2008年1月28日更新
海に囲まれた日本ですが、個人がボートやヨットに乗って海に親しむにも、お金は掛かるし、日本の周りの海はちょっと恐いし、第一、時間の余裕がなかったりします。ボート、ヨットが普及している欧米と比べて、
英国では王家が自らヨットを持っていて、国民が海に出ることを奨励していると、田辺英蔵さんの「日本人は海が嫌い」(光文社文庫)に書かれています。日本ではまず漁業と商船のためにさまざまな制度やインフラが造られ、後発である海洋レジャーにはさまざまなハンデがありそうです。
このことについて、痛烈に批判したものに、以下の論説があります。小林則子さんを通じて転載許可を頂きました。
「窮屈な海」☆マリンスポーツの暗闇(RONZA(朝日新聞の月間オピニオン誌)1997年8月号)
★「行政の驕り」が透ける強引な公共マリーナ開発(小林則子)
★免許に船検、法定備品−海を狭くする超規制(徳岡良介)
★日本のトップ・ヨットマンはなぜ遭難したのか(小島敦夫)