ペットボトルによる水中グライダー作例その7

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2008年4月15日更新


斜め前方、上から  肉厚がありデコボコの少ない炭酸飲料のペットボトル500mlを2本連結して胴体とする。

 グライダーとしては太い胴体は抵抗の点で不利であるが、観測用グライダーという想定なので必須とする。



斜め前から
 尾翼の取り付け手段として、塩ビ製パイプ(外径18mm)をペットボトルの口に通す。意外な効果として、胴体の補強にもなる。

 パイプの外径が足らないのでビニルテープを巻いて、口にピッタリ、はまるようにする。


斜め後方から  尾翼は垂直尾翼と水平尾翼の十字にしてもよいが、V字にすると下方に滑空する場合にロール方向の復元力になって安定性が向上するようだ。工作も簡単。

 下降と上昇を繰り返す場合は十字にすること。

後方から  姿勢安定のため、背面に浮力材としてアクリサンデー(株)のフォーレックスFOREX(低発泡塩ビ板)の5mm厚(比重0.5)を設ける。この浮力材は水深5mの水圧でもほとんど浮力が変わらない優れもの。

 浮力材はゴムバンドで仮止めして、水中で滑空姿勢を確認して位置が決まれば、胴体の内側上面に貼ると流体抵抗を減らせる。

斜め後方、下から  胴体/主翼の下面にオモリを設ける。このオモリと上記の浮力材が滑空姿勢を安定させる。

 上記と同様に、オモリをゴムバンドで仮止めして水中姿勢を確認し、オモリの位置が確定すればガムテープなどで固定する。

下から  下方に滑空させる場合は、主翼は胴体の下面に貼るとよい。背面に貼ると胴体と干渉するのか揚力が弱くなってしまう。

 上方と下方に滑空させる場合は、主翼は胴体の中心線上に設ける必要がある。

 主翼の形状・サイズは、面積の大きいものと狭いもの、後退翼と前進翼などいろいろ試して、最適なものを探す。

 翼型断面ではない単なる平板翼だと、翼面積がある程度広くないと十分な揚力が得られないようだ。

 翼材料としては、厚み1mmのプラバンがあるが、厚さ2mmのアクリサンデーにして、翼の前縁を丸めたり、後縁を尖らせたりしてみるとどうなるだろうか・・・。

側方、下方から
 胴体にはキリで水抜き穴をいっぱい開ける。

 ここまでの工作時間がわずか30分。中心線上に塩ビパイプを通すというアイデア一つで画期的に工作が簡単になった。

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