世界の潜水調査船 |
●潜水調査船の技術(pdf、江東区市民セミナー、2005年)
●世界の潜水船の歴史(by 山田 稔さん)
●「しんかい2000」/「なつしま」システム
●「しんかい6500」/「よこすか」システム(耐圧殻:6Al-4V ELI: Extra Low Interstitial, 電池:2004年よりAgZn電池からリチウムイオン電池に換装)
●潜水船の着水揚収(号令詞)
尾翼がX型。各翼の間に小型スラスタが4基取り付けられている。「アルヴィン」のように応答の早い小型スラスタの複数化で前後進を機敏に行えるようにしているのと、4つのスラスタが船尾のカーブにあわせて傾斜して取り付けられていることを利用して、ベクトル合成で船尾を上下左右に振るように推力を発生させるようにしたのが面白い。
船体中央から前よりの両サイドに上昇下降・旋回用の小型スラスタ(「ミール」や「しんかい2000」式)、船首上部にトンネル式のサイドスラスタ(「ノーチール」や「しんかい6500」式)がある。
なぜか高価で運用効率の悪い酸化銀亜鉛電池を採用している。
窓は真ん中が直径20cm、両側が直径10cmで、「ミール」と同じく共通視野が多そうだ。
中国が数千mもの潜水調査船を保有する動機のひとつに、国連の国際海底機構で鉱区を保有している先行投資7国(日、仏、ロシア、インド、インターオーシャンメタル、中国、韓国)の中の発言権を高めるためというのがある。
注目された中国潜水調査船の船名ですが、山田海人さんと何度かメールをやりとりした結果、おそらくたぶん、船名は調和の意味の「和諧号」又は「和諧」のようです。中国新幹線の名前「和諧号」と同じです。
自動車のアコード、超音速機のコンコルドとも同じ意味ですね。
中国共産党が「和諧社会」の実現をスローガンにしていることから、政府の意向にも合っているようです。
建造を担当した中国船舶科学研究中心の論文概要
2008年12月8日付け記事
別の英文記事
では”Sea Dragon”のようにも読めて混乱しましたが。
開発中の名称が「海極-1(Ocean Extreme 1)」でしたが、今回、「和諧号」と命名されたというような記事が見つからないので、まだどんでん返しはあるかもしれません。
●SCICEX (Scientific Ice Expeditions。スタージョン級原潜に科学者が乗り込んで実施された北極海観測)
●地下を探る新しい重力計測法
=>古生物の部屋(ロバート・ジェンキンズさん)>私の研究(日本海溝-調査編-、しんかい6500-積み込み編-)
=>熊谷の「わたくしごと」の部屋(インド洋調査航海:かいれい、小笠原近海調査航海:なつしま&しんかい2000、インド洋調査航海partII:よこすか&しんかい6500)
=>がくほーむぺーじ(静岡大の佐藤 岳さん)>鳥島鯨骨生物群集
=>くらのじょうウェブ>進ね!筑波少年(筑波少年的船上生活、よこすか)
=>That学ワールド>低温の湧水現象/黄色い潜水艦(^^;
=>エイブル株式会社・株式会社バイオット(石川陽一さん)>潜水艇しんかい報告
=>WONDER WANDERING(DEEP 1000−しんかい2000搭乗記、日本工業新聞記者)
=>しんかい2000から見たクラゲ達>WWW展示(豊川雅哉(養殖研)・戸田龍樹(創価大)・菊池知彦(横浜国大)・西田周平(東大海洋研))
=>「しんかい2000」第718次潜航調査に参加して(石原 賢司)
=>シロウリガイ(太田 秀・白山義久)
=>ズワイガニ(しんかい2000)
=>深海底で地獄巡り(航海日記。「しんかい2000」、「なつしま」)
=>小島助教授のページ>「かいれい/かいこう」日本海溝調査(2000年11月)
=>「なつしま」「しんかい2000」見学会(さわさんの「フェリーファン」より)
=>しんかい2000潜水調査船システム(「千明@横須賀 の ホームページ」より)
=>しんかい2000/ドルフィン3K/なつしま(「ふねとひこーき見てある記」より)
=>池(南々さんの混沌のお館より見学記)
=>桜井さんインタビュー