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2004年8月17日更新

(2004, G-con)

青山智樹さん
1960年、東京都生まれ。高校理科講師を経て作家に。海洋SF「この闇に光満ち」(1989、宇宙塵189号)、架空戦記の飛行戦艦「大和」・「武蔵」シリーズほか。
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都築由浩さん
1966年、大阪府生まれ。某出版社のバイトを経て作家に。大阪府在住。「ミリー・ザ・ボンバー3 絶叫!! ぱにっく・イン・宇宙水族館」(2001)、「レディ*スクウォッター3 雷雲のライフライン」(2003)ほか。
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林 譲治さん
1962年、北海道生まれ。臨床検査技師を経て作家に。大阪府在住。「ウロボロスの波動」(2000)、「エウロパの龍」(1999)、ガンダムのノヴェライズ、架空戦記「プリンス・オブ・ウェールズ奪取大作戦」ほか。
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司会:西村屋
1955年、大阪府生まれ。塾講師、船舶検査官などを経て自称「海洋SF評論家」に。神奈川県在住。「しんかい6500木星に行く」(1998)、「サブマリン707R/Mission:03」執筆中。
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(2003, T-con)
小澤さとる(非参加)
 1936年生まれ。60年代に「サブマリン707」や「青の6号」、「エムエム三太」、「冒険日本号」など、メカ好きの少年を夢中にさせる。あまり知られていないが「ジャイアント・ロボ」を横山光輝と共作しており、子供向けキャラで有名な「ロボダッチ」も小澤作品。
 なんといっても海と船、そしてメカの描写のうまさには定評があり、星野之宣、かわぐちかいじ(沈黙の艦隊)、宮武一貴(宇宙戦艦ヤマト、時空要塞マクロスなど)など若手漫画家やメカニカル・デザイナーにも大きな影響を与えたと言われている。
 意外なことに、少女漫画や忍者モノも多数。

 1983年に交通事故に会われ、長く療養生活を続けられていたが、「第三の波」、「黄色いゼロ戦」で復活。その後、みなさんご存知、「新青の6号」がフルCGによるOVA作品が発表されて人気が再燃。さる2月にNHK、BSマンガ夜話に「青の6号」が取り上げられたばかり。
 実は、交通事故に遭われるまでは、漫画家専業だったことはなく、いろいろな会社で自動化やオンラインシステムのメンテナンスなどの仕事のかたわら、助っ人の手を借りて漫画を書き続けてこられたそうです。
 エンジニアとしての能力を発揮して、レンチだけで組み立てるオモチャの発案、潜水プラモデルのデザイン、フィンレス浮沈機構の考案などもされている。また、週刊朝日で企業広告漫画(ADコミックス)を発案されるという、実はたいへん多面的な人間。
 子供の頃に大ファンだった世代にとっては、「707」の突然の中断がトラウマになっている方も多い。現在も、精力的に新しい707作品に取り組まれている最中。

宮武一貴
 メカニック・デザイナー。
 SFクリエイター集団《スタジオぬえ》の主幹の一人として活躍し、『宇宙戦艦ヤマト』『宇宙海賊キャプテンハーロック』の主役メカデザインも担当。代表作は、ぬえの企画作品でもある『超時空要塞マクロス』のマクロス艦ほか。自他共に認めるプロの(笑)『サブマリン707』フリーク。

佐野総一郎
 潟Aニプレックス・映像プロデューサー。
 「少年サンデー」連載当時、具体的にアニメ化の話もあった「サブマリン707」。北海道在住の小澤先生を口説き落とし、40年間、誰もが待ち望んだ707のアニメ化を遂に実現。今回のアニメ制作スタッフの中で、自らを「SS-707艦長」と称するほど自分が一番の「707通」かと思っていたが、実際は…!?

藤崎 慎吾
 1962年生まれ、米メリーランド大学海洋・河口部環境科学専攻修士課程を修了。1995年、SF同人誌「宇宙塵」に発表した「レフト・アローン」が、翌年のSF大会でファンジン大賞(創作部門)を受賞。デビュー作「クリスタルサイレンス」がベストSF1999年(国内編)第一位。期待の本格派。
 地球科学、生命科学、コンピュータ・ネットワークに強く、自然の美しさが表現できる希有なSF作家。登場する女性が健気で魅力的。
 その他の作品:「螢女」、「2031年、さようなら『うらしま』」ほか

工藤君明
船舶工学及び海洋生態系の専門家
 東京大学船舶工学科を卒業、3次元特異点分布法による波浪中での海洋構造物の応答など理論計算のエキスパートだったが、大学教授へ道を捨てて海洋科学技術センターに転進後、サンゴ礁の白化現象の解明と回復手法、謎に包まれたウナギの行動戦略など海洋学と生物学を融合する研究に従事。船体運動学と生物学で博士号取得という変り種。現在は地球深部探査船「ちきゅう」の運用部門の統括的立場でもある。
現職:海洋科学技術センター地球深部探査センター(CDEX)調査役

(2002, U-con)
都築 由浩
 SF作家。「ミリー・ザ・ボンバー」シリーズでデビュー。「レディ・スクウォッター」シリーズ、「ベイカー・マティジュ」シリーズなど、いずれも美少女が活躍する。

長沼 毅(広島大学助教授)
 地殻内生物圏の専門家でもあるが、むしろ、膨大なSFの読書家であり、また数々のアンソロジーも書いておられる。深海・地底・南極=地球生命圏の辺境(フロンティア)を対象とした研究をしておられ、「辺境生物圏」屋を称している。「エウロパの海に潜る−宇宙生命探査計画」を提唱。
 著作:生物海洋学入門、深海生物学への招待-太陽に背を向けた生物たち-ほか。

=>長沼 毅サイト

青木 太郎(海洋科学技術センター研究主幹)
 3300m無人探査機「ドルフィン3K」、1万m無人探査機「かいこう」、7000m光ファイバーケーブル式無人機「UROV-7K」、自律型巡航無人機「うらしま」の開発者。

YASUさん
 小澤先生ほか多くの漫画家が通っていた日本蕎麦屋「瀧乃家」の主人。小澤ファン・サイト「小沢さとるの席」の主催者。星野之宣ファンやラジコン潜水艦ファンとのパイプ役もされていて、「海洋SF研究会」の代表として共同イベントも主催している。
 小澤作品、星野作品、横山作品など多数の漫画、鉄人28号など多数のアニメ・キャラクター・グッズの収集家でもある。

西村屋(海洋科学技術センターフロンティア研究推進室)
船舶検査官として各地を転々し、科学技術庁、船舶技術研究所、宇宙開発事業団、海洋科学技術センターなどを渡り歩く。その間、宇宙環境利用、「しんかい6500」、「みらい」、「ちきゅう」の開発プロジェクト、地球観測、極限環境生物や固体地球の研究プロジェクトなどに従事。
「地球と海とバリアフリーを考えるWeb Site」の管理人。
現:潟Oローバル・オーシャン・ディベロップメント調査役
http://www.godi.co.jp/katafuri/nishimura/index.htm


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