜水艦」の誤字ではない。二つの大洋で海底爆発が起き、ソ連の原潜が出動して某国の海底要塞を発見するスパイ・スリラー調の作品。

●『北極基地/潜航作戦』(Ice Station Zebra、1963、アリステア・マクリーン、高橋泰邦翻訳、ハヤカワ文庫NV)) 1973/6/30 1983/7/31)/『原子力潜水艦ドルフィン』(高橋泰邦翻訳、講談社 )/「北極基地/潜航作戦」(1966/8映画)
 北極海の、現実の氷山島、科学観測とか軍事面で利用されたことがらみ。原作と映画ではかなりテイストが異なります。
 映画は典型的なスパイもの。原作は変格派のミステリーとしての側面が強いです。
 英国の北極観測基地が大火災を起した。原子力潜水艦ドルフィン号が救出に向った。火災はスパイの仕業らしい……。北極海に展開する豪快な海洋スパイアクション。(by 永瀬唯さん)

●「くじらをすきになった潜水艦」(1968、M・アルジッリ、大日本図書1983)
 「ほるぷ」子供図書館 選定委員選定図書。小さな潜水艦<ピッコリーノ>は自分が潜水艦に生まれたことが辛くて、魚雷を発射する相手の船を待ち続けていることに疑問を感じる。ある日、女の子のくじらと出会い、中にいる艦長と50人の乗組員を無視していろんなところに出かけていくようになる・・・。

●「CVAN65(エンタプライズ)日本海に死す」(1973、光瀬龍、「丸」誌昭和48年7月号)
 濃霧に閉ざされた日本海。
 偶然発生したソ連長距離哨戒機の墜落を巡って錯綜する情報。
 先入観と情報の錯綜による混乱、突如として『エンタプライス』に加えられる攻撃。
 そして迎える恐るべき真相・・・。
 ちなみに、前半は各種報告書からの引用、後半は証言・著作からの引用と言う形を取っており、そのテンポとも相俟って作品世界に引き込まれて行きます。(by MOON○LIGHTさん)

●「海底の剣」(1973、ダンカン・カイル、ハヤカワ文庫NV)New
 グロムイコ外相の時代。サハリン沿海にあるソ連の実験場で係留鎖に海中生物がひどく付着して鎖がよじれる現象が発見された。類似した条件にあるカナダ、バンクーバー付近の海底に設置されたソ連のミサイル発射装置<剣>がこのままでは不安定になることが予想された。潜水艦で回収に行こうにも米国のソーサス・シーザー海中聴音網をかいくぐることは出来ない。折り悪くバンクーバーで平和・協調のための国際会議が開催される。この国際協調の流れを壊すことなく<剣>を撤去するため、非常に巧妙な方法が考案されるが・・・。
 潜水作業艇<タイイーII号>が登場する。全長20ft、幅10ft、高さ10ft、水中重量10トン、乗員2人(3人まで登場可能)、前部に直径7ftの耐圧球(厚さ1インチの鋼板製、窓3つ)、後部にやや小さめのオイルタンクを持つ。グラスファイバー製のオレンジ色の外板、マニピュレータ2、潜航深度約3000ft、生命維持時間48時間、3馬力の双発モーターで水中速力5ノット、行動範囲20マイル。2つの通信装置、水中電話、距離・方位発信器を搭載。

●「Uボート」**("Das Boot"、1973、ロータル=ギュンター・ブーフハイム、早川書房)
 2段組、499ページという大作の中で魚雷を発射したのは280ページ目という異色の潜水艦作品。1981年に映画化され、アカデミー賞で6部門(監督賞:脚色賞:撮影賞:音響賞:編集賞:音響効果賞)にノミネートされている。
=>U・ボート−U96調査報告書(1981映画「Das Boot」、U-96(VII C型)
艦長(コマンダント):大尉。おやじ。30才
従軍記者:私、ヴェルナー少尉
先任(艦長の後任候補):ペダントリー?中尉、長身で青ざめたタイプ、表情がない。自信に欠けている。実行力とユーモアがない義務遂行タイプ。ブロンド。
次席士官(機関次席とは別のようだが?):M士官、ガルテンツヴェルク(庭の小人/ベビーオフィサー)背が低い。
機関長補:中尉、新顔、ブロンドの北ドイツ生まれ
操舵長:クリーヒバウム二等兵曹長、百戦錬磨
操舵員:マルクス、赤毛、プルンスピュッテルコーク出身
操舵兵:ベンヤミン、ちび、ハーモニカ、マンジュひげ、結婚予定
水兵長(鬼軍曹の役どころ):バールマン上等兵曹、大男
発令所付水兵:トゥルボ、赤ひげ、いい坊や
発令所付二等兵曹:イーゼンベルク(艦橋ヴィリー”ハト耳ヴィリー”)。ハンブルグ郊外出身)、耳が遠い、太ってる。黒いちょび髭
二等通信兵曹(聴音/衛生兵):ヘルマン
二等通信兵曹(聴音/衛生兵):ヒンリヒ
一等兵曹:ツァイトラー(北ドイツ)。蓬髪。
上等兵曹:ヴィヒマン
上等兵曹:フリードリヒ
上等兵曹:ベールマン、頬がつやつやと赤く健康にはち切れそうな大男。
水兵:メルカー(ケチェンブローダ出身)
二等水兵:シュヴァレ、清潔野郎
二等水兵(操舵兵):ドーリアン(ベルリンっ子)
二等水兵(操舵兵):ベックシュティーゲル、19才、音頭取り
ドゥフテ
パーペンベルク
炊事:シュムット、がっしりした短躯、頸が頭ぐらい太い。仕事熱心
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魚雷整備長(娯楽係):ドゥンローブ、コロラチューラ・ソプラノ、小男、真っ黒い髪、細い目、艦内でアコーデオンを演奏する。
魚雷整備二等兵曹:ハッカー、21才、長身ブロンド、古顔、すごいやつ
魚雷整備兵:U人間(メンシェ)
魚雷係:クーリー
魚雷係?:メルカー
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機関長:27才、やせている。あだ名"ラスプーチィン"、艦長よりやせた感じ。沿った鋭い鼻、オールバックの黒髪、まっくろな目、がっしりしたあご。有能。妻が臨月。
機関次席:昔なじみ、良心的。顔つきは注意深く、ちょっとずるがしこい感じ。えくぼを浮かべる。蓬髪。
機関兵曹長:アウグスト・ヨーハン、物静か、病人みたい、ブロンド、苦悩のキリスト、有能で機関と結婚したような。動きは正確
機関兵曹長:カルル・フランツ、ずんぐり気味、黒髪で髭が濃い。むっつり、ミス多い。
ディーゼル機関兵(魚雷係?):アリオ
ディーゼル機関兵:バリマン(ソロダンサー)
ディーゼル兵曹(機関兵):(ハイニ)・フレンセン(コットブス出身)冷血漢、22才
ディーゼル兵曹:クラインシュミット
機関兵曹:クレンセン、黒髪で毛虫のような眉の大男。 電動機関兵:ハーゲン、まじめ人間、ハミング
電動機関兵曹:ピルグリム、みごとなひげ
電動機関兵曹:ラーデマッハー(チューリンゲン出身)
電動機関兵:ツェルナー、ちび
機関兵:ザブロンスキー
カンたき:ハイツァー
候補生(機関長の後任候補):ウルマン少尉(ブレスラウ生まれ)
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聖書研究屋、新顔、ベッカーの代わり
イエンス
エンマ
ドゥシロープ
ファクラー
フレクシヒ
メルケル
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他の艦長:フロスマン
クブシュ、シュタックマン
他の艦長:トムセン
他の艦長:クラーマー
他の艦長:ブリーン
他の艦長:シェプケ
他の艦長:クレッチュマー
他の艦長:フィリプ・トムセン
キューグラー、パルシファル
他の艦長:トルーマン
エントラス
他の艦長:フランケ
他の艦長:カルマン
バルテル、ベヒテル
他の艦長:ベックマン
他の艦長:ブレーマン
他の艦長:エルラー中尉

●「ノーラの箱船」**(1979、御厨さと美、奇想天外コミックス)
 1991年、ペルシャ湾上、世界最強の巨大空母<魔王号(アーティフィーンド)>(通称ビッグ・アーティ)にDNA(米国防総省防衛核兵器局)査察官ノーラ・スコラ中尉たちが乗り込む。<ビッグ・アーティ>は衛星軌道MIRV(各個誘導多弾頭)ミサイル15基、衛星高度戦闘機36機、偵察機5機、通常型戦闘攻撃機67機、哨戒機16機、レーザー連動式レーザー砲、対電磁防御ECCM、対潜ミサイルを搭載。さらに、全軍指揮機能をも持つ「ブラック・ボックス」−超伝導利用の巨大電子頭脳−がが密かに設置されていた。
 ノーラたちはその<ビッグ・アーティ>をシージャックするが、全軍指揮機能を発揮し始めたブラック・ボックスはデータ導入が途切れると自爆することがプログラミングされていた。ノーラはブラック・ボックスに自爆させないよう会話を続ける・・・。
=>NORA(御厨さと美私的ホームページ)

●「ファイナル・カウントダウン」(1980、米映画、カーク・ダグラス、キャサリン・ロス出演)New
 一言で言うと「グラマン社の宣伝映画」もしくは「アメリカ版戦国自衛隊」。
 ハワイ沖で訓練中の空母『ニミッツ』が突如妙な嵐に遭遇。数刻後、何も無かったかのように海は穏やかさを取り戻す。けれどもデータリンクは沈黙し、入って来るのは短波の懐メロ特集ばかり。パールハーバーに飛んだ偵察機の撮った写真には旧式艦が多数停泊する姿が写し出されており、傍受したベルリン放送は「クレムリンを望む地点まで侵攻」と伝えている。
 そして哨戒中の<F-14>は、旧式のクルーザーを攻撃する悪鬼の如き形相の日本人が操縦する2機のSNJに似た零戦を発見。指示を求められた艦長は遂に零戦攻撃を下令する。救助されたクルーザーの乗員はF.D.ルーズベルトの後継が確実視されながらパールハーバー攻撃直前、行方不明になった上院議員とその秘書。更に零戦の操縦士の持ち物などから『ニミッツ』が航行しているのが1941年のハワイ攻撃直前であると判断されることとなる。
 『二ミッツ』の戦力を以ってすれば日本機動部隊の攻撃は容易いことではあるが、それでは歴史に介入することとなってしまう。対応に悩んだ艦長の下す決断は・・・、そして『ニミッツ』は元の時間に戻ることができるのか・・・?
 この時点では新鋭艦であった本艦もいつの間にやら30年前になってしまいました。(by MOON○LIGHTさん)

●「硫化海流」(1980-81、御厨さと美、月刊マンガ少年連載、NORA<ノーラ>(サン・コミックス朝日ソノラマ、全2巻)に収録)
 ノーラ・シリーズ。その他「ノーラの流れ星」、「トゥインクル・ノーラ <THE TWINKLE NORA>」(1984、笠倉出版社、全1巻)がある。
 「硫化海流」は海洋が異常によって硫酸化する話らしい。<ゼノビア号>が登場するらしい。

●「自殺潜水艦突撃せよ」(1982以前、矢野徹、角川文庫?)
 <ポンフレット>登場、ジュブナイル
=>amazon

●「レッド・オクトーバーを追え」**(1985、トム・クランシー、上・下巻。文春文庫、映画:1990)
 映画版ではショーン・コネリーが主演。「キャタピラー推進」(米国側の呼び名は「トンネル推進」)と称して、超伝導電磁推進システムとおぼしきキャビテーションのない静穏推進システム(26ノットも出せる!)が登場する。「クライオスタット」とか「液体ヘリウム」とかのセリフが出てくるし・・・。小説版では、単にトンネル内に正・逆回転の推進器を並べてキャビテーションをなくしたもの(13ノット)となっている。
 <レッドオクトーバー>は、タイフーン級の全長と幅を増加させたもので、排水量3万トン。ツイン・スクリューに加えて、キャタピラー推進を備える。15人の士官と100人の兵員、SS-N-20シーホーク・ミサイル26基、それぞれ500キロトンのMIRV(多弾頭各個目標再突入弾)8個を搭載。
 ソ連の原潜がアイスランド南東のレイキャネス海嶺を横断する際、「トールの双子」という一対の海山を抜けたルート「ゴルシコフの鉄道」を高速で通り抜ける。これには、慣性航法装置と地磁気傾度測定器(グラディオメーター)で、地形と艦との位置関係を100m足らずの誤差で突き止める方法を用いるとしている。
 その他、アルファ級<V・K・コノヴァロフ>、<E・S・ポリトフスキー>、デルタ級<ロコソフスキー>、米ロサンジェルス級<プレマイトン>、<ダラス>、<ポーギ>、<スキャンプ>、老朽原潜<イーサン・アレン>、潜水船救難艦<ピジョン>、DSRV<ミスティック>、<アヴァロン>、6000m潜水調査船<シークリフ>が登場。
 地震現象に伴うシグナルからノイズを除去するためにCALTEC地球物理学研究所で開発されたというプログラムを利用したSAPS(シグナル・アルゴリズミック・プロセシング・システム)でキャタビラー推進の音を検出している。
 ちなみに、超伝導電磁推進については、発電装置だけで船が沈むとも酷評されていたが、日本財団の<ヤマト>で船として成立することが実証された。実用化については、海水の電気伝導度を飛躍的に増やす革新技術が登場しないと無理と言われ、肥大船の船尾渦の境界層制御などの用途が探られている。

●「赤い原潜を補足せよ」**(1986、ハワード・レナルズ、二見文庫)
 ソ連の音響電子工学の第一人者ビョートル・アサーノフは画期的なソノブイ、拡大アクイティブ・ソナーEASの考案者。従来、アクティブ・ソナーが最高能力を発揮できるのが40km以内だが、超低周波音波(インフラ・サウンド、VLF)を使うことで100平方マイルのどんな深度にあるものも探知可能となる。そのアサーノフが英国に亡命する。英国内で開発に協力するのは英国防省の女性電子工学専門家フランシス・ウィクリフ博士37才。
 プレーリー級新型原潜。デルタ級II型。新任艦長がエフゲニィ・イワニツィン41才。新任一等航海士がミハエル・ボロニヒン。ソナー係:キラノヴィッチ、ソコロフ(小柄)、一等航海士:スチュホフ、ゼクリン(金髪のラトヴィア人)、発射管制士官/統制委員:ブルゴフ(大男)、機関:スヴェンチスキー、シェヴェレフ(顎鬚)
 アサーノフ52才は聴覚障害の専門医から音響の専門家になった。ピアノがうまい。11年前に妻を亡くす。一人息子ドミートリーを亡くし、その息子が地下出版グル−プに関わっていたことから、同グループと米国と英国の手引きにより亡命することになる。地下出版グループにはイワニツィン艦長の妻でソ連最高会議連邦会議の代議員の娘でもあるターニャ・メルニコワも関わっている。フランシスは8年前に夫を亡くした未亡人。
 ソノブイは長さ7m、6基のELFT(超大型フェイス音響変換装置)、ACS(空洞現象防止装置)、電池寿命72時間。

●「原潜ポチョムキン撃沈」**(1986、マーク・ジョーゼフ、新潮文庫)
 1968年、米スキップ・ジャック級<バラクーダ号>(SSN593)と、ロシアのアルファ級<ポチョムキン号>との戦い。アルファ級は、本作品中ではチタン合金製耐圧殻による1200mの潜航能力と50ノットの水中速力、ビクター級など他の潜水艦の偽装音を出せる音響再生能力及び静穏航行能力を持つ設定になっている。これに対抗する<バラクーダ号>は新たに下方探知システムを装備する。
 <バラクーダ号>の天才的ソーナーマン、ソレンセン一等兵曹のキャラクターが魅力的で、1回のみの登場が大変惜しまれる。
 同じスキップ・ジャック級<スコーピオン>号が沈没した1968年を舞台としている。SFなのか、そうでないのか微妙な作品。

●「原潜レッドスター浮上せよ 第三次世界大戦シリーズ」**(1987、リチャード・ヘンリックス、二見文庫)
 ソ連アルファ級攻撃原潜の発展型最新鋭<レッドスター>は、GIUK(グリーンランド・アイスランド・英国)ギャップと呼ばれる狭い水域、水深1527フィートでNATOのSOSUS水中聴音機に撹乱装置を取り付け、ソ連潜水艦をザトウクジラと誤認するようにした。近くを哨戒中の米ロサンジェルス級原潜<インデペンデンス>艦長ノートンは不振な兆候を察知し、SOSUSラインに接続するもクジラの鳴き声を聞いただけだった。
 ソ連共産党書記長ロマノフは米国のスターウォーズ衛星プラットフォームの配備計画の進展に危機感を募らせ、潜水艦隊による先制攻撃<<大天使作戦>>を発動。<レッドスター>は最終戦争回避のため、接近中の<インデペンデンス>に接触することを決意する・・・。
<レッドスター>:全長260フィート、排水量4200トン、チタン合金、深度3000フィート超え、軽水冷却型原子炉、新開発の音波吸収装置を初めて装備。単なる吸音材料を貼り付けたものではなく、制御式で相手のアクティブ・ソーナーの探査音を吸収できるアクティブ方式。マニピュレータ2本。SSN16対戦魚雷(全長6フィート)、SSN20巡航ミサイル12基を搭載。
<インデペンデンス>:排水量6900トン、建造費4億9500万ドル。BQQ5ソーナー、MAD(磁気探知)装置、曳航ソーナー500フィートSURTASSカプセル(航空機の爆音を探知するAUSEXを含む)

●「サイレント・ハンター 超巨大原潜出動」**(1991、チャールズ・D・テイラー、創元ノヴェルズ)
 空母ほどに巨大な米原潜<インペレーター>(最高司令官の意味)が登場する。ワシントン州沿岸に巨大な待避所”金魚鉢”があって、国防関係の民間企業の私的資金で極秘建造される。全長1200フィート以上。キールから艦橋トップまで120フィート。乗組員60人。メインコンピュータ<シーザー>で自動操縦も可能。アルファ級並みの速力が出せる。
 宇宙からの赤外線探査を逃れるために船体からの赤外線放出を完全に抑えることも可能。大隊クラスの海兵隊揚陸部隊、ヘリ、大砲、戦車部隊、水中揚陸艇、ホバークラフトを運べる。小型自動追尾対魚雷ミサイルATM、ナトリウム魚雷(水とナトリウムの反応で生じた気泡で魚雷本体を覆うスーパーキャビテーション魚雷)、レーザーで対空攻撃も可能。
 まさに「サブマリン707」に登場するアポロノームを髣髴とさせるスペック。永瀬唯氏あとがきで小澤さとるの「サブマリン707」と「青の6号」への言及がある。
 そのほかロサンジェルス級<ヒューストン>、<オリンピア>、<ヘレナ>、ソ連原潜<セラトフ>、アルファ級<スモレンスク>、<ノヴゴロド>、シエラ級<タンボフ>、アクラ級<オレル>、アルファ級<ポルタバ>、同<リャザン>
キャロル・ピーターセン:コンピュータ設計責任者、民間人。三十代後半、独身。ハル・スノウ:艦長、離婚暦2回

●「原潜サターンの作戦」**(1988、ピーター・シェパード、新潮文庫)
 ソ連の対潜ヘリ空母<ハリコフ>(モスクワやレニングラードの姉妹艦)に新型ウルトラ・ソナー(全長50フィート)が搭載されたとの情報が。それまでの探査距離8kmを低周波数化・大出力化することで90kmに。
 それを探るため新造原潜S級<サターン>(排水量5500トン、潜航深度1200ft、3250ftから無事帰還。ポンプジェット、自動操縦装置”ジョージ”、乗組員55名、Mk52魚雷、デコイ、スティングフィッシュ・ミサイル搭載)がバレンツ海に派遣される。
艦長:ジェームズ・ヘンダースン中佐
副官:アラン・サイクス少佐(ナンバー・ワン)
航海長:ピーター・ハワーズ大尉
操舵手:テート曹長
ソーナー士官:クルーク大尉
機関科長:アンガス・マクドナルド少佐
機関科長代理:ブリッグズ大尉
機関科:スティーヴン・フェトラー曹長
同:ウィンターズ
兵装電気科:ロバート・ベーリス
司厨兵

●「原潜、氷海に浮上す 第三次世界大戦シリーズ」**(1989、リチャード・ヘンリック、二見文庫)
 スタージョン級<ディファイアンス>(全長90m、5000トン、水中速力25ノット以上、乗組員107人、水冷式原子炉1基、水中43ノット、Mk48二重目標魚雷、核弾頭付きサブロック対潜ミサイル、ハープーン対艦ロケット、長距離トマホーク巡航ミサイル、モスMk70デコイ搭載、レーザー誘導型測深器)
シエラ級<ネヴァ>(水中42ノット、全長110m、加圧水冷式原子炉2基、無反響パネル)
カナダ砕氷船<ルー・サン・ローラン>

●「タイフーン諜叛海域」**(1991、マーク・ジョーゼフ、文春文庫)
 ソヴィエト連邦解体の前夜、バレンツ海に面するグレミハには地図にないタイフーン級ミサイル原潜6隻の基地<ゼンコの穴>(長さ半マイル、幅500フィート、高潮水位から天井まで100フィートの巨大洞窟)がある。このタイフーン級を設計・建造したのが主人公、スチェファン・グリゴリエヴィッチ・ゼンコ中将54才。54才、その妻は34才の美人女医マルガリータという、まるで707Rの速水艦長と妻みゆきのようなもの。
 さて、北洋艦隊司令官イワン・ジェミノフ大将は海軍総司令官V・J・ヴァロチン元帥を説き伏せ、分離独立派(反連邦派)を排除し、軍事政権を樹立するために<白い星>作戦を娘婿のマラコフ大佐に命じる。マラコフ艦長率いるタイフーン級6番艦<ソヴィエツキー・ソユーズ号>は、<ゼンコの穴>を出発し、バレンツ海からゴルロ海峡を抜けて白海に向かう。グルジアの首都トビリシに核ミサイルSS-N-20を発射するために。ゼンコはジェミノフ、マラホフの蛮行を阻止するために<タイフン号>で<ソヴィエツキー・ソユーズ号>を追跡する。
 一方、ソ連側の動きを偵察するためにソ連領海に侵入した米ロサンジェルス級原潜<リノ号>は不可解な<タイフン号>の動きに戸惑う・・・。
・ソ連原潜タイフーン級:<ソヴィエツキー・ソユーズ号>(全長560フィート、全幅80フィート、水中排水量3万トン、艦長:ウラジーミル・マラコフ大佐、乗組員150人、20基のSS-N-20、政治士官アレクシー・セルゴフ大佐、総務長ヴァジム・ソロキン准尉28才、ミサイル長ミハイル・ミンスキー大尉23才、潜航長ノルドフ、新総務長プレシャルスキー准尉、チポフ水兵19才、総務長補佐ペーチャ・ブルガーコフ水兵20才)。
・同級<タイフン号>(艦長:スチェファン・グリゴリエヴィッチ・ゼンコ中将、政治士官サーシャ・クガリン、副機関長ボルズノフ、原子炉長ガンダノフ、潜航長ルジノフ)
・同級<ロージナ号>(乾ドック中)、<五月一日号>(副兵器長エヴゲニー・ジャリンスキー少尉、ニコライ、アレクサンドル)、<大祖国戦争号>、<レーニン号>(艦長エミール・ルビコフ大佐)
・アクラ(鮫)級<ミンスク号>(艦長ポリス・クズネツォフ)、<ゴーリキー号>(ロリンスキー艦長)
・ロサンジェルス級米原潜SSN-777<リノ号>(全長360フィート、”プルトニウム・ジャック”ガナー艦長39才、副長オーガスタス(ガス)・トラウト少佐、ソナー長マイク・モリソン最先任士官、ソナー員、ビリー・スチュアート、マイルズ・シャープ大尉、エディ・オコーネル中尉、運転長ウィリアムズ(ウィリー)・アダムズ兵曹長、電信室フレデリック・ウー一等兵曹、水雷長ダレル・ギャレット、デュータマン)

●「急速潜航!ブルータス」**(1991、ジョン・J・ゴッベル、文春文庫)
 過酸化水素とジェット燃料を用いる燃料電池を動力源とする小型潜航艇X-3<ブルータス>が登場する。全長:約20m、最高速力35ノット。無反響外殻、48個の吸着機雷、ロック・イン・ロック・アウト能力あり。70%過酸化水素6000ガロン(テフロン球形容器に貯蔵)、JP-5ジェット燃料3600ガロンによって航続距離2万マイル。
 SFか、そうでないか微妙な作品。

●「レッドサン・ブラッククロス 死戦の太平洋」(1993-2002、佐藤大輔、中央公論新社、徳間書店)New
 ナチス・ドイツと日英同盟が世界を巻き込んだ戦争を行っている世界。既に英本土はドイツに蹂躙され、英王室と政府はカナダに逃亡。それを追うドイツ軍は反英のフランス系カナダ人を扇動、大西洋を渡ってカナダ国内で日英軍と激烈な戦闘を繰り広げていた。また、ドイツの反応弾攻撃により政府機能を喪失した合衆国は混乱の極みにあり、既に国家としての呈をなしてはいなかった。
 そんな中、日本からカナダに戦略物資を輸送する船団と、その護衛を担当する型も大きさも異なる英日混成の4隻の駆逐艦と1隻の護衛空母。一方、その船団を阻止すべく占領下のパナマから出撃する狼群。かくして北太平洋上で両者は互いの死力を尽くして対峙することとなる。
 架空の世界で、かつ護衛部隊指揮官の階級が1巻では大佐のはずが何故か2巻では中佐ときされるなど変な混乱はあるものの、日本人の手になるものとしてはかのフォレスター著「ソナー感度あり」にも匹敵する作品となっている。(by MOON○LIGHTさん)
=>佐藤大輔ページ

●「第七の空母」(1993-95、ピーター・アルバーノ、トクマ・ノベルズ、全5巻)New
 『大和』型4番艦として何故か最初から空母として建造された『米賀』は、これまた何故か1番艦よりも先に就役し、ハワイ攻撃に旗艦として参加すべく指揮官の藤田大将座乗の下、出撃する。しかし船体が巨大すぎたため、機動部隊の集結地点である単冠湾ではなく特別に指定された待機地点であるカムチャツカに向かったが、そこで氷河の崩落に遭遇、単艦湾内に閉じ込められてしまう。
 40年程経った頃、地球温暖化の影響で海面が開け『米賀』は任務遂行のため行動を開始する。いろいろあった後、『米賀』が東京湾に帰還するのと時を同じくして、中国が打ち上げた人工衛星が故障でジェット・ロケット等の熱源に向けて片っ端からレーザーを発射するようになったため、世界の軍事力バランスは一気に変動してしまう。
 そこに目をつけたのがリビアのカダフィ大佐。各国の軍事博物館からレシプロ軍用機を買い集め一挙に中東制圧を企む。一方、多数のレシプロ機を有する『米賀』は世界屈指の軍事力として君臨することとなる。天皇陛下の命を受けて『米賀』はカダフィの機動部隊と対決するため出撃する・・・。
 タイムスリップが絡まないので、100歳を超える藤田提督以下乗員はじいさんばかりですが、みんな「真の日本人」であるため勇猛果敢に戦います。また、最近は「悪の枢軸」にも入れてもらえずすっかり影の薄いカダフィ大佐ですが、この作品では堂々と敵役を張ってます。(by MOON○LIGHTさん)

●「クリムゾン・タイド」(1995、映画)
=>ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー・ファンサイト

●「原潜レッド・ドラゴン出撃す(第三次世界大戦シリーズ)」(1998、リチャード・ヘンリック、二見文庫)
米原潜<コパーヘッド>:スタージョン級攻撃原潜、全長292フィート、水中排水量4,640トン、BQQ-5型ソナー・アレイ、乗組員107人、
艦長:サミュエル・フラー
副長:ヴィンセント・コリア少佐
当直将校/兵器担当将校:デイヴィッド・コスナー大尉:26才
操艦部署上級上等兵曹:デニス・カーコフ
グレグ・マイナート一等兵曹
先任ソーナー係:レジナルド(レジー)・ウォーナー二等兵曹
マーティ・スタンフィールド
中国原潜<レッド・ドラゴン>:ソ連のデルタI級をモデルとする。全長140m、MIRV弾頭付き"夏(シャー)"級戦略ミサイル16基
艦長:チェン・ショウ
ソ連原潜<バイカル>:アクラ級攻撃原潜、45ノット
艦長:アントン・ヴァレリアン
副長:カルマノフ
政治将校:ボリス・グラゾフ
司厨長

●「原潜迎撃」*(2000、ジョー・バフ、ソニーマガジンズのヴィレッジ・ブックス、2003)西村屋選
 2011年、ドイツと南アフリカで武力衝突が勃発して超国家主義者が政権を掌握。ついに英米との間で戦術核戦争に。アーケア(好熱性の古細菌)を細菌兵器化する秘密研究所を核で破壊するために米新鋭原潜<チャレンジャー>はSEAL部隊を送り込む。南アフリカ側原潜<フォールトレッカー>との戦い。
 <チャレンジャー>はヴァージニア級4番艦で艦番号778。実際のバージニア級4番艦は<ノース・キャロライナ>(艦番号777)。<チャレンジャー>はバージニア級同型ではなく、船殻がセラミックス混合アルミナ。いわゆる傾斜機能合金製で最大潜航深度はなんと15,000ft(4,500m)。建造費約37億ドル。水中最大速力52?ノット。無音最高速力25ノット。乗組員120人。ワイド・アパーチャー・アレイ、TB-29アレイ(長さ半マイル)、TB-16D右舷側太線。Mk48 ADCAP、Mk88核魚雷。ヒドラジン・ガス発生機による非可逆的な非常ブロー手段を持つ。ASDS:先進型SEAL兵員輸送システム(長さ65ft、ロッキード・マーチン製)、イルカ型ロボットのSDL:兵員輸送艇、LMRS:長時間型機雷偵察システム、ISLMM:改良型潜水艦発射可動機雷を持つ。
 青緑色レーザー目標選別器で追尾してくる魚雷がポンプジェットが終端誘導速度に切り替わり、アクティブ/レンジゲート・モードに切り替わり、ブースター・ロケットに点火、超キャビテーション速度に移行100ノットからさらに加速するシーンがかっこいい。
 地球科学的なテイストもちらほら。衛星からの海中レーザー探査を逃れるために酸化鉄を散布して植物プランクトンを大増殖させるとか、サウンド・チャンネルとか、ロドリゲス海嶺、モザンビーク海盆とアガラス海盆とプリンス・エドワード断裂帯に挟まれた熱水活動域にある2つの熱水噴出を利用して音響レンズを作り、敵艦よりも遠方から探査を試みるとか。
●「深海の雷鳴」(2001、ジョー・バフ、ソニーマガジンズのヴィレッジ・ブックス、2006.2)
●「原潜、氷海に潜航せよ」(2002、ジョー・バフ、ソニーマガジンズのヴィレッジ・ブックス、2007.3)
(<チャレンシャー>乗組員)
リチャード・モース:戦隊司令官(英)
ウィルスン:中佐、40才、艦長(CO)→三作目で代将に
ジェフリー・フラー:副長(XO)少佐(元SEAL)→三作目で艦長(中佐)に。
ジャクスン・ジェファスン・ベル:副長補佐(COB)大尉→三作目で副長(少佐)に。第一子が生まれたばかり
?:新COB、ジャージーシティー出身、ラテンアメリカ系、40過ぎ。辛辣で皮肉屋で背が低くずんぐりしている。
トム・ハリスン:少尉、操縦士/ヘルムズマン、オーランドー出身、20歳。マサチューセッツ工科大学、ひょろりとした体形。声が高い。
モナハン:航海長、大尉
ウィリー:機関長、大尉、率直に物を言う。長身
?:兵装士官/ウェプス、大尉
ジャクスン・ジェファスン・ベル:大尉、兵装士官(LPO、ウェブズ)→副長補佐
イルザ・レーベック:海洋学者、南アメリカ人、スクリプス海洋研で博士号、30近い
リチャード・セッションズ:ソーナー士官、大尉、20代半ば。太り気味。
キャシー・ミルグロム:ソーナー士官、大尉、リバプール生まれ、英海軍との交換士官。
?:ヘルムズマン(操舵手)
デイヴィッド・メルツァー:下級甲板士官(JOOD)、中尉、操縦士、海軍士官学校卒、ブロンクス出身、しぶとい
シャジョ・クレイトン:SEAL中隊長、大尉、黒人、20代後半、アトランタ出身、完璧なスイマー型体形
チーフ・モンゴメリー:30代。180cm以上、ラインバッカー並みの体格

(略語)
ADCAP:高性能魚雷
AMRAAM:高機能中距離空対空ミサイル
ARCI:音響高速既製装置
ASDS:先進型SEAL兵員輸送システム ASROC:対潜ロケット
ASW:対潜水艦戦
AWACS:空中警戒式管制機
CACC:指揮制御センター
コン:発令所
ダイヴ:潜航士官
EMCON:放出制御中
EMP:電磁パルス
ESM:対電子支援室
ISLMM:改良型潜水艦発射可動機雷
LCD:液晶ディスプレイ
LIDAR:レーザーレーダー
LMRS:長時間型機雷偵察システム
マニューバリング:機関制御室
RAL:作動許可リンク
ROTC:予備役将校部隊
TMA:目標動静解析
UUV:無人水中探査機

●「最新鋭原潜シーウルフ奪還」(2000、パトリック・ロビンソン、2002二見文庫)
 シーウルフは中国の新型夏級ICBM原潜094型<夏III>(水中排水量1万3000トン)の最新式ICBMの射程を見積もるため、キールから船殻上部までの高さの正確な測定を命ぜられた。そのミッションを達成したあと、<シーウルフ>は副長の軽率な行動により旅海型新型ミサイル駆逐艦<湘潭(シャンタン)>の長さ1000mに及ぶ曳航ソーナーがプロペラに絡んで航行不能となり、中国側に拿捕される。
 <シーウルフ>の副長は、実は米大統領の息子だった。<シーウルフ>は広州に係留され、約100人の乗組員は下川島の古い刑務所に移送された。米SEALS部隊が捕虜の奪還に、そして<シーウルフ>は米軍機により原子炉事故に見せ掛けて破壊する命令が下される・・・。
<シーウルフ>:全長105m、40ノット、4万5000馬力の蒸気タービン2基、ウェスティングハウス製原子炉、建造費10億ドル以上、トマホーク対地ミサイル数発、26インチ魚雷発射管8門、グールド有線誘導Mk48、TB16及びTB29監視曳航アレイ、BQS24反響測距探知、電子線支援対策(ESM)
<湘潭(シャンタン)>旅海型軍艦、全長350m、ウクライナ製タービン2基、最高速力30ノット、ハルビン・ヘリコプター2機搭載
艦長*:ジャッド・クロッカー大佐:40歳
副長*:ライナス・クラーク少佐:34歳。CIA勤務経験あり。長身痩躯、柔らかいまっすぐな赤毛、そばかすだらけの大きな顔
水雷長*:サイ・ロススティーン少佐:冷静沈着、”アインシュタイン”と呼ばれている。
機関長:マイク・シュルツ少佐
機関員:トニー・フォンタナ上等水兵:従軍歴が長い。冗談がうまい。長身で屈強なオハイオ出身の技師
海洋技術士官*:リッチ・トンプスン少佐
ソナー士官:カイル・フランク大尉:ニューハンプシャー州出身、若い
航海長*:ショーン・ピアスン大尉
甲板士官:アンディ・ウォーレン大尉
副長補佐:ブラッド・ストックトン最先任上等兵曹:ジョージア州出身、経験の長い
カードーゾー上級兵曹
発射管係:カーク・サールース二等水兵:19歳、ロングビーチ出身
通信技師:チェイス・アトリー兵曹
アンディ・カーニザーロウ三等兵曹:24歳。ルイジアナ州マンデヴィル出身
艦長直属の書記:ジェイスン・コウルスン三等兵曹:24歳。事務官

●「レッド・ホット・デイ」(2001、作画:井村眞二、原作:海南 洋、「潜水艦、帰投セズ」より、日本出版社)New
 なんと、日本沿岸に敷設された潜水艦探知システムを盗もうとするロシアの海底戦車を「しんかい2000」が拿捕する。SFではない。

●「深淵を歩くもの」(2001、小中千昭、徳間デュアル文庫)
 7500m潜水調査船<りゅうぐう>が登場するホラー。<しんかい6500>が日本海溝で発見した「マネキンの首」の話も出てくる。

●「SOS!海底探検 マジック・ツリーハウス5」(メアリー・ポープ オズボーン、メディアファクトリー、2002)
 児童向け。マジック・ツリーハウス・シリーズは米で1500万部突破の大ベストセラーらしい。ジャック8才とアニー7才の兄妹は、ある日、森の中でカシの木のてっぺんに小さな小屋(ツリーハウス)を発見。その中の本を読むと、時空を越えて2人を本の中の世界に連れて行ってくれる。
 今回は『海のすべて』という本だった。2人が運ばれていた波打ち際で小型潜水艇を発見する。それは巨大なボールのような形をしていて、黄色い船体、大きな窓があり、コンピュータで動くようになっている。2人はこれに乗ってサンゴ礁の中を探検。イルカと友達になる。ところがこの潜水艇には小さなヒビが入っていて徐々に拡大、そのために所有者が処分のため放置したものだった。2人は急いで海面に向かって急ぐが巨大ダコ、巨大ザメに襲われ・・・。

●「ビロウ BELOW」(映画)
 1943年、艦長のプライス大尉、ルーミス大尉、クアーズ中尉、若いオデル少尉らが乗り組む米潜水艦<タイガー・シャーク号>は、3人の遭難者を救助。3人は約300人の患者と約70人の乗組員を乗せていた英病院船<ジェームズ号>の生存者、看護婦クレア・ページ、キングスリー二等航海士と重症患者。
 実は<タイガー・シャーク号>は独補給船を撃沈した際に前艦長のウィンターズ少佐が海中に転落して死亡。プライス中尉が艦長を引き継いだばかりだった。潜水艦に女性が乗ると不吉なことが起こると信じられていた艦内。独軍艦の接近により冷水層に潜り込んだ<タイガー・シャーク号>で突然ベニーグッドマンのスイング・スイング・スイングのレコードが鳴り響き、激しい爆雷攻撃を受ける。重症患者が独軍のシリングス飛行士であることが判明し、レコードの原因がシリングスであるとされて射殺される。爆雷攻撃によってメインバラストタンク内に燃料油漏れが生じ、その修理のために4人が潜水服を着て艦外に出るが・・・。
 この作品はホラーでは絶対ない。スリラーかどうかは微妙。

●「疾れ!!!夷皇島学園華道部」(2003、すずき あきら、MF文庫J、メディアファクトリー)
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=>あらすじ紹介

●映画「ローレライ」/小説「終戦のローレライ」(2003、福井晴敏、講談社 上下巻)
 太平洋戦争末期に密命、日本への3発目の原子爆弾投下を阻止する、という命をうけて出撃した日本海軍の潜水艦−“ローレライ”と呼ばれる「伊507」−の戦いを描くスペクタクルエンタテインメントとのこと。『ガメラ』の樋口監督だとのこと。2005年公開とのこと。
=>「終戦のローレライ」がついに映画化!
=>12億円大作映画のヒロインは16歳の美少女
=>福井晴敏『終戦のローレライ』
=>終戦のローレライ

●「マリン・スノー」(2003、高野裕美子、新潮社)
 海洋資源調査センターの潜水調査船「やまと6500」と支援母船「?」が登場。


=>Submarine Sailor
=>ロシア潜水艦★データベース
=>潜水艦関連の書籍
=>潜水艦映画を観よう(伊藤製作所さんのサイト)

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