■地震・火山噴火・津波

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2003年7月31日更新

ジュール・ヴェルヌの地底旅行

●『海が消えた時』("The Tide Went Out"、1958, チャールズ・エリック・メイン、ハヤカワ・SF・シリーズ)
 6月7日、米英両政府により暗号名<クルミ割り器作戦>が行われた。南太平洋カルーイキ群島海域で3発の水爆が爆発。その一つは海中4マイルで爆発。それによって爆発地点の南西にあった小さな島の多くが海中に没し、北東の海域ではいくつかの新しい島が出現した。その後、世界のほとんどの大陸で異常降雨が発生。太平洋と極東では周期的な地震、津波が襲い、記録にない強大な海流、海抜の低下なども観測される。やがて次第に海岸線が遠のきはじめ、まず海運が打撃を受ける。さらに降水が減り始める。密かに大量の氷が存在する北極と南極に居住施設が建設され、一部の選ばれた人々が移住を始める一方、大多数の人々は・・・。
 地球が冷却し収縮することによって地殻の下に多数の空隙が存在し、そこに核実験による割れ目を通じて海水が流入。高温の空隙に冷たい海水が流入する衝撃で、次々と亀裂が広がり、海水が流入していくとの想定。

●『深海の息子たち』(Sons of the Ocean Depth, 1952, 米ブライス・ウォルトン、邦題「深海レインジャー部隊」)
 国連の地震観測研究所が、一年半後、北米太平洋岸を超大型地震が襲うことを予知。水深10000m以上のミンダナオ海溝に深海基地を設け、300発の原爆でマグマを海中に噴出させて地震エネルギーを発散させるという(by 中尾 明)。

●「海底の地震都市」*(Undersea City、海底都市、1958、フレデリック・ポール、ジャック・ウィリアムスンとの共著、中尾明訳 あかね書房(少年少女世界SF文学全集12)=深海三部作

●『地球は壊滅する』(1965, アンドリュー・マートン監督、英映画)
 地球のマグマを核爆弾で掘り出して、そのエネルギーを利用しようとする計画が裏目に出て大地震が発生。地球に割れ目が生じ、どんどん広がっていく。それを防ぐためには水爆を使用するしかない・・・。1)
「地球爆発の一大圧巻!!!, 地学界の科学陣を総動員して、驚異の特殊撮影で、見事に描く, 地下深度2900km!10メガトンの恐るべき地球体内の大爆発」
=>generalworks

●「海底世界一周」*(1965、映画):超深海潜航艇<ハイドロノート>で世界中に海底地震計を設置する。=スーパー・サブマリン

●「日本沈没」*(1973、小松左京、カッパ・ノベルズ(上下巻)、映画、TV)西村屋選:背弧海盆の成因が日本沈没の原因に・・・=恐るべし、小松左京!

●「わが名はレジオン」(1976、ロジャー・ゼラズニイ、サンリオSF文庫)
 主人公アルバート・シュヴァイツァー、またの名ジェームズ・マディソン、またの名ジョン・ダンは、かつて世界中央データ・バンク計画にシニア・プログラマーとして参画、全体運営の老責任者ジョン・コルゲートのアドバイザーにまで昇進したが、この計画がもたらす未来に疑念を持ち、自分のデータをすべて消去する道を選らんだ。私設調査機関(世界で2〜3番目に大きい探偵情報局)のドン・ウォルシュからの依頼で危険かつ秘密の仕事を請け負っている。
 「レジオン」の意味は最後まで出てこないが、主人公の本名かもしれない。

 ・第一部 <ルモコ>前夜
 西インド諸島とベネズエラの間にある小アンティル諸島の洋上に浮かぶ基地”アキナ”。そこから海底約数千キロに延びた縦坑(ちょっとそれじゃ地球中心に届いてしまう。数千mの間違いか。)ハイウェイが掘られている。海洋性地殻を貫いてマントルに達し、火山噴火を起こして新しい海洋島を造るもので、<ルモコ>計画と名付けられている。
 この計画の前身として「モホール計画」の名前が出てくるが、なんと本書では1957年、AMSOC(アメリカ雑学協会)のウォルター・ムンク博士とハリー・ヘス博士が提唱し(ここまでは本当)、ボーリングと円錐核爆弾で天然ガスを掘り起こす計画として紹介されている(本当にそうだったかも)。
 カリブ海のドーム都市ニューエデン(水深175ファゾム、人口十万人以上)、北アメリカ大陸棚沖のドーム都市ニュー・サレムが登場。
 ・第二部 クウェルクェッククータイルクェック
 バハマ諸島最大のアンドロス島沖合いにある人工島”ステーション・ワン”が舞台。幅約700フィートの固定基盤上に、ベルトレ−ン加工会社のウラン抽出工場、研究所、図書館、美術館、診療所、住宅、レクリエーション施設がある。周りは音響壁に囲まれた海底公園がある。そこでスキューバ・ダイバー2人がイルカに殺される。
 二人の体にはゴンドーイルカの歯形が。”イルカ・ソサイエティ友の会”元会長リディア・バーンズが出資するイルカ研究協会は、イルカは下顎で突き殺すことはできても噛み殺すことはできないと反論するが黙殺される・・・。

 アンドロス島に住むマーサ・ミレイはイルカなどの写真家として有名で、広島で被爆した母から生まれ下半身に障害を持つ。このマーサと主人公の間で議論される、まったく精神構造の異なるイルカとの意思伝達の問題が興味深い。ヨハン・ホイジンガの「ホモ・ルーデンス」では文化が遊びの本能として始まったとし、怠けたり競ったりすることも含めた遊びの統一的概念がラテン語”ルードス”と名付けられている。イルカもルードスの文化があるのではというもの。

 もうひとつ、イルカは眠らない。その代わりに、聴覚的な白昼夢を見ているのではというもの。そのほか、音楽など精神レクリエーション(”ディアゴーグ”)の自然発生的表現の中に宗教的な意味合いがあるとの説から、イルカにも音による宗教的意味合いを表現するものがいるのではというもの。

 ・第三部 ハングマンの帰還
 惑星探査手段として革新的な遠隔自律探査ロボット(テレファクター)、ハングマンが開発された。数百億以上もの超伝導性トンネル連結ニューリスター型電池を1立方フィートに詰め込んだ独自に決断を下せる冷却装置付き頭脳を持ち、さらに操作手の脳波をヘッドギアで増幅して遠隔で交信する機能も持つ。核融合装置で動き、自分で修理でき、人間の12倍程度の力を出せる。
 ところがハングマンは木星の衛星イオの探査後、エウロパで異常行動を取るようになり、カリスト探査を拒否、天王星ティタニアに上陸して観測データを送り始めたのち行方不明。それから20年後、メキシコ湾に着水し行方不明。その翌日、ハングマンをプログラム化した4人の創始操作手の一人が撲殺された・・・。

 

●「チャイナ・シンドローム」(1979、映画、ジェーン・フォンダ主演・製作)  原子炉の融解した燃料が。1)

●「黒豹伝説−特命武装検事・黒木豹介」**(1987、門田泰明、祥伝社ノン・ポシェット)
 指向性のある核爆発によってプレート運動を誘発させ、大金脈鉱床が眠る東北地方を本州から切り離してしまおうという、トンデモない陰謀「ゼギラス・サーティン」に、黒木豹介と美人パートナーの高浜沙霧が立ち向かう。全長240m、排水量2万トンの巨大原潜や時速120kmで海中を移動できる人工島が登場する。

●「ガイア−母なる地球−」**(1990、EARTH, デイヴィッド・ブリン、ハヤカワ文庫)西村屋選デイヴィッド・ブリン

●「東京湾岸大津波」**(1992、生田直親、徳間文庫)
 気象庁地震課の長老的人物が主人公。チリで微小地震が起きたが津波の恐れは無視される。実は、いわゆるヌルヌル地震であって、大津波がハワイ、東京湾岸を襲う・・・。

●「新海底軍艦〜 滅亡へのゼロアワー」*/「新海底軍艦〜メモリー・オブ・オーシャン」(1995、東宝):地底掘削が可能=スーパーサブマリン

●「マグネチュード10」**(1996、アーサーC.クラーク、マイク・マクウェイ、新潮文庫):プレート同士を溶接して地震をなくそうという物騒なアイデアが登場=アーサー C.クラーク

●「ボルケーノ」**(1996、映画、リチャード・ウッドレー、角川文庫)
 ロサンジェルス市内で大規模な溶岩噴出が起きる・・・。
 小説版では、プレートの大陸の下への沈み込みなどの記述がある。マントル・プルームとマグマ上昇を混同しているような記述もある。東太平洋海膨がアメリカ大陸に沈み込むことにより、サンアンドレアス断層が拡大軸に遷移する可能性を表したものともいえるのでは。

●「震源」**(1996、真保裕一、講談社文庫)
 「ホワイトアウト」が大ヒットした真保裕一の作品。気象研究所地震火山部の主任研究官が主人公の長編サスペンス。地震津波監視システム(ETOS)、地震活動等総合監視システム(EPOS)、ハイドロ・チャートを装備する海上保安庁水路部の測量船<海洋>、海洋科学技術センターの<なつしま>と<ドルフィン3K>が登場する。

●「タイガーシャーク」**(1997, Play Station)=ゲーム

●「鳥玄坊−根源の謎」*(1997, 明石散人、講談社文庫)
 中国秦始皇帝兵馬俑で不思議な金属板が、クフ王ピラミッドの地下500mから高さ96m、長さ150m、幅75mの空間が、富士山麓樹海の地下から高さ600m、長さ1250m、幅800mの巨大空間「大和空間」が相次いで発見される。
 南極大陸の氷下3660mにあるボストーク地底湖に閉じこめられていた『ウルトラモササウルス』が目覚める。全長808m、484万重量トン。海溝三重点に存在する4万3千mもの穴NAKAMURA HOLEに封じ込めようとする・・・。
 優れた学説を連発しながら急逝された地質学者の中村一明さん(東大地震研教授)の名前が登場したのにはビックリ。

●「鳥玄坊−時間の裏側」*(1998, 明石散人、講談社文庫)
 江ノ島で12mもの深海性の硬骨魚類である『リュウグウノツカイ』が打ち上げられる。地震の前触れではないかと恐れる漁民たち。それを海洋科学技術センターの海洋学グループの青山主任研究員、石神亜玖梨博士と名乗る男女が運び去る。不老不死、人魚、浦島伝説の謎を追う主人公たち・・・。
 東海地震、関東地震の可能性について、ユーラシアプレート、北米プレート、フィリピン海プレートの衝突、伊豆半島をいずれのプレートにも属さないマイクロプレートと見なしているとか、いつ地震が起きるかよりも、なぜこれまで起きていないのかを考えるべきとか、富士山噴火との関連、海溝三重点の意味など、興味深い話が出てくる。

●「鳥玄坊−ゼロから零へ」*(1999, 明石散人、講談社文庫)
 鳥玄坊シリーズの完結編。海溝三重点を震源とする地震が増加。気象庁は同海域の水深9000mの海底に深海探査船を派遣する。一方、O157・H7による集団食中毒が急増、子供の死亡は500人を越え、韓国特殊部隊による日本侵略が始まる。海溝三重点のsink holeに閉じこめられていた『ウルトラモササウルス』はついにsink holeから飛び出す。全長960m、618万重量トンに成長していた・・・。

●「螢女(ほたるめ)」**(2001、藤崎慎吾、朝日ソノラマ):地殻内微生物と地震の関係に注目している=藤崎慎吾のクリスタルな世界

●「死都日本」(2002、石黒耀、講談社)
 南九州カルデラ火山の巨大火砕流噴火で南九州が壊滅。さらに南海トラフのプレート境界地震を誘発・・・。第26回メフィスト賞を受賞。作者は内科の医師。
=>小説家・石黒耀さんの大噴火シミュレーション『死都日本』

●「震災列島」(2004、石黒耀、講談社)
 東海地震に東南海地震が連動、名古屋に大津波が。そして日本は?

●「昼は雲の柱」(2006、石黒耀、講談社)
 富士山を題材。

●「ザ・コア 地球が復讐する日」**(2002、ディーン・ウェズリー・スミス、メディアファクトリー)
 ペースメーカーを埋めた人たちがいっせいに死亡。ハトの群が方向を見失って大混乱。スペースシャトルが間違った地点に誘導され、ロサンジェルスの河川敷に緊急着陸する事件が相次ぐ。地球磁場が消えようとしているのだ。各地にオーロラが出現し、1平方kmあたり数百個の雷<スーパーストーム>でメキシコシチューが壊滅する。
 急遽建造された地下穿孔船<バージル号>は、マリアナ海溝から地殻、マントル内に突入。なんらかの原因で停止しよとするコアを動かすため、200メガトンの核爆弾5個を内核表面で爆発させようとするが・・・。

 <バージル号>はダンテ「地獄篇」の地獄の底を案内する詩人から名付けられた。高周波波動レーザーと超音波共振管で岩石を溶かして掘ってインペラーから排出することで推進。24時間でマントルを通り抜け、15時間で内核に達する。掘進速度は時速100km(理論値815km)。全長60m、コックピットと6つのコンパートメントで構成。各コンパートメントの内部はジャイロ安定器付きジンバルで45度まで水平に保たれる。小型原子炉搭載。船体材料は「タングステンとチタンの基質による結晶を極低温で結合させた「アンオブタニウム」で出来ていて、工作は液体窒素で切断。華氏9000度(摂氏約5000度)まで耐える。視覚装置としては音波画像装置とMRI(核磁気共鳴?)カメラを搭載。
 マントル内に幅数kmもの晶洞「クリスタル・ジオード」が存在し、その内側にはビルより高い結晶体が林立する。
 事前の教養として、以下のサイトをどうぞ。
=>双極子磁場の逆転のMHDシミュレーション
=>地磁気ダイナモとコア−マントル相互作用(PDFファイル)
=>地球磁場逆転時における気候・環境変動の可能性について(PDFファイル)
=>急変する地球(西澤徹彦さんの霊性の進化と生命より)

●「燃える氷」**(2003、高任 和夫、祥伝社):東海地震と富士山噴火=深海掘削と飽和潜水

●「オラビ瀬の洞門」(2003、西山忠男、櫂歌(とうか)書房)
 長崎県の変成岩地域を調査する地質学の大学院生が主人公らしい。作者が地質学者らしい。

●「M8(エムエイト)」(2004.8、高嶋哲夫、集英社)/「M8―東京直下型地震―勇気ある決断―」(2005.8、平松伸二、コミック、創美社発行、集英社)
 これがなんと地震シミュレーションを研究しているポスドクが主人公。
 3人の男女は同級生で、いずれも高3のとき6,433人が亡くなった阪神大震災で家族を失った。その11年後の2005年、瀬戸口は地震予知の研究を目指し、松浦は災害地活動のため自衛隊に入隊、亜紀子は神戸出身議員の堂島の秘書を務めている。
 東都大学理学部を卒業した瀬戸口は、ポスドクとして伊豆半島にある大瀬崎地震研究センターを毎月訪れて研究している。「観測データからの予知」や「フィールドワーク至上主義」が主流の研究コミュニティの中で、シミュレーション研究している主人公は冷や飯を食らっているという設定。
 政府の判定会が東海地震を警戒しているところ、瀬戸口はM8.1の東京直下型地震が177日後に発生するというシミュレーション結果を出す。元神戸大学理学部教授の遠山は、11年前に神戸の大地震を予測するも発表を躊躇し、震災で家族を失ったという過去を持つ。その遠山が瀬戸口に全面協力。その時、静岡でM6.4の地震が発生。そのデータを加えたシミュレーション結果は東京直下地震が3日後に発生するという。
 瀬戸口らは堂島議員を通じて異色の東京都知事、漆原に会い、訓練として「非常召集」を発令させたところ、東京でM5.5の地震が発生。そのデータを加えて地球シミュレータに計算させたところ、2日以内にM8クラスの発生を予測する。ところが政府は東海地震の警戒宣言を発令し、自衛隊を東海地方に派遣、また住民には関東、関西方面への避難を呼び掛ける。精度を上げた再計算の結果、東京直下地震の発生は5時間後。都知事は「演習・警戒宣言」を発令する・・・。
(登場人物)
瀬戸口誠治:28歳、東都大学理学部地球物理学教室ポスドク2年目。同理学部付属の大瀬崎地震研究センター
松浦真一郎:28歳、陸上自衛隊当部方面第一師団施設大隊配属
河本亜紀子:
遠山雄次:61歳、元神戸大学教授。娘は久保田由美子
堂島智子:61歳、自民党衆議院議員、兵庫三区、当選5回
漆原尚人:72歳
植村恒雄:61歳、東城工科大学教授、東都大学名誉教授、地震学会会長、判定会会長
長谷川行雄:62歳、中野で鍼灸・整骨院、地震予知市民連絡会(予知民連)会長
(時間経過)
2005年12月3日3:35:物語の始まり、遠山元教授との出会い
12月6日14:42:静岡沖20kmでM6.4
12月7日:漆原東京都知事との出会い、訓練発令
12月8日8:18:東京でM5.5.、予知連が東海地震予知情報、東京都が演習
12月9日13:27:南関東でM8.2

●「TUNAMI(津波)」(2005、高嶋哲夫、集英社)
 「M8」の続編で、「2004年の暮れに発生したスマトラ沖地震を契機として書かれたと思われる作品。
 1万5000余人が亡くなった平成大震災の6年後。主人公は、前作で東京直下型地震を予測した瀬戸口の後輩の黒田慎介。東海電力の大浜原発(御前崎西方にある浜岡原発がモデルと思われる)がある大浜市役所防災課の職員。地震・津波ハザードマップを作成し、また分散型防災情報ネットワークを草の根で開発している。
 2011年8月上旬、東海地方で三箇所の観測点でプレスリップが観測され、東海地震予知情報が発令され、召集された閣議で警戒宣言が出された。その2日後にM6.8が発生し、警戒宣言が解除された翌日、志摩半島沖でM7.8の地震が発生。竣工したばかりの超高層ビルオーシャンビューが倒壊した。しかし瀬戸口らはいずれも予測できず、無力感に襲われる。
 黒田は2つの地震ののちもかなりのエネルギーが残っていること、もし三つの地震が同時に起こると津波の共鳴する可能性があることに気付き、瀬戸口らに改良された「地球シミュレータ」(実効性能48.58 TFlops)によるシミュレーションを行うことを求める。その計算結果は・・・・。

黒田慎介:26歳、静岡県大浜市役所防災課職員。前年1月に名阪大大学院博士課程を中退。太平洋沿岸の市町村に呼び掛けて地震・津波ハザードマップを作成している。
瀬戸口誠冶:平成大震災ののち、静岡県牧之原(御前崎の北方)に設立された日本防災研究センター地震研究部の部長となっている。
河本亜紀子:松浦と結婚し、翼を産み、堂島の跡を継いで国会議員に当選。防災副大臣。
漆原尚人:平成大震災ののち、国会議員に返り咲き、副総理。
DIS:内閣府の中央防災会議が開発した地震防災情報システム
EES:人的被害状況、建物倒壊数、火災被害などを推計する地震被害早期評価システム
8月上旬、 火11:30頃:御前崎沖20kmでM5の地震発生、気象庁が東海地震予知情報を発令、大浜原発を停止、閣議召集
 12:00前:閣議で警戒宣言を出すことが決定。総理官邸の危機管理センターに地震災害警戒本部が設置。
木13:27:伊豆半島沖20kmでM6.8の地震発生、警戒宣言解除。津波30cm
金10:07:志摩半島東沖20kmでM7.8の地震発生、オーシャンビュー(高さ276m)倒壊、谷島総理死亡
 11:50頃:黒田と瀬戸口、日本防災研究センターでシミュレーション
 12:50:東海地震・東南海地震・南海地震が同時発生するシミュレーション結果が出る。
 14:50:閣議の開催
 15:30:総理から重大発表
 15:47:志摩半島沖でM8.3の地震発生
 15:48:紀伊半島沖でM8.3の地震発生
=>高嶋 哲夫(ミルキーウエイ(おりひめの館))
=>高嶋哲夫オフィシャルページ

●「カグツチ」(原作・監修:石黒耀「死都日本」 シリーズ構成:外薗昌也 漫画:正吉良カラク)
 =>オンラインサイト


=>地底探検(なるしまゆりさんのサイト。リニューアル休業中)

=>愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター(センター長による「地底旅行」がある)

(Special Thanks:鋼鉄ドリルさん)
=>科学特捜隊の地底探査車輌<ペルシダー>/ウルトラ警備隊の地底戦車<マグマライザー>/ZATの地底戦車<ペルミダーII世>
=>モゲラ(東宝SF映画「地球防衛軍」、SYU'S WORKSHOPより)
=>恐竜大戦争 アイゼンボーグ(1977、うっしーのおもちゃぐら!!より)/アイゼンボーグ号デンシノヨウサイより)
=>ランドタンサー(科学冒険隊 タンサー5、大宇宙地下秘密メタルスより)
「キテレツ大百科−第1話:ワガハイはコロ助ナリ/潜地球で宝さがし!」の<潜地球>(1988)

=>あの世は縄文時代どこにあったのか
 キリスト教や仏教などの世界宗教は、あの世が天にあると想定しているが、あの世が地下にあると想定している信仰も存在したという。
 具体的には、この筆者は縄文人の血統を受け継いでいるアイヌ人と琉球人の信仰・伝承を分析して、縄文人はあの世が地下にあったと考えていたとの説を唱えています。地母神、水、鏡、蛇の眼に対する信仰は世界の旧石器時代に共通して見られるとも。
 それが現在のように変わったのは、男尊女卑の世界宗教の登場によるのではという。

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