なぜ今、地球科学SFか?

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2003年2月4日更新

 SFといえば宇宙や未来社会が舞台となることが多いが、近頃、地球や海洋を扱うSF小説やSF映画が増えてきたかもしれない。

 海洋SFというと、西村屋が海洋開発の世界に進む動機となった小澤さとる「サブマリン707」をはじめ、「シービュー号」、「スティングレイ」、「ノーチラス号」などの潜水艦バトル、大イカ、大ダコなどの海洋モンスター、あるいは、ムー/アトランティス大陸伝説ものが中心だった。しかし、北海での海底油田開発や潜水調査船による海底熱水鉱床の発見などを契機に、新しい海洋技術に裏付けられたリアルなハードSF作品が増えてきた。
 このほか、衛星リモートセンシング深海や氷床などの掘削による地球科学生命科学の成果が取り入れられた作品も徐々に増えている。

 また、古代文明恐竜など、かつて繁栄したものが滅びることへの関心も根強いものがある。これは世紀末現象の一種とも言えるし、人間活動の急激な拡大が何を招くかということに対する人々の関心の高まりとも言える。
 別の言い方をすれば、衛星探査機などの映像によって空間的な視野を広げてきた人々は、今度は、地球と生命の知識を深めることによって、過去から未来への時間的な視野を広げることを迫られていると言えるのではないか。

 それでも、まだまだ少ない地球・海洋SFを発掘していくのが、このページの狙い。

海洋SF論
SFと科学技術の関係?
SF・科学技術年表更新中

(注:ここは、どんな地球科学技術の話題が扱われているか紹介するサイトで、書評ではありません。海洋文学、帆船小説、潜水艦戦記物、異次元戦記物、イルカ・鯨についての作品は数が多すぎて手が出ないので、SF(空想科学)が含まれるものに限定しています。
 kobagenさんTiさんAnceさんYASUさん、ひらさん、Sakohさん、片見@朝霞さん、はんぞーさん、ことぶきさん、青月亭さんtamo2さんみずよんさんMcCoyさん謎だ!OHaraさんRC艦隊さん、備後 匡さん、ごくつぶしさん、乾杏子さんsayalautさん、永瀬唯さん、木戸英判さんエロの冒険者さん、吉田 卓さん、細江ひろみさん、MIYUさん、伊藤製作所さん、木戸英判さんshigeyukiさん、MOON○LIGHTさん、ほか多くの皆さんのご協力を頂いています。)

1) SFムービー史、1982、シネアルバム89、責任編集:北島明弘、芳賀書店


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